ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ラウラ・ヴィクトリア・ル・ザムサスカ・ド・ラ・クレオース - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ラウラ・ヴィクトリア・ル・ザムサスカ・ド・ラ・クレオース

プレイヤー:おやじ

私の名前はラウラ、ラウラ・クレオスさ

種族
ウィークリング(ミノタウロス)
年齢
30
性別
種族特徴
[蛮族の身体][暗視][剛力]
生まれ
踊り子
信仰
“慈愛と復讐の女神”ミリッツァ
ランク
〈始まりの剣〉★2
穢れ
2
10
8
5
11
8
12
6
3
6
成長
19
成長
16
成長
19
成長
21
成長
4
成長
12
器用度
40
敏捷度
34
筋力
42
生命力
35
知力
12
精神力
23
増強
増強
2
増強
増強
4
増強
増強
器用度
6
敏捷度
6
筋力
7
生命力
6
知力
2
精神力
3
生命抵抗
21-1=20
精神抵抗
18+2=20
HP
84+47=131
MP
23+7=30
冒険者レベル
15

経験点

使用
210,500
残り
1,070
総計
211,570

技能

バトルダンサー
15
ライダー
15
エンハンサー
11
スカウト
10
ファイター
7
レンジャー
1
アルケミスト
1

一般技能 合計レベル:21

貴族ノーブル
9
踊り子ダンサー
7
聖職者クレリック
3
元締めマネージャー
2

戦闘特技

  • 《必殺攻撃Ⅲ》
  • 《武器習熟A/フレイル》
  • 《薙ぎ払いⅡ》
  • 《変幻自在Ⅱ》
  • 《武器習熟S/フレイル》
  • 《回避行動Ⅱ》
  • 《頑強》
  • 《命中強化Ⅱ》
  • 《超頑強》
  • 《タフネス》
  • 《舞い流し》
  • 《バトルマスター》
  • 《トレジャーハント》
  • 《ファストアクション》
  • 《影走り》

練技

  • [補]【キャッツアイ】
  • [補][準]【ガゼルフット】
  • [補][準]【ストロングブラッド】
  • [補]【マッスルベアー】
  • [補]【リカバリィ】
  • [補][準]【メディテーション】
  • [補][準]【アンチボディ】
  • [補][準]【ビートルスキン】
  • [補]【ワイドウィング】
  • [補][準]【トロールバイタル】
  • [補]【ヘルシーボディ】

騎芸

  • [常]【探索指令】
  • [常]【HP強化】
  • [常]【騎獣強化】
  • [常]【攻撃阻害】
  • [常]【人馬一体】
  • [常]【特殊能力解放】
  • [常]【HP超強化】
  • [常]【騎獣の献身】
  • [常]【高所攻撃】
  • [常]【超攻撃阻害】
  • [常]【特殊能力完全解放】
  • [常]【騎獣超強化】
  • [常]【超高所攻撃】
  • [常]【極高所攻撃】
  • [常]【遠隔指示】

賦術

  • [補]【クリティカルレイ】

判定パッケージ

スカウト技能レベル10 技巧 16
運動 16
観察 12
レンジャー技能レベル1 技巧 7
運動 7
観察 3
ライダー技能レベル15 運動 21
観察 17
知識 17
アルケミスト技能レベル1 知識 3
魔物知識
17
先制力
16
制限移動
3 m
移動力
36 m
全力移動
108 m

言語

会話読文
交易共通語
汎用蛮族語
魔動機文明語

賦術

賦術
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
アルケミスト技能レベル1 賦術 3
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
ファイター技能レベル7 42 13 14
バトルダンサー技能レベル15 42 21 22
《武器習熟S/フレイル》 3
《命中強化Ⅱ》 2
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 備考
イグニタイト製の妖精(土、水・氷、炎、風、雷)の定まらない病弱のタイタンフレイル・カスタム+1 2H 35 +1=25 60 8 +7=32 専用2HD+6 アビス強化C値-1,命中+1 装備時生命抵抗力-1
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
ファイター技能レベル7 42 13
バトルダンサー技能レベル15 42 21
《回避行動Ⅱ》 2
防具 必筋 回避力 防護点 備考
コンバットメイド 10 +1 0 魔法ダメージ-3
騎芸-攻撃阻害,超攻撃阻害 0 +2 0
合計:バトルダンサー/鎧 24 0
合計:バトルダンサー/すべての防具・効果 26 0
装飾品 効果
スマルティエのベッドバンド
狩人の目
スマルティエのピアス レッドスピネルが装飾されている
スマルティエの銀鈴
星のお守り 「呪い属性」への「回避力/生命・精神抵抗力」に+2のボーナス修正を得る。 「生死判定」の場合+4のボーナス修正得る
背中 スマルティエの多機能小さな鞄 収納数+4
セービングマント 専用(HP)
右手 スマルティエ疾風の腕輪
左手 正しき信念のリング
多機能小さな鞄 収納数+4
スマルティエの武道帯 専用(MP)
軽業のブーツ 転倒ペナルティを受けない
アルケミーキット
多機能小さな鞄 使い魔(悪魔系)の装備枠 収納数+4
所持金
21,956 G
預金/借金
G

所持品

※装備中以外
騎獣情報

収納機能
名称備考個数収納
背負い袋冒険者セットの中身を全て出した場合5へ変更
小さな鞄 12
合計
収納機能15
要収納数15

※収納機能:これを超えたアイテムの持ち運び不可
※要収納数:全アイテムの要収納合計

消耗品
名称個数要収納数備考
魔香水
魔晶石(5点)
月光の魔符Ⅱ10枚で収納数1
陽光の魔符Ⅱ10枚で収納数1
絆の月光の魔符Ⅲ10枚で収納数1
絆の陽光の魔符Ⅲ10枚で収納数1
騎獣縮小の札Ⅲ10枚で収納数1
マテリアルカード-10枚で収納数1
奈落封じの札1010枚で収納数1
嗜好品
名称個数要収納数備考
保存食
その他アイテム(非消費アイテム・未装備品等)
名称個数要収納数備考
騎獣契約証《ホース》-騎獣レンタル
騎獣契約証《オルキューマ》-騎獣レンタル
騎獣契約証《オルキューマ・ロルドス》-騎獣レンタル
騎獣専有証《ディバインホース》-
マナチャージクリスタル(5点)
冒険者セット
背負い袋-革製
水袋-革製
毛布-
たいまつ-2h/1本 落としても消えない
火口箱-10分で着火
ロープ10m-
サバイバル用ナイフ-サバイバルに関連する判定に+1 ダガーとしても扱える
着替えセット
ミラージュドケープ艶やかなひだ布のケープ
スマルティエの首飾り-騎獣装備中
ウィンドコート-騎獣装備中
カースレベリオン-騎獣装備中
荷馬車内
荷馬車搭載機能収納機能
旅用荷車 30

名称備考個数収納
******* -

マテリアルカード

BASSS
16
名誉点
406
冒険者ランク
〈始まりの剣〉★2

名誉アイテム

点数
冒険者ランク2,000
多機能化<小さな鞄>0
多機能化<小さな鞄>0
多機能化<小さな鞄>0
個人専用化<タイタンフレイル>0
個人専用化<セービングマント>0
個人専用化<スマルティエの武道帯>0
マナタイトホーン0

容姿・経歴・その他メモ

──私の名前はラウラ。ラウラ・クレオスさ。

ストーリー

Ⅰ.穢れを欠いた蛮族

私の父であるミノタウロスに母は攫われ、私を産んだらしい。

父は種の繁栄を非常に重視しており、強力な母胎となり得る私は手厚く育てられたが、親らしいことは何もしてくれなかったと記憶している。
一方で母は望まぬ出産をしたはずなのだが、私をとても可愛がってくれたのをよく覚えている。

ウィークリングとして産まれた私は、他より力が弱かったため、おいていかれないようにひたすらに鍛錬をしていた。

Ⅱ.日常の終わり

そんな日々を過ごすこと数年。
私にとって大きな出来事が起きた。
人族が私の村を襲いに来たのだ。
尤も、今思えば攫われた人族を救いに来たのだろうということは自明であるが。

