“慈哀の誓女”イヴ
プレイヤー:AD
「罪も罰も、私が拾っていきますよ」
- 年齢
- 23
- 性別
- 女
- 星座
- 天秤座
- 身長
- 164cm
- 体重
- 60kg
- 血液型
- AB型
- ワークス
- カヴァー
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- サラマンダー
- HP最大値
- 38
- 常備化ポイント
- 14
- 財産ポイント
- 14
- 行動値
- 18
- 戦闘移動
- 23
- 全力移動
- 46
経験点
- 消費
- +1120
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | ||
|---|---|---|
| 経験 | ||
| 邂逅 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | |
| 感染 | 14 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | |
| 妄想 | 14 | |
| その他の修正 | 8 | 絶対怜度、ワイルドファイア、リタイアード*2、市井の隠者 |
| 侵蝕率基本値 | 36 | |
能力値
| 肉体 | 4 | 感覚 | 4 | 精神 | 10 | 社会 | 4 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 2×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 1×2 |
| ワークス | ワークス | ワークス | ワークス | 1 | |||
| 成長 | 成長 | 4 | 成長 | 8 | 成長 | 1 | |
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 6 | 射撃 | 6 | RC | 25 | 交渉 | |
| 回避 | 知覚 | 6 | 意志 | 11 | 調達 | 3 | |
| 運転:二輪 | 11 | 芸術:料理 | 6 | 知識:料理 | 6 | 情報:UGN | 3 |
| 情報:裏社会 | 3 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 守護天使 | ― | |||||
| 固定 | 常盤 陽華 | 信頼 | / | 不安 | |||
| 固定 | サーペラント・デ・シュトラーフェ | 慈愛 | / | 不快感 | |||
| エルシー・W・クォールメイト | 友情 | / | 厭気 | ||||
| イレーナ・國枝・オレイカルコス | 庇護 | / | 憐憫 | ||||
| カルセ | 憧憬 | / | 脅威 | ||||
| “奇成論” | 尽力 | / | 嫌悪 | ||||
メモリー
| 関係 | 名前 | 感情 | |
|---|---|---|---|
| 恩人 | 水瀬 アリア | 憧憬 | |
| 旧友 | “破滅の焔蛇” | 幸福感 | |
| 古巣 | 黒桜隊 | 懐旧 |
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| 凍てつく刃 | 7 | オートアクション | |||||||
| 氷の城塞 | 5 | セットアッププロセス | |||||||
| 氷の塔 | 7 | メジャーアクション | |||||||
| 災厄の炎 | 7 | メジャーアクション | |||||||
| 絶対冷度 | 5 | 常時 | 基+3 | ||||||
| 先陣の火 | 5 | セットアッププロセス | |||||||
| 氷雪の守護 | 5 | オートアクション | |||||||
| フェニックスの翼 | 5 | クリンナッププロセス | |||||||
| ワイルドファイア | 5 | 常時 | 基+4 | ||||||
| 吹雪の守護 | 1 | オートアクション | 80% | ||||||
| 不死身の炎 | 5 | セットアッププロセス | 100% | ||||||
| マクスウェルの悪魔 | 5 | オートアクション | 妄想、120% | ||||||
| 結合粉砕 | 5 | メジャーアクション | ピュア | ||||||
| 閃熱の防壁 | 5 | オートアクション | ピュア | ||||||
| トーチライト | 5 | セットアッププロセス | リミット | ||||||
| ダイアモンドダスト | 1 | オートアクション | リミット | ||||||
| 氷炎の乱舞 | 7 | メジャーアクション | リミット | ||||||
| Cr:サラマンダー | 3 | メジャーアクション | |||||||
| 熱感知知覚 | 1 | ||||||||
| 氷の理 | 1 | ||||||||
| 不燃体 | 1 | ||||||||
| 温度調節 | 1 | ||||||||
| 快適室温 | 1 | ||||||||
| 炎の理 | 1 | ||||||||
| ???? | 1 | ||||||||
コンボ
- 組み合わせ
- 氷の塔or災厄の炎+結合粉砕+氷炎の乱舞+Cr:サラマンダー*スカードエンジェル
