履歴
生まれ 告白されたことがある
経歴 年の離れた友人
毒を飲んだことがある
故郷を滅ぼされた
亡国 レイレナード王国
レイレナード王国
300年の歴史を持ち、王族であるレイレナード王家が大体納める土地。
・成り立ち
国家の成り立ちは500年前、大国でありながら資源に乏しく、強大な軍隊を持つベルカ帝国。
ベルカ帝国はその強力な軍隊の維持、他国の侵略を防ぐため多額の軍事費を出資していた。
しかしながらその軍事費の為に経済を圧迫し、経済危機に陥ることになる。
400年前、ベルカは自国の経済危機を解決する為に、特に領地が大きかったウスティオ自治区とゲベート自治区に独立を許した。
ウスティオ自治区とゲベート自治区は独立と統合を同時に行い、レクタ共和国を建国する。
しかしながらベルカの経済危機は解決せず50年。
かつてのウスティオ自治区に膨大な地下資源が確認された。レクタ共和国はその資源と巧みな製鉄技術により他国との協調を強め、経済の基盤を固めていった。
レクタ共和国が躍進する中、ベルカでは重税と圧政に不満を得た貴族階級が市民階級と共に革命を起こし、成功する。
以降ベルカ帝国はベルカ公国になり、限定的ながら民主主義による選挙も行われた。
ベルカ公国第一回選挙にて極右翼のベルカ自由党が与党となり、レクタ共和国の独立を『前王の強行による認められるべきではない独立』という建前の元、350年前にレクタ共和国に対して宣戦布告した
後にベルカ戦争と呼ばれる戦乱である。
当初歴戦のベルカ公国軍に対して劣勢であったが、他の近隣の大国であるオーシア連邦の助力を得て巻き返す。40年の歳月をかけてベルカ公国は降伏し、確固たる独立を手に入れた。
しかし長い戦争によって両国は疲弊していた為、協和による戦後処理が行われていくことになる。
終戦から10年。数えて300年前。大破局によりレクタ共和国、ベルカ公国ともに崩壊。各地の勢力が個々に蛮族への抵抗と復興をすることになる。
しかしドラゴンの襲来により、個々の抵抗すら不安定になってきた頃にドラゴンを討伐し、各地の勢力をまとめ上げた存在がいた。
その名前はベルリオーズ・レイレナード。ベルカ出身の精鋭騎士であり、レイレナード王国の初代国王になる伝説級の剣士であった。
後に宝剣と呼ばれる剣を手にベルリオーズは各地で抵抗を続ける勢力を統合していき、大破局終結後には国と呼べる程の規模を誇っていた。
後に地下資源が豊富であった元ウスティオ自治区を首都『エグザウィル』としてレイレナード王国を立ち上げた。
・政治
基本的には単一国家の立憲君主制。混乱を極めた成り立ちでありながら、選挙によって議席が決まる。しかし国王の権力が他の立憲君主よりもかなり強く、法案を認可するかどうかは国王が議席の半数分の力とされることが特徴である。
また軍事に関しては非常時のみ、全権を国王が握ることができ、戦時に対しての対応制は議会政治より遥かに早い。
また、王は中世紀の王国のように一夫多妻であり、その子供たちの中から最も軍事、政治に秀でた子供が選ばれる。
・特徴
当たり前と言えば当たり前だが、レイレナードにはベルカ人の直系が多い。
ベルカ人は器用なことで知られており、製鉄が得意な国柄である。
また戦時では多数の相手を圧倒する英雄が多く登場することを古くから誇りとしており、一般市民ですら騎士道精神を重視する。
その為反骨心が強く、現状に対して行動を起こす活動的な人間も多い。
しかしながら弱きものを助ける、ノブリス・オブリージュの精神も持ち合わせているため、比較的治安はよい方である
・滅亡
レイレナード第一王子であるアルトリウスの14才の誕生祭。お祭り騒ぎに乗じて王家に毒を盛った何者かがいた。
その毒で国王含めた王家は全滅し、政治的混乱が生じた。
元々地下資源が豊富だったこともあり、混乱に乗じて侵攻を受けて国としての機能を失い、滅亡した。
滅亡後は領地を他国に奪われ、分割統治されている。
王家全滅から一週間。300年続いた国はたった一週間で滅亡した。
王族
アルトリウスはレイレナード王国六代目国王と正妻の間に生まれた第一王子である。
容姿端麗で多彩な才覚に恵まれ、特に剣に関しては一目を置かれる才を子供の頃から持っていた。
その才と容姿がよく似ていることからベルリオーズの再来とも呼ばれ、第一王子であり、次期国王の筆頭候補であった。
しかしながら感性自体は普通の少年であり、時々授業を抜け出して遊んだり、こっそり城下町に降りてみたりなど問題児であることも知られていた。
彼が街に降りてやっていたことは、老人の介護だったり、お店の手伝いだったりしたので町民達は彼を可愛がり、衛兵達も手出ししにくい状況にあった。
その為、容姿も相まって大変モテた。
転機は14歳の誕生日。城ではパーティを行い、城下町ではちょっとしたお祭りになっていた日。パーティで振る舞われた飲み物に毒が混入されていた。
王族は皆倒れ、毒で死した。アルトリウスは少量しか飲んでいなかった為、死ぬことはなかったがとても動ける状態ではなかった。
事態を異常と見た護衛兵が唯一生きているアルトリウスと宝剣を伴い、国外へと逃亡。
そのすぐ後に他国からの侵略を受け、一週間でレイレナード王国は滅んでしまった。
アルトリウスは家族が殺されたことと国が滅んだことの精神的負荷、毒の後遺症で暫くは寝たきりだったが真相を確かめるために奮起。冒険者として身を隠し、犯人を追及するために立ち上がった。
しかし毒の影響で半年は立つことすら出来ず、月日が経った今でもかつての才覚は見る影もない。
けれど彼は剣を握る。今は亡き故郷が何故、誰に滅ぼされたのかを突き止めるために。
亡国の民達が安寧を得るために