マタタビ卓におけるブルライト地方の追加地理・人物
- 知名度
- 形状
- カテゴリ
- 製作時期
- 概要
- マタタビ卓のオリジナル地理データおよび人物紹介
- 効果
-
●オアシスにあるソレイユたちの里
[常]概要
マカジャハット北西部のオアシスにあるソレイユを中心とした部族の里です。特に決まった名前は無く、周囲からは「ソレイユの里」とか「サフランの里」とか呼ばれています。
元々は超越者サフランが修行の拠点としていたオアシスでしたが、彼女の勇名を聞きつけたソレイユや他の種族が集まっていつしか里が形成されました。そして今ではサフランが族長として里の者たちに修行を付けています。
里の者たちはサフランの厳しい修行を乗り越え彼女の編み出した数々の強力無比な秘伝「ソレイユ流戦闘術」を体得しており、小規模な里でありながら一国とも渡り合えるほどとすら言われる戦闘能力を保持しています。[常]里の成り立ち
正確な記録は残っていませんが、魔動機文明時代中期には、ソレイユの里は存在しています。このことは「300年程度の寿命であるソレイユ族のサフランを慕ってできた里」であるということと矛盾するように思われますが、サフランは不老長寿の秘術を扱え、魔動機文明時代以前より生き続けているのです。
彼女が不老長寿の存在であり、大破局で「払暁」の偉業を成した英雄であることは、マカジャハット王家やごく一部の長命種にのみ知られています。一般には「砂漠の毒花」として名前が通っていて、大破局時代の英雄とは別人(同じ名前なだけ)だと思われています。
サフランの真実を知る者は、彼女に対する恩義を感じており、不要な厄介事を持ち込まないために、彼女について喧伝することはありません。[常]里の規模・種族
ソレイユを中心にした人口400人程度の里で、メリアとタビットも多く暮らしています(大体ソレイユが200人程度と、メリアとタビットが100人ずつ程度です)。里の運営は、戦闘以外ではポンコツなソレイユたちに変わって、メリアとタビット(およびソレイユのナイトメア)が中心になって携わっています。また、里の戦士たちは奈落の魔域攻略を生業としていることから、アビスボーンを拾ってくることがあり、一定数のアビスボーンも里にいます。
[常]信仰
砂漠の厳しい環境からか、昼夜を司るティダンとシーンの信仰が中心です。また、奈落の魔域と戦う一族ですので、イーヴやハルーラを信仰している者も多いです。ただ、自由な気風の里ですので、それ以外の神を信仰する者もちらほらといます。
[常]里の地理等
小さな湖程度の大きさのオアシスと、隣接した岩山がソレイユの里の全体像です。オアシスではソレイユたちが修行をしたり、日向ぼっこをしたりする様子が見られるでしょう。オアシスにそびえる一番大きな木の下は、族長サフランのお気に入りのお昼寝スポットであり、よくそこですやすやと寝息を立てています。
オアシスの周囲には草木が茂っており、野生動物や渡り鳥もよく立ち寄っています。珍しいところだと、ソレイユの輝く肉体につられたグリフォンが降り立つこともあります。そのため、里にはグリフォンと友誼を交わして、グリフォンライダーになる者も多いです。ソレイユたちと戦いを共にしたグリフォンは太陽の力を見に宿し、特殊な成長を遂げることもあります。→サンライズ・グリフォン(騎獣)
里の住居は岩山の中に掘られていて、原始的ながら砂漠の昼夜の寒暖差に適応した住み心地の良いものです。●サフラン
[常]概要
砂漠の毒花、あるいは「砂漠を駆ける白銀の残影」、「払暁の英雄」として勇名をとどろかせる「始まりの剣」冒険者です。伝説的な逸話の数々を持ち、大破局では蛮族の軍勢の只中に単身吶喊して蛮族の将軍を何人も討ち取っただとか、奈落教と敵対した際はたった半日で組織を半壊まで追い込んだことがあるだとか、枚挙に暇がありません。
最近だとマカジャハット女王「イェキュラ」とも親交が深く、しばしばマカジャハット王宮にてサフランが目撃されています。そのことが一時期は「娼婦王」などと揶揄されたイェキュラの権威の一助となっていることは、言うまでも無いことでしょう。
サフランはオアシスのソレイユたちと共にカスロット砂漠に発生する奈落の魔域を日夜潰して回っていて、カスロット砂漠が奈落の魔域に埋め尽くされないのは彼女たちのおかげとも言われています。
上述の通り、サフランは武勇のすさまじさが目立ちますが、一方で踊りの技術にも長けており、その美貌も相まって彼女が劇場に出演する際は多くの観客が劇場に列をなします。[常]サフランの来歴
サフランは3千年の時を生き続ける超越者です。
彼女は元々、魔法文明時代にテラスティア大陸からアルフレイム大陸に連れてこられた奴隷でしたが、魔法王アリス・ルミナスに救われて、彼女のアトランティス王国に導かれます。
その後、サフランはアリスの元で幸せな日々を送ります。物心つく前に攫われて以来ひとりぼっちだったサフランは、優しい王様と、彼女の家臣によって大切に育てられ、初めての幸せを手にします。しかし、その日々は長くは続きませんでした。ある日、アリス・ルミナスの治めるアトランティス王国は邪悪な竜の襲撃によって一夜にして滅ぼされ、アリスは竜を封印するため自分もろとも竜を別空間に引きずり込みこの世界を去ってしまいます。
しかしサフランと、アリスの家臣……アリスと共にかつて大陸中を旅した仲間たちは、アリスを諦めませんでした。
彼女たちはアトランティス王国が滅びてから3千年間、ずっとアリスを救い出す方法を探し続けています。