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界or至近
- 侵蝕値
- 14
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 基本
- 22
- 29
- 46
- 侵LV+1
- +1
- +6
- 22
基礎コンボ。暴走前提。
装甲無視の射撃攻撃。
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| -EM:暴走剣[CI:ハイテクノロジー] | 20 | ハイテクノロジー指定:RC |
| 防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| EM:愛用のジャケット[CI:耐ショック性能] | 25 | 指定:RC |
| ヴィークル | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 行動 | 攻撃力 | 装甲値 | 全力 移動 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| EM:スカードエンジェル | 15 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| UI:ウィンドスカーフ | 10 | ||||
| UI:回生のピアス | 15 | ||||
| UI:ストレンジフェイズ | 15 | ||||
| UI:悠久の氷石 | 15 | ||||
| EM:アフターライフ | 5 | 指定:仁義の志 | |||
| -EM:仁義の志*3 | 15 | ||||
| EM:リタイアード*2 | 10 | 指定:暴走剣/†祝福の子 | |||
| -EM:†祝福の子 | 30 | ||||
| EM:名探偵の帽子 | 20 | ||||
| EM:市井の隠者 | 30 | ||||
| EM:黎明時計[12-D/S] | |||||
| -黎明特権/サガ |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 130
| 216
| 634
| 225
| 45
| 1250
| 0/1250
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
「はいはい。今日はカレーにしましょうね」
「喧嘩しないの。しかめっ面してたら幸せが逃げちゃうから、ね?」
「────────もう。誰も、悲しむことが無いように」
「誰の死だって見たくない、血も、悲鳴も、思い出させる何もかもが嫌なの」
「ねぇ。アナタ、私の事嫌いでしょう?良いわ、好きなだけ嫌ってくれて。…………それが私の罰であり救いになるから」
基本事項
アライメント:秩序・悪
誕生日:7/10
好きなモノ:子供の笑顔
嫌いなモノ:なし
苦手なモノ:煙草
特技:火加減が重要な料理
趣味:なし
人称:私/貴方、貴女/彼、彼女、アレ
概要
夜刀神の加賀稚に存在する教会を一人で切り盛りするシスター。
数人の孤児を引き取って共に暮らしていたが、現在は少な目or居ない。
氷の操作に特化するサラマンダーピュア。"音も無く"、静かに凍り付き、ひび割れる。溶け落ちる雫も消え。残るのは罪有る骸のみ。
周囲の鎮圧を得意とし、彼女の"姉"曰く『前衛を張れる相棒が居れば最良のバディが完成すると思う』とのこと。
常日頃から優し気な笑みを浮かべる、聖母のような女性。だが、何処か遠い場所を見ているような不思議な雰囲気も持ち合わせている。
困っている人が居れば放っておけない、お人よしでもある。断らない女。
休みがあれば誰かの手伝いをするような彼女であるが、たまに誰かに対して手紙を書いていたりする。
誰にでも優しく、怒ったりする様子を見せない彼女ではあるが、自身に対してだけは厳しいようだ。
秘密の事。
普段から付けている手袋を外すと、火傷の跡や切り傷を見られる。他にも、いろんな場所に怪我の跡を持つ。
そして────────毎日つけているらしい彼女の日記。レネゲイド能力でもない異質の力で閉じられているが、果たして。
基本装備
右眼
彼女の右目は“怨念の呪石”と呼ばれる道具と酷似した性能を持つ。
その性能の覚醒は彼女のある感情の発露を契機としたが、同時にその感情の一切を彼女から奪いさって行った。
人が生来から持ちうるはずの衝動、憎悪の類い、あらゆる悪感情。彼女はその感情を発露しようとする度に、代わりに眼の作用による気絶しそうになる程の凶悪な頭痛を発症するのである。
「数年前は、良く痛んでいたのですが。最近はそうでもなくなりまして」
簡易的な経歴
夜桜事件後、彼女の"姉"にあたる人物とその友人による手回しによって、とある街へと行きつく。
そこでまともな一般人としての感覚を手にすると同時に、"姉"から人の生き方、"先輩"から誰かへの優しさを改めて教わる。
それが二年前までの話。きっと、彼女にとって変革の一年で。
その後、知り合った便利屋兼建築士の計らいで夜刀神の加賀稚に存在する教会に住むことになる。
ちなみに。"イヴ"の名は、その一年で最も彼女に影響を与えた■■の名を借りたものである。