父はその時人間に殺され、私と母は保護された。
この時私が殺されなかったのはきっと母のおかげだろう。

非情に思われるかもしれないが、私はこの時父を殺された事による恨み等はまったくなかった。
むしろ未来の無い境遇から解き放たれたとさえ感じたほどだ。

その後母は無理が祟り帰らぬ人となり、私は私を保護した「クレオース家」の養子となった。

Ⅲ.クレオース家

ウィークリングである私が人族の中で馴染めるのか不安だったが、すぐに杞憂に終わった。
日々蛮族と戦いを繰り広げているザムサスカ地方では、日々冒険者が多数出入りしており、その冒険者の中にはウィークリングやナイトメア等、見た目が特徴的な種族も多く居たため、抵抗が薄い様だった。

さて、私が養子となったクレオース家は、ウルシラ大陸のザムサスカ地方で由緒あるお家らしい。
クレオース家での生活は、鍛錬しか行っていなかった私にとって厳しいものだった。
剣術指南…は問題はなかったが、社交や作法など細かい所作を徹底的に教え込まれた。

私の楽しみはそんな厳しい教えの隙をついて、家を抜ける事だった。
下町を散策するのは新しい発見が沢山あり、全てが輝いていたように見えた。
帰宅後は当然叱られたが謹慎なども無かったし、今思えばとても甘やかされていたのだと思う。

Ⅳ.踊り子と決意

家を抜け出しいつも通り散策をしていたある日、一人の旅芸者に出会った。
その人はこの辺りでは珍しい格好をしており、聞けば踊りを披露しながら色々なところを旅をしているらしい。
踊りを見せてもらった私はなんとも言えない高揚感に包まれ、気がつけばその人に踊りを教わりたいと頼み込んでいた。
最初は断られていたが、何度もお願いをする私に折れ、この地に留まっているひと月の間だけ教わることになった。

それからというものの、隙をついて家を抜け出しては踊りを教わるのが日課となっていった。

踊りを教わってからひと月後、芸者が旅立つその日、私はいつもの様に抜け出そうとしていたが運悪く見つかってしまい、この日に限って軟禁されてしまった。
上達した踊りを見せたかったのに、教えてくれたことを感謝したかったのに、そんな何とも言えない思いが込み上げてきた。

軟禁が解けた後急いで芸者を探したがやはり既に発っているようで、どこを捜しても見つからなかった。

いつかまた出会えると信じて、そして踊りをあの人に見せるため踊りを続けていこうとこの時決心した気がする。

Ⅴ.出奔そして現在

成人を迎えた日、親が縁談の話を持ってきた。
相手は別地方の貴族の王子らしい。
興味がなかったため断ろうとしたが、半ば強引に話が進んでおり、外堀を既に埋められていた。
ここまで育ててくれた事には感謝しているが、それとこれとは話は別だ。
挙式の日程まで決まったその日の夜、私は家を飛び出した。

後はなりゆきで冒険者となり、依頼を受けたり、時にはあの芸者のように踊りをしながら今は色々なところを点々としている。

…あれから何年も経つが、結局一度も帰っていないな。
両親はきっと怒っているだろう。
有名になったら元気にしていると親の耳に入るだろうし、そしたら連れ戻しに来るのかな?なんてことを考えながら、今日も私は気ままに冒険を続けている。

戦闘スタイル

 メイン武器は巨大なフレイルで、踊るように敵の攻撃を避けつつ、会心の一撃をお見舞いする。
その姿はまるで敵とダンスをしているようだと言われており、ラウラがいればどんな戦場も舞台となる。

基本情報

髪  :赤髪ロング
瞳  :オレンジ
角  :漆黒
身長 :平均身長程度
体重 :筋肉によりそこそこ
性格 :ガサツ
知能 :良くはない
体力 :有り余る
好き :動物
苦手 :両親

経歴表

4-4.両親に愛されて育った
5-6.絶対に知られたくない秘密がある
2-1.規律に厳しい環境で育った

冒険に出た理由

4-4.なりゆき

パーティについて

パーティ名

暁のダイスローブ ド フォーチュン
L'aube de Fortune

リーダー

ニーナ

メンバー

ラウラ(私)
ジュリエット
ブルキアナ
ピュイ

メタ情報

名前の由来

ラウラ:月桂樹→花言葉で勝利
ヴィクトリア:勝利の女神
ザムサスカ:ウルシラ大陸-ザムサスカ地方
クレオス:ギリシャ語で栄光
ザムサスカ地方に住む蛮族の貴族

初期成長

ラウラ - 今日 9:39

gr2 [2,2]->(敏捷度) | [3,2]->(筋力 or 敏捷度)

セッション履歴

前日譚

今はグランゼールという所に滞在して依頼をこなしている。
今日の依頼は大成功だったからこの町でうまいと噂の酒場で食事だ。

うん、うまい。
食べている最中アンデットがどうとか言ってた気がするな。

翌日、依頼を新しく受けようとギルドへ行ったら、なんだか随分と混雑していた。
受付嬢に聞くと、なんでもでかい魔域が出たから大規模クエストが発生したらしい。

危険度に比べて羽振りもよさそうだから、とりあえず受けることにしよっと。
パーティーも組む必要があるらしいけど、その辺は何とかしてくれるらしいのであとは任せて帰宅することにした。


そこから三日後、周辺警戒チームとしてチームを組むことになった。
人間のおっちゃんの他にちっちゃい女の子などがいる不安なパーティーだけど、そんなに難しくない依頼だし問題はなさそうかね。

合流地点に向かう途中敵と戦ったけど、チーム戦闘は一人の時よりもうまくいかないな。
攻撃をすると味方にあたりそうになったりしたり、戦場を自由に使うのは難しいみたいだ。
今回は他の人たちが何とかしてくれたからよかったものの、パーティーの時は動きをちょっと考えないといけないな。

時々休憩しながら移動すること数時間、日も沈んだところで食事をとり、野営をすることになった。
順番に見張りをすることになったので、最初にブルキアナと私が当番をすることになった。
二人気になった際、決まったパーティー等で動くことは無くそのせいもあってか戦闘はうまくいかなかったって言ってた。
そんな話をしていたら魔物のようなうなり声が聞こえてきた……と思ったらおっちゃんのいびきだった。


翌日も良い天気だったのだが、落石やらなんやらでひどい目にあった。
途中気になる洞窟があったため入ったところ、魔域の影響を受けているようだった。
その後目的地に着いた後、先輩冒険者のおっちゃん達は魔域に入っていき、私たちは見張りになった。

見張りを行っていると魔域からゾンビが湧いてきやがった。
そこではかなり苦戦を強いられやられてしまった。
気づけばリザレクションで蘇生はしてくれたようだが、これはかなりきついな……。
身体がうまく動かない。

何とか倒したと思ったら今度は大型アンデット。私たちはなす術なく崖に落ちていってしまった。
目が覚めると洞窟ではなくどこかの城のようだね。
とりあえず仲間を探すとしよう。

途中他の新人冒険者に出会い、はぐれたブルキアナと出口探しのついでに探すことにした。

ブルキアナはすぐ近くに転がっていたが、出口はない。
その後、他の先輩冒険者にあって事情を色々聞いた。
……どうやらだいぶまずそうだな…。
核の場所は分かったが証が必要らしいので、さらに探索することにした。
分かれ道の片方で探していた子を見つけ、反対側で魔域に入っていったおっちゃんを見つけた。
二人ともケガをしていたので応急手当てをして事情を聞くことにした。
途中で見つけた安全地帯にけが人を預けると、たまたまその人が証を持っていた。

その証を使って先に行くと何やらやばそうな魔物が鎮座している……。
ピュイに庇ってもらいつつニーナと私の一撃で何とか倒すことができた……。
その名は「マリウス・アルバート」というらしい。
倒した先には沢山の宝石があった。
こんなに苦労したんだからお宝くらい貰っていってもバチは当たらないさ。

さて、核を壊そう。


───私たちは無事に帰ってこれた。
だけどおっちゃんは戻ってくることはできなかったらしい。
私たちがもう少し早く倒すことができれば助けられたのだろうか。

そんなことを考えながら私は宿に帰った。


後日あの時のメンバーが再び集まった時、ブルキアナからパーティーを組まないかって言われた。
正直戦闘もボロボロだったし乗り気はしなかったけど、飽きるまでならいいかなってふと思ったから承諾しちゃった。

