“救いの暁/神秘の刃”天火昭那岐禊祓命/御月守晴命
(不明/小神:日ノ本列島)聖印と神像
神格と教義
天火昭那岐禊祓命
ある国が領土として有する島の中で、規模は小さいものの神として奉じられている小神です。天火昭命、または昭那岐命とも呼称されます。司るものは、名が示す通り「日光」や「厄祓い」であると語られており、それらから転じて「生命力」「豊穣」のシンボルであるともされているようです。
司るものだけを見れば、朗らかで快活そうにも思える神格ですが、その手には「触れた相手の生命力を無慈悲に奪い去ってしまう」という、決して解くことの出来ない呪いが宿されているとされます。しかし、太陽がよく見える日だけは呪いが弱化し、僅かな間だけであれど他者に触れられる他、触れた相手のケガレだけを吸い取り、生命力に置換してから返還するといった文字通りの神業が行えるようになる……という伝説が、全ての信憑性がある文献に見られます。ただし、神としての歴史は比較的浅いためか、「得られる効果は、主神達の起こす御業程ではない」というのが一般的な見解のようです。
また、「全盲である」「翼を生やしている」という説もよく文献に見られます。前者は信頼のおける情報であるというのが一般的な見解ですが、後者に関してはやや信憑性に欠け、現在でもよく神学者達の議論の的となっています。
御月守晴命
天火昭那岐禊祓命に仕えるとされ、同じ範囲で奉じられている小神です。御月守命とも呼称されます。司るものは、やはり名が示す通り「月光」と「守護」であると語られており、転じて「精神力」や「安寧」の象徴であるともされています。
天火昭命の手に宿された異能が唯一効かない存在であるとされていますが、そうなるに至ったとされる理由は諸説あり、これと断定できるだけの情報は現段階では無く、主人の翼議論同様、各地の神学者達によって熱心な議論が行われています。なお、それを理由としてか、主人に臆することなく触れて甲斐甲斐しく世話を焼く……という情景を描いた絵や文献が残されており、このことは天火昭命が全盲であること、ひいては「それを許されるだけの相手」であることの証左だとされます。
基本的に天火昭命の信仰は「穏やかな心を持ち、他者に身を尽くして奉仕する」ことを、御月守命の信仰は「その身を盾としてでも、他の存在を守る」ことを教義としていますが、二人で一つの神格であるとした場合には、それらを合わせ「互いを大切に想い合い、そして支え合う」ことを教義とする特異な神格となっています。彼らの信者は二人を一つの神格として捉えつつ、それぞれの性質も欠かさず大切にするという方針の信仰をしているようです。
格言
「たとえ世界が望まなくとも、あなたの傍に」
特殊神聖魔法
- 2
- ≫△【変化の術】
- 消費
- MP3+α
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 1時間
- 抵抗
- なし
- 概要
- 神獣とされる動物の姿に変化する
- 効果
彼らの信仰において神獣とされる動物である、狸または狐の姿に変身します。大きさや色合いは自在に変更することが可能です。変身後は「牙/パンチ/キック」以外の武器による攻撃は不可能となる他、身につけているものは[部位:頭/首/その他]に着けている装飾品を除く全てが行使に利用した聖印に格納され、効果終了時には元の状態に戻ります。
また、行使時に追加で「3」点のMPを消費することで、装備品を保持した状態であるとして行動することが可能になり、生来武器以外での攻撃も行えるようになります。
- 4
- 【金烏玉兎】
- 消費
- MP3
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(30m)/
起点指定
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 時間帯によって異なる効果を付与
- 効果
日光または月光から力を授かり、対象を強化します。
この魔法は行使する時間帯によって、得られる効果が変わります。時間帯 効果 日中 対象の生命抵抗力に+2、追加ダメージに+1のボーナス修正を付与します。 夜間 対象の精神抵抗力に+2、被ダメージに-1のボーナス修正を付与します。
- 7
- 【雨晴原の風音】
- 消費
- MP8
- 対象
- 全エリア(半径1km)/
空間
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 3時間
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 天候を晴れにする
- 効果
雲を程よく払い、暑すぎず寒すぎず、過ごしやすい穏やかな晴れの空を作り出します。
効果時間の間、悪天候になることはありません。
- 10
- 【日華一閃/月霞連斬】
- 消費
- MP12
- 対象
- 最大5体/1体
- 射程/
形状 - 2(30m)/
起点指定
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 半減
- 属性
- 断空
- 概要
- 威力40または威力30ダメージ
- 効果
神が用いたとされる武器のエネルギー体を具現化し、敵を切り裂きます。
この魔法は行使する時間帯によって、発動する魔法が変わります。魔法(時間帯) 効果 日華一閃(日中) 「対象:座標またはエリアを同じくする5体までのキャラクター」に「威力40+魔力@10」点の魔法ダメージを与える 月霞連斬(夜間) 「対象:敵1体」に「威力30+魔力@10」点の魔法ダメージを与える攻撃を2回行う 【日華一閃】は、例外的に戦闘特技《魔法拡大/数》を宣言し、MPを2倍、3倍……と消費することで、最大攻撃対象を1体ずつ増やすことができます。
- 13
- ≫【暁/神秘】
- 消費
- MP50
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- なし
- 概要
- 限られた条件下において、一時的に神から直接の助力を得る
- 効果
聖印を手にした状態で神に深く祈ることで、聖印を媒介として僅かな間だけ神格の助力を得られます。
術者は対象を倒すまでの間だけ、暁/神秘状態に変容します。ただし、この魔法を使用するには「現在、守ろうとしているものが脅かされている」こと、「脅かしている対象が、現状自らに可能な全ての行為をもってしても打ち払えないと確信している」こと、「守護のために戦うと決意し、ただ傷つけるための戦いをしようという心は持たずに祈る」ことの3つの条件が必須になります。
この魔法の行使は特殊で、まず一度主動作を消費して宣言した後に初めて行使出来るようになります。また、行使の際には必ず聖印を手に保持していなければならず、手にしている聖印によって変容する状態が変わります(天火昭の聖印=暁、御月守の聖印=神秘、二神一体の聖印=行使時に選択可能)。
この魔法の効果は、自身のHPが0になるか、脅かしている対象を倒すまで継続します。また、この魔法の行使に使用した聖印は効果時間を終えた直後に砕け散り、行使者は続く1週間の間、最大MPが0で固定されます。