過労神イツキ
(第三の剣/小神:ブルライト地方)聖印と神像
過労神イツキの聖印は大きな一つの目の下にくっきりとした隈があしらわれた意匠をしています。
神像は主に今にも倒れそうなやつれた姿で作られ、多くの場合片手にコーヒーや携行食を持っています。
神格と教義
世間では勘違いされがちですが、実のところ過労神イツキはその教義において過剰な労働を推奨しているわけではありません。むしろその逆で、過労を戒め、身体に鞭打ってまで働くことを、またそうせざるを得ない環境を憎むべしと教えています。
しかしその特殊神聖魔法がオーバーワークを乗り切り、全ての力を労働に費やすことに特化していることが災いし、労働者の権利を無視する雇用者やワーカホリック傾向のある労働者たちのせいで世間からはイツキ信者は過労死を名誉とするような狂人の集まりであると認識されています。
格言
「できないは嘘つきの言葉」
「残業ではなく、自己研鑽の時間」
「……とかいうやつは信用してはいけない。絶対に」
備考
所属する組織にこき使われ、残業に次ぐ残業、数多の休日出勤を繰り返していた不憫な男が始まりの剣に触れて神格を得た存在であるとされています。
しかし、中には彼は異世界の始まりの剣に触れて神となったのだと語るものもいます。その世界では始まりの剣の代わりに労働三剣と呼ばれる三本の剣が信仰されており、イツキはそのうち団体交渉剣と呼ばれる第三の剣に触れて神となった、という説です。
真偽を確認する術はありません。なぜならイツキは信者である数多の労働者に特殊神聖魔法という形で力を与えるため、今この瞬間も身を粉にしてて働き続けており、質問に答える余裕などないからです。
特殊神聖魔法
- 2
- 【オーバードーズ】
- 消費
- MP3
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
- 時間
- 6時間
- 抵抗
- なし
- 属性
- 精神論効果
- 概要
- カフェインと糖分の効果を2倍にする
- 効果
自分はまだまだ働けるという暗示をかけ、カフェインと糖分から得られる覚醒効果を2倍にします。
また同時に自身の身体を魔力で保護し、効果時間中カフェインと糖分の致死量を本来の2倍として扱います。
- 4
- 【サブロク・
スニーク】
- 消費
- MP8
- 対象
- 全エリア(半径100m)/
すべて
- 射程/
形状 - 術者/
- 時間
- 1週間
- 抵抗
- 消滅
- 属性
- なし
- 概要
- 労働時間の超過を隠蔽する
- 効果
中にいるものの認識を狂わせる結界を展開し、労働時間の超過を隠蔽します。
この魔法の効果範囲内に存在するすべてのキャラクターは法定労働時間や残業時間の上限を超過した労働を一切認識できなくなります。ただし、規定の時間を超過していることに気づかないまま労働を続けることは可能であり、むしろそれを当たり前のこととして認識するようになります。
監査を目的としたキャラクターがこの魔法の効果範囲内に侵入した場合、この魔法の行使判定の達成値+4を目標値とした精神抵抗力判定を行い、成功した場合この魔法の効果は失われます。
- 7
- 【ブラック・
クレイドル】
- 消費
- MP6
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
- 時間
- 1日
- 抵抗
- なし
- 属性
- 精神効果
- 概要
- 24時間働けるようになる
- 効果
強烈な暗示を自らにかけ、不眠不休の労働を可能とします。
効果時間中、術者は十分な睡眠を取らなかったことによるペナルティを無視して行動できます。ただし、疲労や肉体への負荷は通常通りに発生します。
- 10
- 【アンリミテッド・
リブート・ ワークス】
- 消費
- MP20
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
- 時間
- 1日
- 抵抗
- 属性
- 精神効果
- 概要
- 過労による気絶から即座に復帰し、過労で死亡しない
- 効果
自身の精神世界を再現し、無限に働ける理想の自分を自らに投影します。
効果時間中、術者は過労によって気絶した場合10秒後に自動的に覚醒します。また、過労が原因で生死判定を行い失敗した場合、死亡ではなくただの気絶として扱います。
覚醒時の処理は【アウェイクン】に準じます。
- 13
- 【テレワーク】
- 消費
- MP30
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
- 時間
- 1日
- 抵抗
- 概要
- 職場までの距離に関係なく労働を行える
- 効果
比類無き労働意欲によって距離の概念を超越し、遠隔地から労働の結果を反映することを可能とします。
術者は効果時間中、職場までの距離や労働に必要な道具の有無などに関わらず、その場で職場にいるかのように労働を行いその結果を本来の職場に反映させることができます。
この時、職場は普段術者が出勤している場所と必ずしも一致している必要はありませんが、術者が所属する組織に帰属する職場でなければなりません。
また、労働の対価としての賃金が発生する必要はありません。