「全てを終わらせるための、ただ一発だけの弾丸」何の変哲もない一発の銃弾。所有者が移動すると消失する。 魔動機術【ターゲットサイト】命中+1 2d+2+2+{命中1} <全てを終わらせるための、ただ一発だけの弾丸>/命中力 「いや、少々語弊があったな。私の娘の姿をした化け物を、だ。」 「私はザード。元冒険者で......今は衛兵だ。」 「アレはここから少し離れたトライネヤ駅で踊っている。......死ぬ前の綺麗な姿でな。」 「そしておそらく......アレはこの夜を終わらせようとしない元凶だ。......確証は無い。だが確信している。私はアレを殺さなくてはならない。」 「娘は......ほら、この子だ。アイリーンというんだ。可愛いだろう?目に入れても痛くない、そんな......。」 「......準備がいいなら早速出発しよう。」 「私は元衛兵だ。暗闇には慣れている。」 「......そういえば、アイリーンが生まれたのも、こんな新月の夜だった。」 「アイリーンは妻に似てくれたのか、とても活発な子だった。3つになった頃なんか、愛犬......ジェパードに乗って街を走り回っていた。慌てて探し回って、市場のおば様達に可愛がられていた......なんて日常茶飯事だったよ。」 「妻は早くに逝ってしまって男手一つで育てていたが、人を思いやる良い子に育ってくれた。......母親がいなくて辛い思いをさせてしまっていたかもしれない。けど、そんなことおくびにも出さない優しい子だった。」 「妻が亡くなるまでは冒険者をやっていた。キングスフォールを空けることも多かったな。……アイリーンには寂しい思いをさせてしまっていたかもしれない。」 「アイリーンの一番のお気に入りは、ハーヴェスで買ってきたイルカのぬいぐるみだった。今でも家に置いてあるよ。あのぬいぐるみを抱き枕にしているとよく眠ってくれたな。」 「私と違ってアイリーンは優秀な子でな。なんてったって、あのユーシズ魔導公国の魔法学園『七色のマナ』で白飛び(入学試験の結果飛び級)したんだぞ?その報を受けた時はそれはそれは......嬉しさのあまり同僚と飲み明......オホン。つまりなんだ。アイリーンは優秀な魔術師だった。帰省してきた時の思い出話がなによりの楽しみだった。」 「喧嘩を売ってきた男子を懲らしめてやった、とか生徒を虐める意地悪な教師の頭を禿げさせてやった、とか。そんな事ばかりだった。才能も背丈もグングン伸びていったが、性格は幼い頃と何も変わっていない。やんちゃで、しかし優しい子だった。」 「…...アイリーン、何故踊っているんだ。」 「疲れないのか。」 「......そうか。でも、駄目なんだ。朝は来なくちゃいけないんだ、アイリーン。みんな、朝は来てほしくないけれども。」 「嫌なわけがあるか、ずっとお前の踊りを見ていたい、こんなに美しく立派に育ったお前と一緒に踊りたい。でも駄目だ、駄目なんだ。」 「ああ、楽しかった、嬉しかったよ、だからとても苦しかった。そしてきっと、もっと、ずっと悲しいんだ。」 「ごめんよ、お前を」 「......すまない。私は......君を救ってやれなかった。」 「......痛かっただろう、辛かっただろう。」 「でもそれを分かってやれないのが、私は一番辛かったんだ。」 「......今は少しだけわかる。大切なものを失った苦しみを。明けないトンネルの悲しみを。」 「......あぁ、夜はもう明けたはず。なのに、何故、こんなにも、 ### ■能力値 //器用度=13 //器用度増強=0 ### ■技能レベル //シューター=2 ### ■代入パラメータ //器用={器用度} //器用増強={器用度増強} //命中1=({シューター}+({器用}+{器用増強})/6+0)