決まったからには強くならないと親に見つかった時何を言われるかわからないし、さっそく訓練もかねて簡単なクエストを受けに行こう。

~~~それから8年後~~~
ラウラの本当の冒険が始まる。

パーティ名の相談

ラウラ・クレオス - 先週 土曜日 4:35
パーティ名ねぇ……。
急に決めろったってそんなすぐに思いつかないよね。
そうだな……私達の初クエストはそれはもう賽を転がしたかのように大変なことばかり起きたけどなんとかなったし、〈Fortuna〉なんてどうだろう?
確か何処かの言葉で……幸運とかそんな意味があったはずだよ。
あ、いや……皮肉じゃなくてさ。本当に運が良かったと思ってるよ。うん。

できればみんなにも案を出してほしいから、1つの候補として挙げさせてもらおうかな。
それじゃ、みんなが出してくれるのを楽しみに待ってるね!

ニーナ - 先週 土曜日 12:26
パーティー名って決めないとだめ?
……まあなかったほうが後々めんどくさいことになるよねー。

うーん……。

そういえば昔読んだ本に、< L'aube(ローブ) >って言葉があったかな。
始まりとか夜明けって意味。
みんな今回が初の固定パーティーらしいし、なんか始まりって感じがしない?

一応案は出したけど、私は本当になんでもいいから後はみんなで決めといて。
あ、決まったらギルドに報告もしといてね。
これはパーティーリーダーから命令だよー。

ブルキアナ - 先週 日曜日 20:58
パーティ名?この前決めたクソダイスでいいじゃん!
アタシ達にぴったりだし……笑

ジュリエット - 先週 日曜日 22:48
パーティ名はあったほうがいいと思います…

その、そっちの方が名前が売れますし、仕事もきっと増えると思います…
それに、信用とかも得られやすいと…
だから、変な名前とかはいやなんですけど…
でも、その、どんな名前がいいかって言われると私は思いつかなくて…


あ!でも、今出てるラウラとニーナの案素敵だと思います…
かけ合わせるのもいいのかなぁ…なんて…あはは…

私からは以上です…

ピュイ - 先週 月曜日 0:31
へっ
へへへ

ふふ

ラウラ・クレオス - 先週 月曜日 14:28
fortuna、L'aube、クソダイス……。
幸運、夜明け、ダイス……。

そうだな……。
「暁のダイス」と書いて 「L'aube de Fortune(ローブ ド フォーチュン) 」 なんてどうだろう?
直訳すると「運命の夜明け、幸運の幕開け」って感じかな?
クソダイスだって出してくれた案だし、せっかくだから絡めてみたよ。

私達の始まりこそ不運に見舞われたけど、ここからは幸運が始まっていくと思うよ!

ブルキアナ - 先週 火曜日 16:16
異議な~し!

1話_夜明けの旅立ち

もう少しでグランゼールだ。

8年前のことを思い出しながら夜を過ごす。
ピュイはあの時いつの間にかいたけど、冒険者じゃなかったのか。

大変だったことを思い出したところで、今日はもう寝ることにした。

それから3日後、特に何事もなくたどり着いた。


朝ご飯を食べた後昔お世話になったギルドに顔出すことにした。
今はどうやら平和なようで、簡単な依頼しかないようだ。
どの依頼を受けようかなっと。
ピュイは死のにおいはしないって言ってるし、複数受けてもよさそうだな。

そんな話をしていたら赤髪のエルフが大金を持って話しかけてきた。
目的地の分からない場所への護衛の依頼が来た。
手掛かりはこのよくわからない聖印ねぇ……。
そりゃギルドがオーケーしないわけだ。

どうやらピュイが同じ紋章の聖印を持っていたようだ。
ニーナ曰く8年前の大規模作戦の時に拾ったらしい。
流石エルフといったところか、8年前は割と最近らしい。

旅のついででも良いらしい。
リーダーもオーケーと言っているし、受けることにした。

名前は「アリシア・アルバート」っていうらしい。

というわけで、ギルドに話を通しに行くことにした。
曰く、並行して受けれる依頼はないから、他の依頼はあきらめるか。

ギルドを出る時に死のにおいを感じたらしい。
……これは厄介な依頼を持ち込んじまったか……?

ブルキアナは前金を手にしたとたんいろんなものを買い込んでたな。
あれ、本当に必要なものなんだろうか。

そんな感じで、2日間ほどグランゼールに滞在した後、さっそく魔導公国ユーシズに向かうことにした。


5日間かかるらしいし、道中の川で食料調達だ。
中々うまそうな魚が釣れたし、今日の夕食にするか。

3日ぐらいしたところでコロロポッカの森に入った。
やはり森の中だし、揺れないように気を付けながら馬車を進める。

森の中で休めそうな湖があったから一度休むことにした。
そういえば、飽きたら抜けるって言ってから8年も経過していたんだな。

その日の夜、ニーナと野営の見張りをすることになった。
魚が食べたいっていうから釣り竿を作って一緒につることにした。
ニーナは意外とセンスがあるのか、かなり大きな魚を釣っていた。
私は坊主だったが、魚を分けてくれた。
その後いつも通り見張りをしていたが、ニーナが怪しい人物を発見したらしい。
より注意して見張りをしないとな。

翌日、昨日会ったことも気を付けながら進んだが、特に何かあるわけでもなく順調に森を抜けた。


森を抜けた矢先、アリシアを狙う輩に囲まれた。
こっちも依頼中の身なんでね。そのまま蹴散らすことにした。
ブルキアナの援護投擲も、ニーナの手厚いバフデバフも、ジュリエットの鼓砲も、この8年間で随分良い連携になったな。
ピュイは相変わらず、敵と戦いながら穴を掘ってるねぇ。
あれで無傷っていうんだから、リルドラケンって種族は驚きだ。

難しい話はよく分からないが、何かを復活させる依り代にするために襲ってきたらしい。

何はともあれ無事魔導公国に到着した。


ブルキアナは来たことないのに懐かしんでいた。
前世でファイアボールを打っていたのかもしれないな。
そうだとして、今は魔法が使えない体になっているって……前世で何をしたんだろうねぇ。

せっかくユーシズについたのだから適当に散策してみるかな。
ブルキアナと一緒になったので、せっかくだから一緒に回ることにしよう。
ブルキアナは占いに興味を持ったようだ。
どうやら腕は確かなようで、私たちが説明していないことをピタリと当ててしまった。
話によると魔導学府の学園に通っている小柄のエルフが何か知っているらしい。
時間があれば行ってみようかね。

その後一緒に買い物をしたが、ブルキアナは値切るのがうまいのか、安くアイテムを購入していた。
私も見習ってみようかな。
帰る前に一緒にお菓子を食べたりと、観光を満喫できた。

大事なことを忘れてた。ユーシズのギルドで情報収集するんだった。
色々教えてくれたが、難しいことはよくわからないな。血縁か転生者?だか何だかが原因で襲われたらしい。
つまり、襲ってきたやつを片っ端から捕まえていけば、その内目的は達成できる……か?


時間もあるし、図書館でも調べてみようかな。
と思ったら、ニーナもピュイも図書館で探しものをしているようだった。
聖印について司書に尋ねてみたが、どうやらわからないらしい。
奥の方に関係書があるらしいが、よくわからんので馬に任せることにした。
……どうやら馬もわからんらしい。
困っているとニーナが探してきてくれた。流石はリーダーだ。
普段はやる気はないが、やるときはやってくれるね。

ニーナがいつの間にかに変な草のペットを持っていた。
ここの名物なのかな?せっかくだから私も買いに行こう。


翌日。「魔女のポケット」という店に向かった。
ニーナは事前にいろいろと聞いていたようで、店主と難しいことを話していた。
さて、私も卵を買ってみよう。
……なんか小さな角が生えた丸っこいのが出てきた……。

へんてこなペットも手に入れたことだし、占いで言っていた場所に行ってみるか。
予言通り金髪のエルフがいた。
話を聞くと、紋章は国を記しているらしい。
あとはなんだっけ、「マリウス・アルバート」っていう名前だったり、夜闇の魔王「アーデルハイト」っていう名前だったり、よくわからない言葉がたくさん出てきた。