半年前。彼女が夜刀神で『優しくて頼れるシスター』として名が知れ渡り始めて、落ち着いて来た頃。彼女の元にUGNが接触してくる。
贖罪、騒乱の始まり。彼女の世界に、再びソレが侵蝕してくるのである。
履歴
備忘録
骸は屍人に
何処かの街の、路地裏。
「居た」
「うわヒド。しっかり見なきゃゴミと同じじゃないか」
自分を見つけたのは。白い星のような、彼女で。
うわごとのように、延々と失態を吐く自分の声を。
隣で酒のつまみのように聞いていた。
「へぇ。むざむざ手玉に取られて仲間殺したってねぇ」
「────────あのさぁ。君がそこまで落ち込んでて何か変わるの?」
「変わらない、変われない。ずっとそこで蹲って地団太踏んでなよ」
「それが嫌なら……付いてくる?生憎ボクは優しくないんだ」
「君の為に死んでった仲間の命、ただ無意味にしたくないなら、さ」
────────それは、いやだ。
自分が初めて得た、人間らしい感情。
「ん、良い顔するじゃないか。それだよ」
「ほら。見せてあげるよ、世界の広さを」
きっと。彼女は、私にとっての案内役(サンジェルマン)で。
屍人は人間に
「この子が?私の?同郷ゥ!?」
「は!?こんなボロボロな子が…………」
「ふざけんな」
「何したのか知らないけど」
「どれだけ罪を重ねたのかも分からないけど」
「許さない認めなーいありえなー---い!!!!!!!!!!!!」
深紅の薔薇の、彼女。自分と同じ、片眼のようだけれど。
私と違う、強さを持っているのだと、その絶叫で理解した。
「…………良いわ」
「貴女が何者でも良い。力になってあげる」
「何をしても、何を消そうと。私は消えてあげないわ」
「てか!まずその服よ、センスがないわ!何そのよれよれスーツ!?買いに行くわよ!!!!」
…………元気すぎる、とは思う。
「はいまずコレ!うんうん……次コレ!」
(なんで俺達まで?)
(たまにはいいじゃない。エルが私達呼ぶなんて珍しいと思ったら……)
(さけのみたい)
「良い感じ!こっちにしましょ、じゃ次は…………」
自分は着せ替え人形ではないのだが。
「うーん。何か足りないわね」
「────────これよ!!完璧!!!!」
「という訳で。どう!?自信作!」
「眼が痛い」
「派手じゃない?」
「趣味悪っ」
「全員酷い!!!!」
「まぁ合ってるとは思う。眼帯も髪留めのおかげかアクセサリー位になってるしな」
「うんうん、白と赤がマッチして美しさが際立ってる!綺麗ですイヴさん」
「エルシーファッションが合うとはボクは思わなかった」
「そこのチビ義姉表に出なさい今日こそ決着をつけてあげるわ」
────────友達とは。こういう暖かいもので。
友情とは。こんなに、眩しいものなんだろう。
自分の中に、ほんの少しだけ灰色が浮かんだ。
それから。何度も、彼女達に連れられて。
結局、私の服は殆どがエルシーさんに見繕ってもらったものなのです。
最後の桃源郷と極天の太陽
「……言っておくけど。もううちのベッドは満員なんだ」
「それに…………僕の腕じゃ君を治せない。悪いな」
医者。
「ふーん。綺麗な眼をしてるね、あなた。うん、透き通るようで」
「でも少し透明すぎるかな。濁りがあるのが人間だからさ」
古物商。
「────────ハァ?マジで?ご愁傷様というか……」
「不幸指数マックスだな。けども……生ってのは面白い、まだどうなる分からんぜ?」
旅人。
「成程。事情は聞いたけれど、私は今回は頼りに成れないと思う。だって私だし……」
「言えることは一つ。人間というのはね、存外何とでもなってしまうんだよ」
船長。
そして。
「こんにちは!アナタがイヴ?」
「私、アリア。水瀬アリア、宜しくね!」
太陽に、出会った。
花火の夜に、話してくれた事。
彼女の後悔。
「え?うん。そうだね、私のせいで私の生きてた世界線は跡形もなく滅ぶことになっちゃった」
「生き残った皆も、色んなものを失ってさ。凪は体の大半が誰かの埋め合わせだし、鈴は■■を完全に使えなくなっちゃったし。楓は結局腕も足も何かもを治せなかった」
「それにさ。私を助ける為に、一度は死んでるんだもん。三人とも」
「…………解決はしたんだよ。凪とその仲間が、ケリは付けてくれた。滅びはしたけど、それ以上にはならなかった」
「それ以上には」
「うん。私の罪は、何一つとして解決してないんだよ」
「私が負けて。滅びのスイッチを押した。────────私のせいだよ、何もかも」
「そうじゃなかったら、ダメなんだよ。なのに、誰も。私を罰してくれない」
「きっと恨まれるべき、憎まれるべき、傷つけられるべき。寧ろそうしてほしかったんだ。でも、そうしない」
「凪は何も言ってこないよ。いっつも、笑いかけてきて。笑っていて、って言ってくるんだよね」
「鈴はいっつも優しくしてくれる。不自然なほどにさ、私は何にもしてあげられなかったのに」
「楓は。最期の最後まで、『あなたを信じているから』って、言ってきて。────きっと、私がしくじらなきゃ」
「赦してくれてるのかな。それも、分かんない。分かんないよ」
「だから。私は、皆に。笑顔で答えるしか出来ない」
「誰かの笑顔のために…………ごめんね、参考になんかならないかな」
彼女の顔を、未だに覚えている。
誰よりも強く優しく在る彼女の、弱さの姿を。
(え?実際どうなの話題になられてる兄妹)
(あのね。片腕片足吹き飛んで猛毒喰らってて呼吸もままならない回復も出来ない状況下で相手は全リソース永続持続回復持ちの対軍殲滅兵器、勝てると思う?)
