ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

シャオ(都市の星) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
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シャオ【都市の星】

分類:人族
知能
高い
知覚
五感/魔法
反応
敵対的
言語
交易共通語
生息地
ーーー
知名度/弱点値
20/―
弱点
なし
先制値
32
移動速度
40
生命抵抗力
31 (38)
精神抵抗力
33 (40)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
本体 33 (40) 2d+28 32 (39) 18 700 550

特殊能力

[常] 速度3

主動作を2回行い、宣言特技を2回まで宣言できる。3ラウンド目になると主動作を3回行い、宣言動作を3回まで宣言できるようになる。

[常] 熱血

現在のラウンド数が3以上なら命中力回避力に+1

[常] 燎原之火

敵に近接攻撃が的中したとき、相手に火傷1を付与する。その相手が2ラウンド以内にHPが半分以下になった場合、他の敵全てに攻撃した相手の持つ火傷の値だけ火傷を付与する。

[常] 火光衝天

ラウンドの開始時、使える宣言特技の中からランダムに2つ選択する。その特技を使ったときこのラウンドの間「付与する火傷の値が2倍になる」能力を持つ。3ラウンド目以降からはランダムに3つ選択する。この能力は重複する。

[常] 抱火臥薪

近接攻撃が的中したとき、相手は1ラウンドの間火傷によるダメージを受ける際に、火傷ダメージの半分だけMPにダメージを受ける。

[常]龍生九子

ラウンドの終了時、ラウンドが3以上ならE.G.Oを発現する。E.G.O発現状態でラウンドを終了した場合、ラウンドが5以上ならE.G.Oが強化される。
ラウンド3以上で攻撃ダイス威力 +1、常時特技「覇下」を得る。
ラウンド5以上で命中回避に+1、ラウンドの開始時、全ての敵に火傷火傷2を付与。

[常]覇下(ラウンド3以降)

火傷ダメージを受けない。

[主]椒図

このラウンドの間、カウンターを行えるようになり、カウンターを二回宣言出来るようになる。また、カウンター成功時相手に火傷1を付与する。

[主]饕餮/33(42)/精神抵抗力/半減

MP20を使用して「射程/自身」で「対象:全エリア(半径50m)/全て」に対して「k40(10)+43」点の炎属性魔法ダメージを与える。抵抗に失敗したとき、火傷を8付与する。

[宣]逆鱗

このラウンドの間、二回攻撃、打撃点+6を得る。攻撃が当らなかった時又は、攻撃が失敗したとき、自身のHP,MPに70点の魔法ダメージを与えて1ラウンドの間命中力、回避力に+4。(この能力は重複する。)

[宣]狻猊

このラウンドの間、打撃点+15を得る。次の近接攻撃が命中した時、全ての敵に火傷2を付与する。

[宣]睚眦

このラウンドの間、近接攻撃の対象を「射程/1エリア(半径10m)」で「対象:5体」に変更し、近接攻撃命中時に相手に火傷を2付与する。また、次のラウンドの間打撃点防護点に+2。

[宣]螭吻

このラウンドの間、自身の受ける火傷のダメージを10軽減する。
近接攻撃命中時にお互いに対して火傷を6付与する。
手番終了時、自分が火傷状態の場合、HPを10回復して1ラウンドの間防護点に+2。

[常]火傷X

相手はラウンドの終了時、X点確定ダメージを受けて火傷の数値が1/2に減少(小数点以下切り捨て)

解説

ストーリー

私は気の弱い人間ではなかったが、だからといって強くて強情な人間でも無かったと思う。
いつでも真っ直ぐな人。近しい人間が死んでも淡々と受け止めると非難されたこともあった。
いくらフィクサーの基本は自分のことを一番に考えることだとしても、どうして人間があそこまで薄情で冷たくなれるのか。
初めの内は沢山悩みもしたし、自ら質問も沢山した。
シャオという人間にとっては仲間の命も大事だったが、いざとなったらその地位を任されているがゆえの責任を果たし、勝利することが先決だったので多くの仲間を失ってもただ見送るしか無かったんだ。
見送った人数よりも少ない涙を数滴流すのが精一杯の追慕。わんわん泣けばそれはそれで仲間に不安をさせてしまうから。
初めの内はそんな責任がとても重く、疲れることもたまにあった。