詳しくはニーナ、ピュイ、ジュリエットあたりが覚えていてくれるだろう。

要約すると、手伝いをしないと情報が得られないらしい。
というわけで、さっそく手伝うために地下に行くことになった。


入ってすぐ、入口付近でアイテムを拾ったブルキアナが小さくなっちまった。
ただでさえ小さいのにこれじゃ戦うのはきつそうだねぇ。

ピュイが水路に落ちちまったから私の着替えを貸してやった。
サイズはどうやらサイズは合ったみたいだね。

途中みんな疲れが見えてきたところだし、持ってきていたおやつをみんなで食べよう。
こっそり持ってきていたけど、みんな喜んでくれてよかった。

奥の方につくと、黄色いでかいスライムがいた。
どうやらこいつが目的のやつらしい。
こんなでかいスライムと戦うのは初めてだな。

久々にでかいやつと戦ったけど、うん。全く問題ないな。
飛び散っちゃったから戦利品は少し少ない気がするけど、それはまぁ仕方ない。
倒したらスライムが仲間になった……?まぁ害はなさそうだし、いっか。


後日報酬を受け取りに来たら、想像以上の報酬をもらうことができた。
これで、しばらくは困らなさそうだ。
ついでに目的地の情報も教えてくれた。ありがたい。
ん?目的地は私の故郷の西側あたりまで行く必要があるのか。
これはまたとんだ長旅になりそうだね。

航路を使えばだいぶ近道にはなりそうだけど……。
と思っていたら後ろから白髪の男が話しかけてきた。
船をタダでくれるって?中々虫のいい話だねぇ……。
ピュイも死の香りがするっていうし、かなり訳ありな感じがするな。
ま、リーダも依頼を受けるって言っていることだし、聞くだけ聞いてみますかね。

2話_遥か先の森の中で

船について色々聞いてみると条件はどうやら悪くはなさそうだった。
羽振りもだいぶ良いし、現状は断る理由はなさそうだねぇ。

どうやら船だと時間がかかるようだから、まずは山脈を越えるルートをとることになった。
翌朝には発つらしいが、ニーナは準備出来ているのかな?

出発して初日は順調なようだ。
コロロポッカの森で野営をする際、面白そうな泉の話を聞いたし、暇ができたら見に行くのもいいかもねぇ。

そこからは特に何もなくグランゼールへと帰還した。
さて、向かう先は極寒の地だ。まずは寒さ対策のため買い物をしないとだね。

買い物も済ませたし登山道の守衛にあいさつしに行ったら
「なんちゃらのアンフィスバエナ」の討伐or調査依頼を受けないと通してくれないらしい。
調査だけなら時間もかからないだろうし、仕方ないか。

帰宅後、ピュイ達の方でもギルドで話が進んでいたらしい。

後日、さっそく登山するため洞窟に入る。
やはりだいぶ寒いな。もっとしっかり防寒しておいた方がよかったか……?

洞窟を進んでいたら痕跡の他に輝いている鉱石などもあった。
ブルキアナが喜んで集めていたがどうやら魔物だったようでとんだ目にあった。

休める場所があったからここでしっかり休憩するとしよう。
夜ご飯はダスティが鍋を作ってくれた。
寒い洞窟では辛味も相まって体がとても温まるな。

翌朝洞窟を抜けると、今度は岩肌をなぞる様に上ることになった。
洞窟に入ったり出たり、道は入り組んでいるねぇ。
しばらく先に進むと、毒に冒された生き物が目の前で倒れていた。
息のあるやつはニーナが助けようとしたが、時間が経ちすぎていたのか間に合わなかったようだ。
亡くなっていた生き物はピュイが埋葬してくれたが、状況からして依頼の魔物が近くにいそうだね……。

準備をして少し先に進むと、食事をしている奴がいた。
逃げる場所もないし、やるしかないか。
首一本持っていったところで、水中に逃げやがった!
これじゃ私は何もできないし、後はブルキアナとニーナに任せようかな。
ニーナの魔法でとどめだ。
慣れない戦いだったけど、うまく連携できてよかったかな。

数日後には山を越えることができた。
さて、今度は砂漠ねぇ。
やっぱ寒いよりこっちの方がマシかな。

砂漠は雪山とは打って変わって何事もなく進み、ラージャハ帝国に到着した。
馬も砂まみれになっちまったし、荷車掃除と一緒に掃除してやるか。
掃除中帳簿にメモしていないアイテムが出てきた。魔動機関係のだしジュリエットのやつかな?
ちゃんとメモしてっと…。よし、これであらかた掃除も終わったかな。
少し砂は残ってるけど旅する分には問題ないし、これくらいでいいかな。

後日、魔動列車に乗るため駅へ来た。
前に乗ったことはあるけど、相変わらずこんな塊が動くなんてねぇ。
乗った列車には寝るところや食堂もついていた。
こんなでっかい列車もあるなんて知らなかったな。

お金は使わなきゃ意味がない…か。商人の言葉は重みが違うねぇ。
ブルキアナの浪費癖も無駄ではない…のかな?

列車の中で過ごすこと数日、ダスティから依頼の目的を聞くことができた。
好きな人の苗木を植えるためだけにこんな大金を払うだなんて、きっとすごく大切な人だったんだろうね。

翌日、何か不具合があったようで列車が止まってしまった。
せっかくだからオーレルム地方を散策することにした。
この地方で8年前に見たハーブなどを見つけた。あれってこの地方の特産だったのか。
こんな遠くのものだったなんて知らなかったな。

次の日には問題なく列車は動き出し、目的地へ無事にたどり着いた。
街では霧が深いから森に入らないようにと忠告を受けた。
地図を見ると目的地へ行くためにはこの森を通らないといけないようだ……。
まったく、前途多難な旅だよ。

ピュイがはぐれて戻ってきたら、ギルド依頼を受けていた。
森の依頼だったから道すがら受けれそうだしよかったけど、前回も今回もピュイは色々な依頼を持ってくるねぇ。

森の中に入ってしばらく、アリシアとニーナが同じところを回っていると言っている。
ぱっと見違いは分からないけどエルフは森に詳しいのかな?

森では燃えた芋虫が大量に湧いていた。
少し気持ち悪いな……。
奇妙な霧と芋虫以外は比較的普通の森と同じかな。
しばらく進むと、霧の元凶に近づいているのか、変な草にニーナ以外が食べられちゃった。
もちろん私も食べられたわけだけども、草なんて引きちぎっちゃえば問題ないな。
よし、残りの皆もさっさと助けちゃおう。
その日の夜、アリシアが見つけた痕跡から依頼の魔物を特定したようだ。

そこからしばらく進むと、元凶と思われれる遺跡を発見した。
ピュイが死の臭いがするって言っているし、ここで間違いないのかな。
目の前に目標を発見したけど、死の臭いは…上からだって?
真上にめっちゃでかい蝶のようなものが飛んでいた。
あれが目標か!?
気持ち悪い芋虫も大量にいるし早いとこ決めたいところだけど、できるか……?
この鱗粉……なんだか目が回るぞ。もう少しで味方を攻撃するところだった……。
少し危ない場面もあったけど、事なきを得た。
それにしても、立て続けに変異種だなんて、生態系に変化でも起きているのかな?

ともあれ、無事に目的の村についた。
まずは苗木を植えないとだね。
潮風のする景色の良い場所に植えるようだ。どうやら彼女が好きだった場所らしい。

あとは船の権利書と、銀色に輝く花のお守りを譲り受けた。
最後の旅か……メリアの短命種の寿命間近ってことか。

……何十年もしてこの苗が育ったら、また皆で来ようかね。
もしかしたらダスティの花も近くに植えられているかな。
って、8年前は飽きるまでとか言ってたのに、気づけば情も移ったもんだな。

さぁ、今日はもう疲れたし明日に備えて寝ようかな。

3話_大陸横断-前編

しっかり休んだことだし、そろそろ目的地へ向かうとするか。

その後は目的地の道中であるカタフニアまで順調にいくことができた。
そこでしばらく滞在した後、魔導列車で発つことにした。

チケットはどこにやったかな……あったあった。
くしゃくしゃになってたけど、どうやら問題はないようだ。


乗っている間やることもないし、ついでに護衛の依頼を受けることになった。
ま、その前にだいぶ広いみたいだし色々見て回ろうかね。

シャワールームに売店に、食堂……カジノまである。
列車というよりも一つの商業施設のようだ。

さて、ここから1か月か。