(むしろ僕が辿り着くまで半日戦えてたのが奇跡だよ。そんな相手に良くそんなに戦えたもんだって何度も言ってるんだけどなぁ)
(何度も言うけどリソース吐き切って雑魚同然のアンタがあの子助けに行って僅かにでも一瞬安心させたのが敗因だと思うわ)
(うん。返す言葉もない、なので僕が彼女を恨む筋合いは欠片も発生しない。だってあの時だと僕でも無理だもん)
(そ。てかアタシに関してはあの子に何度も何度も死地を助けられてるもの、恨みより恩の方が大きいわ)
(やっぱりアリア嬢が最強ってはっきり分かんだね…………)
どうすれば。アナタみたいに、強くなれるのか。
「────────うん、私はね。罪滅ぼしみたいに聞こえるけどさ」
「皆が、笑顔で笑ってくれてればそれでいいの」
「私一人が居なくても。世界は廻っているんだもん」
その無垢で美しい、太陽のような笑顔に。私は、一筋の救いを見たんだ。
(あ、これヤバいんでは?アリア嬢のアレは天賦の才と俺達みたいな変人が付いてるから成り立ってるだけですよ?)
(師匠。そう思ってるなら何かしらアリア姉さんの周りにテコ入れを入れるべきだと思います)
(入れる必要もなく何度かあった。でもアリアが曇ると大体玲かシュリアが来て全てを解決していく、おのれ希望野郎と万能娘)
(あ、はい。運命って怖いですね…………アヴェルツァ兄さんでも諦めるコンビは……流石に…………)
人間は歩き出す
「で。ホントに一人でやっていくんだね、キミ。ボクは知らないよ?」
決めた事なので。一年間もお世話になりました
「そ。じゃ、頑張れー。なんかあったら此処連絡して」
分かりました。お元気で、陽華姉さん。皆さんにも宜しくお願いします
「うげ。その呼び方やめてって何度も言っただろー」
ふふ。…………また、来てくださいね、ハルさん
「ん。バイバイ、セラフィ……じゃない、イヴ」
「うん、良い顔するようになったじゃないか」
「随分長居しちゃったかな。私も行くね、バイス君たちもよろしくって」
はい。賑やかな方達でしたが、勉強になりました
「────────もしかして、まだ。あの時の話、引き摺ってる、かな」
えっと、それは
「昔の話。…………アレは、私が出会いにとても恵まれていたからであって」
「イヴちゃんが、そうなるか分かんないんだよ?」
はい。でも、良いんです
少なくとも私は、納得しました。今出来る事を、やれる事をするって決めました
過去を清算できるとは思いません。きっとこれからも、その機会は訪れないでしょう
「な、なら」
でも。それは、立ち止まる理由にはならないとも、教えてくれました
世界を知らない私に。最初の色を教えてくれた人達が、繋いでくれたこの命で────────
誰かの色を、塗る手伝いを、したいのです
「────────」
そんな、悲しい顔をしないでください。良いんです、決めた事です
これが私が私に向ける最初で最後の"任務"です
「そっかぁ。じゃあ、信じるよ」
「皆と一緒の、大事な時の、強い顔。されちゃったら、止められないなぁ」
?