そして、彼女たちはついにアリスを助け出す準備を整えたようで……。[常]不老長寿の秘法とアリスの仲間
サフランの不老長寿の正体は、ある種の仙人の術にあたります。練技にも通じる気功により自らの肉体を完全に制御した上に、ソレイユの種族特徴を応用して太陽の無限の活力をも取り込むことで、永遠に朽ちず再生する肉体を得ています。
彼女がこの秘法を体得することができたのは、ひとえにアリスの旅の仲間である冬の魔女たちの協力があったからこそでしょう。特にサフランの直接的な師匠である木ノ花咲耶の刹那流の術理が、サフランの技術の根幹を成しています。
冬の魔女たちが何者なのか、サフランはその正確な答えを持ち合わせていません。しかし共に幸せな時間を共有して、それを取り戻そうとしている仲間である……それだけ分かっていれば十分だと、彼女は考えています。[常]超越者への覚醒
サフランが超越者へと至ったのは、大破局の際です。彼女はマカジャハットを蛮族から守り抜いたこと、そしてもう一つ、ヤドラ族の族長と共闘してとある偉業を成し遂げたことによって、超越者へと至りました。サフランは超越者へと至ったことにより、まるで太陽神の化身の如く、太陽の力を自在に操る力を得ています。
[常]ヤドラ族との確執
サフランはカスロット豪砂拳の元祖であるヤドラ族を嫌っています。それは、ヤドラ族が占拠している遺跡が、アトランティス王国の跡地で、サフランが立ち退くように要求したのをヤドラ族が突っぱねたことから始まります。しかし、今日まで続く確執の最たる理由は、何よりも魔法王嫌いのヤドラ族の族長が、サフランの仕えていた魔法王を罵倒したことでしょう。
ただサフランも、ヤドラ族は魔法王の迫害から逃れてようやく安住の地としてアトランティス王国跡地を見つけて住うようになったという事情は理解しています。また、ヤドラ族の不退転の新年と実力……自らの住処たるカスロット砂漠を外敵や奈落の魔域から守り抜くために戦う覚悟には、一定の信頼を置いています。ただ、どうしても魔法王を巡る認識の違いから意見が合わず、水と油のように交わることが無いのです。●アトランティス王国跡地とヤドラ族
[常]概要
カスロット砂漠がまだ緑生い茂る豊穣の地であった時代(Ⅰ384)に栄えた国、アトランティス王国の跡地です。カスロット砂漠の南西部に位置するその遺跡は、地上部分はまるで空間が抉れたように消え失せており、残されているのは地下遺構ばかりとなります。
しかし、アトランティス王国の魔法技術によって、地下遺構は居住に耐えるものとして残っており、そこにはヤドラ族(BM46)が住んでいます。[常]空間の歪み
かつてアトランティス王国は邪悪な竜によって滅ぼされ、魔法王アリス・ルミナスは竜を異空間に封じました。その封印への入り口が、今もアトランティス王国跡地には残されています。
異空間への入り口は周辺の空間に強い空間の歪みを生じさせており、カスロット砂漠に奈落の魔域が多く出現する原因の一つになっています。そして、空間の歪みの引き起こす問題はそれだけにとどまりません。
魔動機文明時代の研究者カノープスによると、この歪みが奈落の魔域などの別の空間異常と合わさって空間に負荷を与え、負荷がこの世界の限界を超えてしまえば、恐ろしい災厄が引き起こされるとされています。新しい「奈落」ができるだけならまだマシな方で、アルフレイム全土にまで及ぶ空間崩壊が生じる可能性すらあると試算されています。
そのような最悪のシナリオを防ぐため、ソレイユ族のサフランは部族を率いて奈落の魔域を積極的に破壊することで、少しでも空間への付加を軽減するように努めています。[常]ヤドラ族とヤドラについて
ヤドラ族については、基本的にBMに記載がある通りです。
ただ、固有のNPCとして、人間のナイトメアの女性「ヤドラ」が一族を率いています。ヤドラは3千年前から今まで生き抜いているナイトメアで、サフランと同様に超越者に至っています。
彼女は魔法王の迫害に晒されながらも、仲間を率いてカスロット砂漠に逃げ込み、アトランティス王国跡地を安住の地としました。ヤドラは一族の指導者として、そして最強の戦士として、一族を守り続けています。ヤドラは文字通りの不敗神話を誇る強さと、何千年も一族を守り続けてきた優しさから、一族からの非常に厚い信頼を得ています。
ヤドラはその来歴……魔法王から迫害を受けていたことから魔法王に対して強い憎しみを抱いており、魔法王によって救われたサフランとは常に意見を対立させています。
しかし、一族だけでなく砂漠に住まうすべての人々を守るために戦い続ける不屈の信念と戦士としての矜持、そして尽きせぬ慈愛はサフランすらも認めるものであり、もし魔法王に対する意見の相違さえなければ、ヤドラとサフランは良き友になっていたことでしょう。
ヤドラの実力はサフランにも比肩して、彼女の繰り出すカスロット豪砂拳は一般に広まっているバタス派とは一線を画する破壊力を誇ります。→元祖・カスロット豪砂拳[常]ヤドラ族の信仰
ヤドラ族は古くから月神シーンを信仰しています。大多数はシーンを信仰しており、他の信仰は、イーヴとハルーラ信仰がそれなりに、そしてフルシル信仰がわずかにされている程度です。
[常]ヤドラ族の種族
ヤドラ族の大部分は人間で、リカントもそれなりにいます。このリカントたちも、魔法王の迫害から逃げ延びた者の末裔です。また、奈落の魔域と戦う部族であるので、アビスボーンも少数存在します。