まずはシャワーでも浴びて、マッサージルームにでも行ってみるかね。
こりゃいいね。マッサージは気づいたら寝てしまうほど気持ちよかった。
列車に滞在している期間は定期的に通わせてもらおうかな。

途中止まった街も何かいいものがあるかもしれないし、見ていかないとね。
馬と散策しているとマッサージ師の人が香料で悩んでいるのを発見した。
いきなりどっちがいいか選べったってそんなの私にはわからないしなぁ。
直感で選んだけど喜んでくれたみたいだった。
さて、まだしばらく時間もあるし、乗り遅れない程度にいろいろ回ろうかな。

今日はカジノにでも顔を出してみようかな。
家にいた時はたしなみ程度にはやっていたけど……正直あまり得意ではないから少しだけにしておこう。
ブルキアナもカジノにいたけど、周りの声を聞くに毎日入り浸っているようだな?
それも大金スッたと……。まぁあまりはまりすぎないようにね。
私もディーラーにお願いして席に着いた。
出目は悪くないが……流石にディーラーをやっているだけのことはあり、あっさり負けてしまったよ。
出費もかさむし、次やるとしても到着前くらいにしておこうかな。

さぁ久々の停車駅だ。
今日も馬を連れて散策しよっと。
あれは…ピュイか。地面が恋しくて降りたのかな。
───出発ギリギリにもかかわらずピュイがいない。さてはまだ外にいるな?
泥だらけのピュイを無事に見つけ、乗り遅れるのは免れた。ふぅ…危なかった。

……シャワー浴びるかぁ……

──暫くして列車は蛮族領に入ったようだ。ここからはしばらく列車はノンストップらしい。
護衛の任務もあるし、ここ数日は少し気を張ったほうがよさそうだな。
そんなことを思っていた矢先、探偵と名乗る人をブルキアナとピュイが連れてきた。
聞けば蛮族がこの列車を狙っているから手伝ってほしいらしい。
もともと護衛の依頼もあったし、追加で報酬がもらえるっていうなら断る必要はないね。
怪しい人リストの中には見知った人もいるな。

夜の客室や売店には起きている人こそいたものの特に異常はなさそうかな。
こう狭いと頼りの馬にも聞けないし、中々骨が折れる仕事さね。
まぁ強いて言うなら、列車内ではやることがないはずなのに大量の魔晶石を買い込んだりしている人くらいか……。
探偵が魔力炉に細工されているのを発見したらしい。
問題発生する場所はこれでわかったも同然だし、後は細工をした人を探せば良いのかな。

夜のカジノに行くといつもカジノにいる男性二人が見つけた。
リカントの一人はブルキアナから聞いていた通り、ウィークリングにあたりが強いみたいだな。
蛮族に対して異常な敵意があるのだろうか。
だいぶ粗暴ではあるけど、今回の件に関しては蛮族が絡んでいるみたいだし、この人は除外してもよさそうかも。
もう一人はブルキアナとギャンブルしていた人かな。
この人は物腰柔らかな感じで悪いようには見えないけど……。ギャンブルも強いし、隠すのもきっとうまいよね。
ディーラーは夜は食堂にいるみたいだから、次はそこに行ってみようかな。
食堂には話の通りディーラーとマッサージ師の二人が食事をしていた。
仲よく食事している所申し訳ないけど、これも仕事だし声をかけさせてもらおう。
聞き込みをしたところ異常はピュイだけのようだ。……つまりいつもどおりってわけだ。
んー、中々情報が集まらないな。ぱっと見は平和そのもの何だけどなぁ。

ブレーキに異常が出ているってニーナが言っていたから、整備士っぽいおっちゃんに伝えに行くとしよう。
客室にいたおっちゃんに話したら、見てくれると言っていた。
この列車の整備士ではないみたいだったけどありがたい限りだ。今度会ったらお酒でもおごってあげるか。

──ニーナが怪しい話を聞いたみたいだし、いよいよ時間が無くなってきたな。
みんなで集まって話し合おう。
リカントの男は怪しくないと話したが、ニーナ曰く「人族に与するウィークリングに対して敵意がある」という考えもあると…。
…確かにそれは考えていなかったな。
更に話すこと数十分。葉っぱがたくさん落ちていたところから、メリアが怪しいのではないかとなった。
調香師もしているニーナは香りで怪しい人をどんどん絞っていっている。
普段はやる気なさそうだけどいざというときはいつも活躍してくれるし、流石リーダーだ。
話し合った結果一人に絞ることができた。

捕まえたところ、あっさり犯人と吐いてくれた。
なんか列車が大変なことになってるけど、とりあえず敵をぶちのめそう。
最近フレイルも振るってなかったし、体を動かしますか。
列車の上で戦っている間に中でブルキアナがやられたらしい…!
どうやら相手はかなり手練れのようだね!
最大の力もって敵を薙ぎ払う。
安心するにはまだ早い…!急いで列車を止めないと…!

私は倒すの専門だからね。頭を使うのはリーダーにお任せだ。
私はブレーキをかけるために別車両に急がなきゃ。
うぉりゃぁぁ!ってブレーキを掛けたけど……止まらない……!
ん?段々列車が遅くなっていく…。リーダーがやってくれたのかな?どうか間に合って……!

──どうやら何とかなったようだ。
問題を起こした奴を縛り上げてギルドに引き渡す。
そこで探偵と出会ったんだけど、ブルキアナが貰ったネックレスについていろいろ教えてくれた。
名前<黎明の首飾り>というらしく、どうやら「陽光の勇者」についてのおとぎ話に関係しているらしい。
これらについて、個人的に追って調べてくれるらしい。

そんなことを話しつつ、疲れた体を休めるために今日は宿に足を運ぶことにした。
宿に向かう途中、謎の卵に惹かれて購入してみた。
すると、タマが卵を吸収してしまい、見た目が変わってしまった。
これは……ドラゴン…?

3話_大陸横断-後編

それから2週間と数日、船を借り受ける街に到着した。
列車の旅はここまでで、ここからは海路になるってことか。
思えば一つの依頼でここまで長旅をしたのは初めてかもしれないな。

さて、到着したはいいがこの街は随分と活気がないな。
ギルドに行けば何かわかるかな。

聞けば変な魔物が海に住み着いたせいで漁などができないらしい。
さらにここのギルド員は別のところに駆り出されているとのことだ。

待つのもいいけどその間は暇になってしまうし、道すがらだ。
リーダーも良いって言ってるし、依頼を受けることにしよう。

んで、目標の魔物はサメだって?
てことは水中で戦うことになるのか……。
ちょっとてこずりそうだけど、羽振りもいいし頑張ってみるか。

…っと。まずは船を受け取らないとね。

───待つこと数分。模型の船が出てきた。
どうやら呪文を唱えることで大きさを変えることができるらしい。
ライダーギルドで売ってる縮小の札の応用なのかな。

後は依頼で使用する装備を受け取れるみたいだから、貰いに行こう。
装備の詳細を聞いてみると……性能の良い水着……?まぁ、使えればなんでもいっか。

受け取るまでに5日はかかるみたいだから、その間は情報収集でもしようかね。

集めた情報によると
①硬い船底を食いちぎるほどの咬合力
②数十体の群れと特殊個体がいる
③特殊個体は他のサメと比較にならない程巨大である
④縄張りから出れば、狩りの時を除き襲ってはこない

───水着ができたみたいだから受け取りに来た。
ほぉ、意外と悪くないデザインだね。
でもこんな布切れで守ることできるのかい?
…よくわからないけど、すごい魔法がかかっているから問題ないらしい。
ま、普段から防具なんてないようなものだし、動きやすければなんでも良いさ。

あとはライダーギルドから水中用の騎獣を借りてっと……。
ウマは今回はお留守番だよ。いい子にしてなね。

ピュイは埋めるだけじゃなくて散骨でもいいんだね。
てっきり埋めることにこだわっているのかと思ったよ。


依頼の船に乗って約2時間。ポイントに到着した。
ジュリエットとアリシアは船に残って、私らは海に飛び込む。

海の中で話せるってのは不思議な感覚だねぇ。
そんなことを思っていると、サメの大群がさっそく襲ってきた!
へぇ、こいつらが目標の魔物か。
初めての水中戦だ。いっちょ舞ってみましょうか。

いつもより攻撃をうまいところに充てることができなかったけど、水中戦の初陣にしてはだいぶ動けた方かな。