そんな変な顔を、していましたか?
「うん。変な顔じゃなくて、カッコいい顔!うん。そっか、そっか!」
「イヴちゃんにそんな顔されちゃったら私も止まれないなぁ!」
あ
「ありがと!じゃ、また何処かで会おうね!」
はい、また!
希跡は語る
「……仔細は聞いた、すまなかった。その眼と体質について、元凶を代理して謝罪させてもらう」
「申し訳ないが、私にそれを直す術は今の所無い。出来る事は、眼と"月鏡"の因子をある程度自由に制御できるようにすることだけだ」
「その程度の措置しか出来ないが、受け取ってほしい」
全く以て『その程度』ではないのだが。彼の申し出を、受けることにした。
その裏で。見えてくる聞こえてくる、馬鹿騒ぎ。
何故か。自分はそこに、千弥の、花梨の、隼人の。面影を、幻視した。
どうして?
「そうか。それが、君の仲間か」
何故か。青年は、その虚ろを知覚していたようで。
「すまない、見えてしまうんだ。共鳴の類だと思うんだが……うん。『楽しい』。君にとって彼らに向ける感情は、私が凪達に向ける感情と同じだ」
それが。きっと、その幻視に向けた、自分の感情の名。
そうか。そういう、ものなんだ。
しらなかった、ようやく、りかいした、できた。
不思議と、眼から何かが溢れていて。
それが、涙だと知ったのも。始めてだった。
あぁ、遅い。遅すぎるのだ。どうして自分は、こんなに愚鈍なのだろうか。
どうして。今になって、あの時流すべきだった涙を。流しているのだろうか。
「────────言っておかなければならない事がある」
「エンドメーカーの感情の代償は確かに対処可能だ、けれど。それは純粋な対処ではない」
「君の生命との等価交換。別に死が近づくわけではない事は先に言っておくけれど」
「その代わり、一定の周期で君の体を"傷を開く"形で置き換える。うん、非人道的行為だと理解している」
「少しずつ、少しずつ。清算されるまで続く」
「恨んでくれて構わない。けれど、私にはこの方法が最良だと結論付けた」
篠宮玲。完璧なる希望の人。あなたがそういうのであれば、そうなのだろう。
その優しさを、受け止めるしか私には出来ない。そして、何よりも。
自分に、"恨む"“憎む”という感情は存在しない。ので、安心してほしい。
そう、告げた時の彼の顔。悲愴を隠そうともしない、その表情に。
自分はまた少し、心に曇りを得た。
────────────────────────
"終末告人"。王の、貴き介添え。
私はその成り損ない、失敗作。
満天の白でもなく、優雅の赤でもなく、王たる閃光の金でもなく。
あの万能の透明には遠く届かない、底の底、閉鎖された沈黙の青。
誰もが、私に足りない何かを持っていて。私が理解できない何かを知っていて。
あの日手に入れたはずの、真っ黒いソレを。私は今も、言葉に、感情に変えられない。
いつか、その感情の名前を。教えてくれるアナタに出会う日を、待っている。
最果ての楽園にて
夢。私が、ハルさんに見つけられた、その夜に見た軌跡。
平原。何処までも続く、緑の原。
誰かと一緒に、立っていて。
『これは夢。我が縁者がときたま見る、私の記憶片』
「貴女は」
隣に。眼も髪も肌も、何もかもが白い女性。
『イヴ』
『原初の罪人、最古の星の欠片』
『覚える必要はない』
「その」
私を気にせず、彼女は続ける。
『貴女の罪は貴女だけのもの』
『たとえ、誰かが背負おうとしても。それを引き渡す事は叶わない』
『当然。押し付けることなど、出来はしない』
────自分の、罪。
「はい」
『その手に付いた赫は、永遠に貴女から落とせない』
『幾ら洗っても、擦っても、抉っても、焼いても切り落としても、落とせない』
『理解しているな』
「勿論」
考える必要もなく、口からその言葉が出た。
彼女は、少しだけ目を伏せて。
『────────その先、貴女は鏡と出会う』