決して私のやり方が間違ってると思ったことはない。
私ができる最善の方法だと思ったし、これ以外の方法では解決できないと決めつけたから。
きっと大体のフィクサーがそう考えるはずだ。
だから私は新しく入ってきた2課の部長、ロウェルのやり方を理解することが出来なかった。
全員のことを考え、仲間の死にあれほど悲しい表情を浮かべる人。
情に振り回され、味方を全滅の道へと導くことは明らかだったが、想像以上に彼はしぶとく耐えていた。私と正反対の人。
私が追い求めたくはあったけど、私の限界にぶつかり泣く泣く諦めたやり方。
少しの間は私を悔しがらせたかもしれない。
より多くの人を守るために少数の死を手放しで悲しむことが出来なかった私は、そして勝機を掴むべきという考えのもと足の踏み場さえ生じれば進撃する私にはやり抜けなかったやり方。
私の力量は全てを包みこみ、抱いて行けるほど深くはなかった。私の選択が過ちだったのか?私は彼より何が足りなかったのか。
今の私は考える。それが嫉妬や妬みではなかったと。
その悔しさは私にとって毒になるものではなかっただろうと。きっと、それぞれ得意なことがあったのだろう。

どんな形であれ、人と人の間には交点ができるという。私はそれが決して自然なものでないと思う。
運命論的な出会いは端から信じてもいなかった。
ただ真っ直ぐに伸びている平行線のような道がお互い交わることなんてあるのだろうか。出会いは関心から始まる。
単純な好奇心。貴方のことが知りたくて、あるいは一歩進んでその人が見る場所を一緒に見たくて。
人間はそれぞれの理由で、その道に飛び込むための新しい道を作る。

私とあまりにも違うせいで一生気にもかけないと思っていたが、私の予想とは違った。
彼についてもっと知りたくなって、私のこの感情は何かが知りたくなった。
そして彼が眺めるものを一緒に見れたら私もより良くなれるのではないかと思いもした。
1つ悟ったことがあるなら、いつも自然に訪れてくると思っていた人間関係が、実は小さな好奇心から始まるということ。

今まで私が言ったことを聞いたのなら、本当に奇妙な偽りの愛といえるかもしれない。慌ただしいとも思うかも。
実は私も愛とは何と定義することが出来ないので、それについての明確な答えを出すことは出来ない。
初めて感じた、そしてまだ彷徨っている感情について私は何と説明し、付け加えることができよう。
まして、全ての人間がそれぞれ違った形の愛を抱いている。その感情を大切にしない人もきっといるはず。
この都市ではそんな心が何の役にも立たないと感じることがあるからだ。
私の愛を定義したところで、お前たちが理解できないのならこれはそんな甘ったるい話にはならないだろう。

ただ、ロウェルに対する私の気持ちは偽りのないものであったと確信している。
いわゆる好奇心と同情……これは関心と憧憬、そして少しの執着に繋がる。
私はすぐにこれと、世間一般に言う愛が同じだということが分かるようになった。
夢見心地でも、劇的な感じでもないが、ささやかでお互いが大切というだけの関係。
きっと私は、愛に縁もゆかりもないと思っていた気がする。
私が受けた愛はとても狭くはあったけど、大きくもあり……たまには負担になると思うこともあったんだ。

君は私に強いと言ったけど、私は君と向き合った最後のときまで弱くて怖がりだった。
そして君を失ってやっとここまで強くなった。私はどうしてそばにいる時に全て逃してしまったのだろう。
どうして私のもとを去ったときになってはじめて一晩中後悔し、恋しくなるのだろうか。君に対する後悔は1つ。
私が君に対する感情を信じられなかったということ。
怖かったせいで君が私のもとを去ったとき、貴方が私の全てだと言えなかったことくらい。

生きていれば寂しさを感じる瞬間は必ず訪れるものだ。しかし、それは愛に飢えた渇望ではないはず。
ふと横を見ても誰もいないとき。夢中でどこかに走って疲れたとき。心が苦しいのではなく、重いと感じるとき。
新しいことを始めて一瞬忘れることは出来ても、一生忘れることは出来ない。
そんな感情を覚えるときは、馴染み深い場所に戻ればいい。馴染み深い場所、馴染み深い気持ち、馴染み深い人。
そして私は君のもとへ戻ろうと思う。もう私が選んだ道に恥はなく、ようやくその罪悪感から抜け出したって話をしたいんだ。

たとえ一人でも夜は訪れてくる。そして明けない夜はない…。
一介の消える星ごときが登りゆく太陽の光に勝つことができようか。

覚悟しろ。
今日、都市の星が1つ沈むことになる。

製作者:司書補Y

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