横をすり抜けてニーナの方へ行ったときは焦ったけど、ピュイがしっかり守ってくれていたから安心して戦えたな。

これで最後!って思ったらニーナから凄い衝撃波が飛んできて危うく気絶するところだったよ。

なんにしても無事に依頼を終えられたみたいで良かった。


───報酬を受け取り、数を数える。うん、しっかり頂戴した。
こんなに沢山もらったってのに、ブルキアナは全然増えた気がしないって……普段から無駄遣いしすぎなんじゃないかい?
ま、ガメルは使うものだからね。後悔がないなら沢山使った方がガメルもきっと喜ぶさね。

その夜、街の人達からBBQに誘われたので、参加させてもらうことになった。
港町なだけあって、やっぱり魚が絶品だねぇ。

おいしいご飯においしいお酒……気分もよくなってきたし舞いでも踊ろうかな!

4話_大海原を超えて

改めて船の使い方を聞きに港に集合することにした。
船のサイズ変更について難しい説明をしていたけど、ニーナとかそのあたりが聞いているだろう。

ブルキアナが腰を振りながら呪文を唱え始めた。
…おぉ、でかくなった。

これは持ち運びが便利だ。

出港後の注意を色々教えてくれたけど、エルフを積極的に狙う魔物とはねぇ。
色々な魔物がいるんだねぇ。

とりあえず船の確認はできたし、船旅に向けて買い出しでもしようかね。
キャンプ用品をオススメしてくれたけど、何がいいのかさっぱりわからんな。
このよく切れそうなナイフだけ購入しておこうかな。
あたしの武器じゃ切断とかは難しいだろうしねぇ。

えっと次は…港のおっちゃん達に情報を聞くんだっけか。
魚料理を教えてくれるらしい。
へぇ、この料理は上手く調理すれば保存食にもなるのか。

地図も詳しい情報を書き込んでくれた。
確実とはいかないまでも、これで面倒ごとを避けやすくなるかな。
目的地に行くまでに変な伝承がある区域があるらしい。
嵐に気をつける必要ありか……ピュイに聞く感じ問題はなさそうだね。

船内はだいぶ大きく、調理場だけでなく個室も用意されているのか。
晴れているうちはかなり快適な旅ができそうで、ちょっと楽しみになってきたな。
操舵室にはちっこいネコがいた。
軽く話を聞いていた通り、この子がお手伝いしてくれるネコかな。
うちのタマと仲良くできそうな見た目をしているな。
名前を決めろったって…と考えているとブルキアナが「ティファ」と名付けていた。
へぇ、意外といいセンスしてるじゃないか。

改めて思うけど、だいぶ豪華な船を貰ったものだ。


数日後、準備を終えいよいよ出航だ。

その日の夜、今までの旅路について振り返っていた。
8年以上旅を続けているけど、短期間でここまで移動するのは初めてだな。
アリシアは感謝していたけど、アリシアならきっと一人でもここまでたどり着いていただろうな。


さぁ、今日から本格的に船での生活がスタートだ。
暇なときはみんなで釣りをすることにした。
良いポイントなのか、みんな大量に釣れてるねぇ。
……って、あたしの釣った魚が鳥に持ってかれちまった!
まぁ、全部じゃないし慌てなくていっか。


操舵室でのんびりしていると、ピュイが雨宿りにやってきた。
雨宿りついでに料理を作ってみたけど……ちょっと濃いな。
ピュイに挙げるわけにはいかないから、ミカンを上げた。

それから数日、アリシアから魚に飽きる前に料理対決をしないかという提案がった。
この前失敗したばっかなんだけどなぁ。
失敗を活かして、ホタテのバターソテーにチャレンジしてみたところ、以外にも好評だった。
今度は成功してよかった。
ニーナは失敗したのがよほどショックだったのか、あれから魚を釣っては調理場でこっそり訓練しているみたいだ。
その甲斐あってか、この生活中にすっかり上手になったみたいだ。
ニーナは結構負けず嫌いなんだねぇ。

船よりも大きな魚に襲われたりとハプニングもあったけど、思ったよりも順調な旅を楽しめてるな。
っと、体を動かすのも忘れないようにしないと。

そんなこんなで数週間。
ピュイが無人島らしき島で座礁している船を見張り台から見つけたらしい。
海の生活も少し飽きてきたことだし、少し探索してみると宝を見つけた。
たまには陸に上がるのも悪くないね!
久々の陸地だし、狩りでお肉でも手に入れときたいね。

その日の夜は、朝とは打って変わって嵐になっていた。
そしてそれに乗じて蛮族があたしらの船に着けてきたようだ。
無人島の時からつけられてたか……?

慣れない足場だが、いつも通り蹴散らすだけさ。
───っとまぁ足場になれるのに少し時間がかかっちゃったけど、慣れれば余裕さね。
っっ!!油断した!一瞬の隙をついてニーナが連れていかれた!それを見たブルキアナも飛び込んでいってしまった。
この嵐じゃ危険すぎる。いったん嵐が止むまで待つしかないな……。

翌朝辺りを探したけど、影すら見当たらなかった。
近くの島に座礁しているかもしれない。少し休んだ後、近くの島を探してみよう。

探している途中、蛮族の残党が何度も襲ってきやがった。この近くにさらわれた拠点があるのか…?

少しずつみんなの顔に焦りが見えているな。
だけどピュイ曰くニーナは無事って言ってるし、ブルキアナも……まぁ多分大丈夫だろう。
食料も少なくなってきたし猶予はどのくらい残っているか分からないけど、早く探してあげないと。
……それにしても、ピュイは二人きりの時に限るけど、だいぶ話してくれるようになったな。
気持ちは焦るけど、進める量は決まってるからね。心は落ち着かせていかないといけないな。

翌日ピュイがイルカたちと話していた。その後イルカを追いかけて行くと、それらしい場所を見つけた。
痕跡を見た感じ無事そうではあるけど、急いで探してあげないとね。
……しばらくすると、大量の…ゴリラ?に襲われている二人を発見した。
さっさと合流して叩かないと。

あのゴリラたちずっと木の上にいるせいで全然当たらないじゃないか!
はぁはぁ…時間はかかったけど何とか倒せたぞ。
後ろでノビてるニーナを回収しようとしたら、今度はでかいゴリラが奥からやってきた。
こいつは中々大変だぞと思っていたけど、どうやら戦闘の意思はないみたいだ。
かしこいゴリラでよかったよ。
……それにしても他ゴリラの治療と引き換えに宝石を寄こすなんて、知能が相当高いみたいだな。
本当に敵対しなくてよかった。

無事に連れ戻した後はアリシアとジュリエットが料理を作って待っていた。
疲れた体を癒し、翌日からは目的地への航海を再開することになった。

晴れていたと思ったら、通常ではありえない速度で雲が立ち込め、すぐに嵐になった。
すると巨大なイカが船の前から現れた。
これが船乗りのおっちゃんが言ってた化け物かな?
噂をすると出てくるっていうのは本当なんだねぇ。
ということはこいつを倒せばあとは平和な船旅ってわけだ。
今日の夜はイカ焼きにしよう!

流石にでかかっただけあってかなり骨が折れたよ……
これは皆の力がなかったら船沈んでたな……
イカを倒すと同時に嵐もなくなったみたいだ。

クラーケンが食べていた?宝箱からは宝石が出てきたし、採算はとれたかな♪

それからイカを食べながら後悔すること数日、この後は何事もなく目的の土地に到着した。
色々不足しているものもあるし、休憩した後はさっそく買い出しに行かないとだね。

5話_手掛かりの先は

ハプニングが結構あったけど、何とか目的のフィラント村へたどり着いた。

到着するなり、ブルキアナが最高級の荷車を買ってきた。
……無駄遣いしていたと思ったけど、いつの間にそんな大金を持っていたなんてねぇ…。
それを見るなりニーナは花壇や調合台を搬入してきた。
今までの荷車はそこまで大きなものではなかったからねぇ。

宿で休憩中、アリシアが少しだけ過去のことを思い出してきたようだ。
この調子で色々思い出してくれるといいんだけど。

んで、街の人曰く魔物と人の混合集団が悪さしているらしい……ねぇ。
列車の出来事といい、また何か良からぬことが起きそうな予感がするな。


翌朝、混合集団についてギルドに尋ねてみることにした。
聞けば10年以上前から活動していることと、信仰している神の復活を目的にしているっぽい。