『文字通りの鏡写し。外見も中身も、貴女とは違うかもしれないが。その魂が理解するだろう』
「かがみ」
『その時。貴女は向き合わなければならない』
『自分の罪と、もう一度』
「つ、み」
『誰かの手を借りる事は叶わない。貴女一人で』
『自分の、自分だけの力で』
「自分は」
『今の貴女では、自死を選ぶだろう』
『だが。それは許されない、世界が君を生き長らえさせる』
『何もかも無駄になって無意味になって、君が最も嫌う結末になる時だけ。君は死に至る』
真っ白いその双眸が。私に突き刺さって。何も言えなくなる。
憎悪も恐怖も、何の悪意もない、純粋なる意思から生まれた圧。
「どうすれば、良いと」
『自分で決める』
『君の生は君にしか選択できない』
『鏡の君でも、唆す事しかできない』
『もしもの君でも、揺るがす事しか出来ない』
「────────」
何を、返せばいいのか、分からない。
『無駄な言葉を吐いた』
『老婆心は此処まで』
「はい」
『何者でも、確定された未来を知っても備えをするしか術はない』
『変えられる未来なら話は別だが。生憎その手の眼ではない』
「…………」
『全く。縁者も面倒な役回りをさせる』
彼女の表情も抑揚も、一切変わらなかった。
けれど、底に在る鉄の意志が見えた。
「その」
『なんだ』
「ありがとうございました」
『そうか』
『励め。いつか来るその時まで』
『アナタを変えられるのは、アナタだけなのだから』
水と緑の背景。逆光に、白き笑みが輝いた。
今でも、心の中に残っている。あの笑顔は、きっと私には出来ないから。
PLの吐き捨て場
[作者の吐き捨て場]
結局鉄仮面がある程度人間味付いただけで何も変わってねーじゃねーか!!!!
どうして花梨達と一緒に居た頃から現在のように仲良く出来ていなかったのか?
黒桜隊の面々に非があるわけではありません。
答えは簡単。セラフィにとって彼らが「黒桜隊の同胞」と言う第一名目があったからです。
彼らは「仕事仲間」であり、かつセラフィには今まで友人という概念は理解していても保有していない、必要ないという認識(そもそも友人とは人間様のものなので道具たる自分にはうんぬん)。
仕事を第一優先とする精神が抜けていない状況では、彼等との連携は兎も角友情を深める意味が分からなかったんですね。
「自分は道具なのでご自由に扱ってください」ってことですね。カス。
黒桜隊で無くなり、暗殺者でもUGNエージェントでもない肩書を持たない「ただの」セラフィであったタイミングでハルが接触してきたのが最初の要因。
同僚でもなく、目標でもなく。だったらなぁに?というお話。
「ボクと君は友達だよ」って認識をさせるのではなく定義を押し付けろ。
一番大きいのはハル・エルシー・武月の師匠の問答無用唯我独尊問題児トリオが初手だった所です。
因みにセラフィに対する一番のメンタル治療法(対応法)は「うるせぇ!行こう!(強制的に連れ出す)(荒療治)」
何者でもない状況から、無理やり色を付けられる。馬鹿騒ぎに無理矢理巻き込んで、極彩色に放り込む。
実験体であり道具であった処から黒桜隊に入ったところで人間としての最低限のカタチを整え、そしてうちの騒がしいPC共その他大勢に揉まれる事で仮面から人間の顔に切り替わったんだね。世話が掛かるってレベルじゃねーぞ。
道具→人間っぽい道具→人間の真似をしてる道具。そんな感じ。
それが空白の二年半にセラフィがイヴに成った成り行きです。
ま、上記で言った通り根底変わってないんですけどね。
人間の心は少しは得ましたが、自戒の念は消えていません。それは問題児達も分かっていました。何なら自身に対する定義付けは悪化してたり。
なので、「じゃあほっとこ」。衣食住の問題だけはある程度解決しておいて(ついでに廃教会の管理も押し付けて)、後は自立を促すことにしました。
ある程度の食い扶持を稼げ、かつ人とのふれ合いをこなせる立ち位置。万屋兼シスター、良し!
