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V-41-M煙草魔動蒸気機関圧着式金属鎧 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

V-41-M煙草魔動蒸気機関圧着式金属鎧シガーリーフ・ヴェイパースーツ

基本取引価格:32,000
知名度
15
形状
背部の蒸気機関部分に煙草を詰めることができる、蒸気圧によって装着する全身鎧
カテゴリ
〈金属鎧S〉
製作時期
魔動機文明
概要
魔動機文明において一部の煙草愛好家によって戦闘中でも煙草が吸えるよう設計された金属鎧。宝石ケース、マギスフィア(中)を兼ねる。
効果

※フェアリーテイマー技能レベル1属性契約:光1ランク、マギテック技能レベル1を前提とし、〈宝石ケース〉(マギスフィア(中)〉として扱うこともできます。

[常]煙の鎧

エピックトレジャリー106ページにて記載された〈刻み煙草〉を「3つ」金属鎧に装備することができ、〈刻み煙草〉の使用によって特殊効果を発揮します。〈刻み煙草〉は一つで10回分使用でき、合計30回すべて使用すると、背部の蒸気機関部分から使用済み煙草が排莢されます。

[常]接続機構

同じくシガーリーフと名の付く武器・装飾品と接続することで、〈刻み煙草〉を供給することができるようになります。

[補]蒸気機動形態

MPを「5」点消費して脚部の排気管から蒸気を噴出し高機動状態となります。
MP「5」点と〈刻み煙草〉を1回分消費し、1ラウンド(10秒間)の間、回避力判定に+1の補正が入ります。2ラウンド目以降は〈刻み煙草〉1回の消費で蒸気機動形態を継続します。

用法 必筋 回避 防護 備考
20 9 ※マギテック技能レベル1、フェアリーテイマー技能レベル1属性契約:光1ランク

由来・逸話

魔動機文明時代初期から中期にかけて制作され運用されたという異色の金属鎧。蛮族による侵攻、魔法王による戦争が勃発する最中、煙草は軍人にとっての必要不可欠な嗜好品であった。戦時下によって起こる緊張の緩和、ストレス低減を目的とする。中毒になる者が多かったがしかし、軍部は煙草の所持を禁止するわけにはいかなかった。

戦時下において嗜好品の質・量が兵隊の士気に影響する。たとえ嗜好品一つでさえ妥協して負けることになれば、後世のご高説を宣う歴史家に「戦場において重要となる兵の飴と鞭の“飴”を怠った愚者」と語られるは必定だと考えられる。

煙草は戦時において重要な戦争資源であった。

だがしかし、いつ何時戦闘が起こるかわからない戦地であり、煙の発生という問題から安全が確保された場所でしか吸うことができないものでもあった煙草は、逆に中毒になった者にとって強いストレスを招くことになった。軍の規範を破り、草木に隠れて吸う者が、煙や臭いによって魔法を撃たれるといった愚かな事件も起きたことによって、さらに煙草の使用条件が厳しくなった。

そうした中で開発されたのが魔動機によって小型化に成功した蒸気機関を背部に組み込んだ加圧蒸着金属鎧の存在だった。

この加圧蒸着金属鎧は、従来の金属鎧の欠点であった機動力を蒸気機関の排気によって解決しようと開発・設計されたものである。

この蒸気機関に煙草を加工し加熱媒体とする機構を組み込み、設計されたのがV-1-M試作煙草魔動蒸気機関圧着式金属鎧である。

V1Mの欠点は手動で蒸気機関を運転するために必要な水の入れ替えが必要な点、蒸気機関による金属鎧全体の加熱で起こる全身火傷、また装着者が吸引する煙草の蒸気が高熱であるため喉や口腔内に火傷を負うというものであった。これらを解決するために注目を浴びたのが光属性妖精魔法である【ヒールウォーター】の存在である。

【ヒールウォーター】は治癒効果を持った水を生成するという点であり、また3分間は水が消失しないという効果を持っていた。これを背部の蒸気機関以外の全身に循環させて冷却させつつ、【ヒールウォーター】を加熱することで発生する蒸気によって火傷を治癒しようという意図があった。

結果として、蒸気に変換した【ヒールウォーター】は微弱ながらも治癒効果を有しており、また循環冷却によって火傷がなくなったため開発としては成功と言える。この時点では装着者本人が戦闘中3分毎に【ヒールウォーター】を行使しなければならない状態だったが、宝石を装着する部分を制作し回路機構を組み込むことで極めて弱い効果であるものの【ヒールウォーター】の代理行使を可能としている。

以降、さまざまな改良が成され、現在流通しているV-41-M煙草魔動蒸気機関圧着式金属鎧を最後に開発が停止している。

一見馬鹿馬鹿しいとも思えるこの金属鎧だが、通常兵装であり主流となっていく「熱剣:蒸気煙刃スチームライター」や煙草を加熱したことで発生する副流煙の兵器転用「噴煙器:管機構シガーキス」、追加兵装となる「方盾:灰皿アストレイ」の登場、果てはカルキノスを源流とし魔動機と蒸気機関の融合によって可能となった大型飛行兵器「魔動機:煙昇青鸞フュームアルグス」の開発成功によって笑い話では片づけられないものとなっていた。

この金属鎧を運用するためには金属鎧に対する高い技量と、妖精魔法、魔動機術に触れた者を要求するが前提条件を満たせれば戦闘中においてもスムーズに煙草を吸うことができるだろう。もちろん、戦闘面でも安心できるものとなっている。欠点として考えられる自身や周囲の肺の汚染は、【ヒールウォーター】が微弱ながら残っているため心配はない。ただし…蒸気によるものか、金属鎧内部は非常に蒸れることや、煙草の臭い自体は消すことができなかったため、消臭手段は必須だろう。

製作者:烏賊パスタ