特定の紋章を身に着けているらしいけど……過去に襲ってきたやつが身に着けていたような…?
まぁ出会ったら前のように返り討ちにすればいっか。

これから向かう先について聞いてみると無断侵入はダメらしい。
仕方ないので、依頼を受けることで便宜を図るよう交換条件とした。

依頼内容は大きな蜂退治らしい。
荷車は入れられない場所にあるらしいから、向かうなら徒歩か……。

追加情報をブルキアナがガメルを払って聞いていたが、8年前の魔域が関係している……と。
……嫌なことを思い出しちゃったなぁ……。

翌朝依頼の場所へ行くため、おっちゃんに連れられて森を抜け洞窟を抜け進んでいく。
夜、野営にちょうど良い洞窟を見つけたし、ここいらで野営でもするか。

安全とはいえ、見張りはちゃんとしないとね。
――しまった。野生動物に保存食を盗まれた……!
残りがかなり少ないけど、最悪他の人にお願いするしかないかな…。

道中食べれそうなキノコを見つけたから、これでうまいこと食いつないでいこう。

変な植物に出会ったりはしたけど、遺跡には無事到着した。
ここからは崖登りか。ウマはいい子にしてなね。
…うぉ!体が急に浮いたと思ったら、ピュイか。ありがたいけど、角はあまり乱暴に扱わないでね。

崖上に上がるとすでに蜂たちが待ち構えていた。
こんな足場で先制を取られるなんて危険な状況……燃えてくるじゃないか。

少しぐだった所はあるけど、とりあえず殲滅が完了した。
さて、ここから帰るんだけど……面倒な道のりだねぇ。

帰宅後、さっそく目的地の情報を提供してもらい、整理することになった。
まぁ複雑なことは分からないけど、魔王とか秘宝とかがあるらしい。
おとぎ話じゃなくて本当のことならとんだ規模になってきたもんだ。

結構長い道中だったからしばらく滞在しようって話になった。
期間中は久々に舞踏の練習としてストリートパフォーマンスでもしようかな。


―――滞在期間も終わり、いよいよ目的地へ向かうことになった。
蜂がいた遺跡は中々のものだったらしく、選別として大金を貰った。
この先の情報を買い取ってくれるらしい。私は1000ガメルって言ったけど、ブルキアナ……なかなかに吹っ掛けたな?
少し焦っていたから想定外なんだろうけど、ああやって大きく出るのは見習わないとな。

それから荒野を抜け、目的地である城塞遺跡へ到着した。
奥に進むにつれ道幅が荷車ぎりぎりになっていったけど、何とか通れそうだからそのまま進もう。
……!!
黒い霧が出てきたと思ったら突然攻撃が飛んできてでかい騎士が霧から出てきた…?
どうやらアリシアを狙っているようだし、さっさと倒さないと!!

奇襲だったこともあって、ブルキアナとジュリエットがやられちゃった。
早めに応急処置をしないと。
―――とりあえず息を吹き返してよかったよ……。全く、毎回世話の焼けるねぇ。


奥に進むと魔法陣を発見した。
起動してしばらくすると…見知らぬ地下空間へ転移したようだな。
奥の方から気配を感じるな。おそらくはここの主か?
意を決して先に進むと、巨大なゴーレムが鎮座しているみたいな。
やつを倒せば、目的地に進めるのかな?
それなら壊れるまで叩くだけさ!

うぉ!こいつ殴る度に崩れて岩が降ってくるのか……!
だいぶやりづらい敵だな…。

ぜんっぜん効かねぇ……と思っていたけど、ニーナの攻撃はしっかり食らっていたようで、ついには崩れ落ちた。
今までで一番やばかったかも…。
やる時は本当に頼りになるね、リーダーは。

再び倒れていたブルキアナを治療し、奥へ進む。
先には…また魔法陣か。いわくさらに長距離の転移魔法陣らしい。
転移先がどうなっているかわからないけど、行くんだね。
ま、リーダーには世話になってるし、ピュイの様子を見る限り……大丈夫そうか。

魔法陣に飛び込むと……砂漠か。
それに来たことのない土地だって?
ま、取り合えず地に足がつく場所でよかったよ。

食料はまだあるし、まずは人のいる場所を探さないとな。
ブルキアナが荷車を最新のやつに変えておいてくれたおかげで助かったよ。

6話_月明かりの下で

そういえばあの町のギルド長が言っていたな。たしか……ケルディオン大陸だったか?
もしかしたらそこに飛ばされたんだろうか。

ここにいても仕方がないし、まずは街とかを探したいんだけど……。
リーダーが空を飛んであたりを見てくれたけど、どこを見ても砂の山。街なんてものは何もないらしい

あてのない砂の旅……食料が尽きるのが先か、街か戻る魔法陣を見つけるのが先か……。
全員で気力を保っていかないと。

一応水が溜まっている場所はあるようだ。ということは、慎重に進めば何とかなるかもしれないな。
ジュリエットのバイクが砂で大変なことになっているみたい。
途中で壊れなければいいんだけど。

時折現れる魔物やサボテン等を横目にしばらく進んでいると、砂に埋もれた遺跡を発見した。
もしかしたら何かあるかもしれないし、調査してみよう。
最奥まで到着すると、湧き水といくつか売れそうなものを発見した。
まるでその日暮らしをしている気分だよ。

見たことのない大型魔物も現れて、かなりの被害も受けちゃった。
皆で転移していなかったらと思うと……本当にぞっとするよ。

あれから一週間以上か……ふとブルキアナが遠くにオアシスを発見したらしい。
でも、いくら走ってもたどり着かない……。もしかして蜃気楼か?

オアシスに気を取られていたら、急にウマが足を止めた。
その瞬間、でかい流砂とその中心に巨大な魔物。後ろにはサソリ。
ピンチなんだけど、あれが今日の食糧だと思えば……なんだかやる気が出てきたじゃないか。

とまぁやる気は出してみたものの、足場は悪いし敵は硬いしでやりにくいったらないねぇ。
ゾンビはニーナたちの方に流れていったけど、三人いるしきっと大丈夫だろう。
――背中がひんやりしたと思ったら、何かが爆発したりしているようだけど、本当に大丈夫だよな…?

流砂の中で戦う戦闘は異常に厳しかった。
気づけば、ブルキアナにジュリエット、ニーナまでもがやられてしまって流砂に流されている。
これは万事休すか…?
と思ったら、ニーナが敵の視界から外れた刹那、ピュイが隙をついてリーダーを起こす。
視界外にいるニーナが会心の一撃をお見舞いするのが見えた。
そこを逃さず追撃する。
パーティは壊滅しかけたけど、ピュイの機転によって何とかなった…な…。
何とか倒したけど、意識が……。


――――気づけば知らない村で寝ていた。
どうやら近くに村があり、助かったようだ。
歩いていたのは無駄じゃなかったってことかな。
外を歩くと私たちが居た大陸と同じようなものが店に売っていたりと、一部を除いて大差ないようだ。
ただ一つ違うのは、よくわからない魔法によってこの村は保護されているということだ。

戻ってきたら私たちを助けてくれた人から情報と引き換えに依頼があるらしい。
恩もあるしこの場所についても何もわからないし断る理由はないかな。
聞くところによると最初考えていた通り、ここはケルディオン大陸らしい。
さらに細かく言うと、ガラクスィアス地方のタラゼド村ってところらしい。

んで、依頼はこの大陸の王都へ行って、教団をぶっ叩けばよいのかな。
ちなみにアリシアは吸血鬼の王を復活させるために必要らしく狙われているっぽいな。

アリシアはまた少し思い出したようだ。
ここにある王都へ行くことが一つらしい。そこに行けば思い出す……か。
何か大きなことが起きるかもしれないけど、それが私たちの受けた依頼だからね。

イライザの訓練をピュイとブルキアナが受けている間に、私はウォーレンのおっちゃんから色々話を聞くことにした。
イライザが勇者の血を引いている…ねぇ。
今の護衛が終わったら手伝ってほしいってさ。

何で冒険者をやっているか……ねぇ。今思えば完全に成り行きのままここまで来ちゃったな。
飽きないからいいんだけどさ。
―そんな話をして帰路に着く。

出立前、アリシアからお守りを受け取った。
へぇ、こんなものをいつの間に作っていたなんて。中々綺麗じゃないか。

そして王都内の城へ向かう道のりが始まった。
道中魔神の痕跡を見つけたり、罠があったりと中々に不穏なところだね。