彼女がそれを了承した時点で、彼らの干渉自体は途切れました。────────まぁ、"白鬼以外"の過去も追ってくるんですけど。
シナリオ本編に関わる事になったのは、とある馬鹿が「因縁の相手との機会来るぜ。あとアイツの複製体作られるらしいぜ!オモロ」と知りやがったことから。
どうやってかは不明ですが。遠くない未来、彼女が(多分)苦しむ事になるであろう場面を複数確認した大馬鹿は、それが上手くイヴにぶち当たるように手を廻しました。
UGNとイヴの連絡が断絶していたのも、唐突に復旧したのもソイツのせいです。愉悦野郎が。
ちなみにサーペちゃんが生まれなかったらイヴは連絡途絶のままエンドメーカーの代償で死んだでしょうね。白鬼?さぁ…………あ、蛇(サガ)の問題をある程度解消しないと3年か5年後位に死ぬよ。
ハルや一部面々は今も顔見せてますけどね。まぁ数名彼女じゃなく教会地下のワイン蔵目当てですけど。
ちなみに繋がりはありますが全員所属はバラバラです。UGNにFH、ゼノスにフリーランス。来るな教育に悪い。
あ。そうそう、一番最初の巣である"交血"。完全に滅びてないので、どっかで彼女回収しようとしてくるんじゃないかな。
何か知らんけどエフェクト全部無効化されるから頑張ってね。
破滅の焔蛇
想いの底で、顔も見えない誰かが嘲笑う。
……訂正。恐らく、そういう類の感情を私に向けている。
ただ、己の在り様を淡々と突きつけてくる。
『君に在るのは使命感だけさ』
『怒り、憎しみ、恐れ。そう言う悪意は、全て私が持っている』
『君はずっと不完全だ。例の鏡の対抗因子なんてあっても、意味なんて無いよ』
『全てを焼き尽くす炎。幾ら力が反転しようとも、手放せてはいないよ』
『ねぇ、大人しく死んでおけばよかったんだよ?どうして生きているんだい』
『いや、いや。生きていないとね、そうじゃないとね。君には為さなければならない大罪がある』
『────────あぁ、安心しなよ。私は君の影。敵じゃあない、多分ね』
『信頼出来ないかい?そうか、当然だとも、それでいい。とりあえず、不信感は無くとも理性はあってもらわないと"終末告人"の力は無くなっちゃうからね』
『君に永遠に救いは無い、訪れる事なんてありはしない。君は罪を贖う旅を延々と続けなくてはならない』
『まぁ、他の誰かの救いにはなるさ。君の利になんて欠片もならないだろうけど』
『じゃ、私はコレで。精々悪意に塗れた悪夢を行燈もなく歩き続けるといい』
『辿り着ける場所なんて在りはしないけど。また会う時は、死に際さ』
『…………私の名前?』
『そうだね。【サガ】が良い』
『ただの蛇。王になり損ねた、介添えさ』
オマケ・真祖の書置きと工房長の愚痴
サガ。四つの贄の一つ、破壊する炎を任された蛇。
大地を癒す毒の蝙蝠、死に至らせる呪詛の鬼、そして舗装する光の人。
厄災と黎明、王の為に星を生まれ変わらせる軌跡。
異界の吸血鬼の王と、古き吸血鬼の姫。
交わる血が、奇跡を起こす。 "交血"首魁 亜理栖 和斗
「誰がどれ持ってるんだっけ?」
「エルシーがキバでセr……イヴがサガ。そしてコレから迎えに行くのがダークキバ、イクサはお母さんが迎えに行った」
「お母さん……あ、篠乃さんか」
「そ。キバみたいに仲良くしてくれてりゃいいんだけどサガはアレだったからな~~~~」
「ま、何とかなったしいいじゃない。あー、逢魔時の話UGNに投げちゃダメだよ?余計に勢力増やすと世界滅亡ルート待ったなしだよ」
「 ((; =゜з゜=)) ~♪」
「やってるねぇ。まぁライドウォッチの話、どっかから漏れててもおかしくないよなぁ……」
「てかシャーロックかフェアリーテイル辺りがもうやらかしてるんじゃね?とは思ってるぜ」
「うーん。何とかしないとなぁ」
秘め事はカクテルの中に
「あのさ。その鬼はボクはどうでも良いんだけどさ、交血が来たらどうすんのさ?そっちまで手回んないよ?」
「自分でどうにか出来るから心配すんな」
「レネゲイド能力、使えなくなるんじゃなかった?」
「誰がレネゲイド能力で相手するっつったよ。別の手段、あるよ。普段は封印指定だけど」
「…………マジで?」
「マジで。…………まさかラクシア適正発現するとは思わなんだよ、カルセが来たとはいえ」
「ま、蛇が同調した上で血縁者が同行してないと使えないしな……」
さて。こればっかりは、私も想定していなかった。異界の理、我が身が引き込んだか?
はてさて、何が起こるやら?
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