見つけた宝箱はミミックだったようで、ブルキアナが食われちまったりもしたけど、何とか目的地に着いた。
ただ、曰くこんなに静かなのはおかしいらしいから、ちょっと準備して乗り込もうかな。
アリシアが城の扉を開けると急に苦しみ、気を失ってしまった。
外傷はないらしい。

雨も降ってきたし、場所を一度変えようとしたところ、背後に教団と思われる奴らに囲まれた。
やはりアリシア狙いか。
囲まれた危険な状況でも受けた依頼、ちゃんと完遂させないとね。

―――やはり多勢に無勢。指揮官はやったけど、数が多い。
ウマもやられちまった。私のためにありがとうね。
もうだめか…?と思ったその瞬間、相手の攻撃が霧散した。
イライザたちの援軍か!?申し訳ない!ここは任せた……!

それから何とか帰還し、手当てを受ける。
助けてくれた人は神を殺した英雄…ねぇ。本当にそんな人がいるんだね。
それが本当ならあれくらいはなんてことは無いだろう。

数日後の夜中、アリシアが目を覚ましたとニーナから声がかかる。
どうやら全て思い出したらしく、目的地はあの王都の城だったらしい。
これで依頼は完了…か。

んで、最後のお願いで殺してほしいって?魔王の半身だって?
まぁ相手は強大だし気持ちは少しわかるけど、こんなに長い間過ごしていてそれは中々酷な話だねぇ。
神殺しの英雄なんてのもいるし、猶予もまだあるし難しいことは考えなくてもいいんじゃないかな。

「本当は死にたくない」…か。ちゃんと本音が言えたね。
それならばなんとかしようじゃないか。今度は友人として…ね。

―――そうはいったものの、まぁどうするかなーんにも方法は思いつかないや。
皆で考えていると、イライザからおとぎ話レベルの希望を聞くことができた。
闇雲に動くよりも全然よさそうだ。

まずはアルフレイム大陸に戻りたいな。
近くの転移魔法陣を教えてもらい、魔法文明時代の通信石板を借りて連絡を取りつつ行動することにした。

幕間_夜を超えるために

やっとアルフレイム大陸に戻ってきた。
力不足を感じたし、これから訓練していかないとねぇ。
相手は強大だ。何をしていったもんかねぇ。

それから数日、道中は何事もなくキングスフォールに到着した。
そこからさらに2週間、依頼を受けつつ情報を集めながら生活している。

あの戦闘から力不足を感じたのか、気づけばジュリエットはでっかい機械カニに、ブルキアナはでっかいロボットのような恰好になっていた。
皆思うことがあったんだろうねぇ。

今日も何の情報もなくギルドへ帰ったところ、暴走列車の時に協力したモニカという探偵の人から声がかかった。
どうやら秘宝を探していることを聞きつけたらしい。

協力してくれたお礼に情報を連携してくれるとのことだ。
一つはザムサスカ地方にあるかもとのこと……随分面倒な場所に行く必要があるようだな……。
鉢合わせにならなければいいけど……。
二つ目はは居場所不明のドラゴンが抱えていると……
三つめはオーレルム地方で、四つ目は海中神殿。
最後は勇者の故郷……ねぇ。
と思っているとブルキアナが商人から貰った首飾りがそれらしい。
……あの商人って勇者の一行だったのだろうか。

何にしても秘宝を探しに行く前に力をつける方針となった。

――それから半年後
一通りの訓練を終え、再びモニカと合流することにした。
隣には……以前会ったらしい遺跡ギルドのおっちゃんも一緒におり、情報を交換することになった。

・私たちと交戦した教団は、この半年でどんどん勢力を拡大しているらしい
・海中神殿はChaos Oceanにあることが判明
・秘宝の盾は依然詳細不明
・秘宝の一つはザムサスカ地方の旧都ルセア付近の秘境にあるらしい

取引はザムサスカ地方に向かうための海路と、他大陸の情報を交換することで成立した。


そこからは列車で海の方へ向かい、海からザムサスカ地方のリベルダージへ向かうことになった。

航海は天候こそ不安定ではあったものの、想像していたよりは危なげなくザムサスカ地方に到着した。
情報を聞きにおっちゃんについていくとそこは……実家だ。
……遺跡のおっちゃん、わざとじゃないだろうな?
顔を合わせるのは気まずいから、私は外で待ってようかね。
それにしても、わが家が秘宝の情報を持っていただなんてな。

情報によると山を登るらしいな。
というわけで、山登りだ。
途中狭い洞窟を通ったり、小さな魔域を通ったりと遠回りをしていたが目的の村へたどり着いた。
この村では武装を全て脱がないといけないらしいな。
まぁ、よそ者だし仕方ないか。

疲れたのか壊れたのかわからないけど、ブルキアナがおかしくなっていた。
初めて会う人の前ではもう少ししゃんとしてほしいものだけど、まぁブルキアナだしな。

どうやら秘宝はここにはないらしい。
場所はコルガナ地方の奈落の辺りだって?だいぶやばいところにあるじゃないか。
そこに案内するにもまずは腕試しが必要ねぇ。ま、死地に追いやるのも目覚めが悪いから、仕方ないさね。

腕試しは妖精と組みてか。初めての大妖精との闘い、少しワクワクするねぇ。
うぉ、あっついな!こいつは…イフリートか!そんなやばいのを召喚できるとは。
想像していたよりもはるかにやばいのが出てきたな……。

――ぜぇ、ぜぇ…流石ロードなだけあってめっちゃ強かった……。見た感じまだ余裕そうだってんだから恐ろしいよ。
ピュイの新しい技にリーダーの魔法、ブルキアナの挑発にジュリエットの援護、どれがかけても多分勝てなかっただろうな。


情報を色々貰った後、一度あの家に帰る必要があるらしい。まぁ私は入る必要なさそうだし、その時は皆に任せておこう。
そうして村で少し休んだ後、ウルシラ地方の南の方を目指して旅を続ける。

7話_空に浮かぶ大迷宮

あれから十日ほど。今後について改めて話すことにした。
秘宝や混沌海に関する情報も手に入らなくなってきたな……。
混沌海の攻略もままならないため、ラルフのハールーンへの護衛もかねて情報収集でもするかね。

翌日、ブルキアナが突然アルギエバの盾についての情報を持ってきた。なんでも首飾りが反応したとか。
サイレックオードのカーリーヴェリの大迷宮が怪しいってことか。
道中にあるし、混沌海よりも可能性はありそうだね。
っということでさっそく向かうことになった。

道中採集におあつらえ向きの場所を発見したから色々と採集を行った。
……リーダーに変なキノコを押し付けられたんだが…これは食えるのか?

それ以外は特別大きな問題もなく、途中の街へ到着した。
ここで少し休憩した後、再び目的地へ向かう。

襲撃者に遭遇した、川に引きずり込まれたりしたけど、それ以外は特別苦労せずに歩みを進め、ハールーンへ到着した。
そこでラルフと別れ、私たちはサイレックオードへと向かう。
サイレックオード下ではセーフティメットが売っていた。……上から色々落ちてくるわけか。
まぁ、避ければいいだけさ。


飛行船に乗ってサイレックオードへ入っていく。
迷宮に入る前にまずは情報収集だ。
・迷宮変動が最近起こった
・ブルキアナが見た色と同じ光を見たものがいる
・落星盗賊団というものがいる
か。さしずめ最近の変動によって現れた感じかな?

準備もできたし、迷宮探索開始だ。
出鼻をスライムにくじかれたし、いったん戻りやり直すことにした。
それ以降は何事もなく順調に進み、あっという間に3階層までたどり着いた。
3階層に入ると私には聞こえなかったがニーナが魔動機の音と助けを呼ぶ声が聞こえたらしい。
……本当にいた。いっちょ助太刀しますか。

ぶん殴ったら爆発しやがった!これはかなり慎重に戦う必要があるな。

最初はびっくりしたけど、わかってしまえば何ともなかったな。
えっと助けた人は……リーゼっていうのね。
一人で行動するのは危ないし、他の仲間と合流するまでは一緒に行動したほうがよさそうだね。

そのまま5階層に突入したところ、ブルキアナ曰くこの階層にあるとのことだ。
道中の敵から毒攻撃を受けちまった。…この感覚は慣れないね。
リーダーが解毒してくれて助かったよ。

そうこうしているうちに本命と思われるドアの前にたどり着いた。
やっと一息つけるよ。
回復中、ブルキアナがリーゼのことを貴族じゃないかと疑っていた。
確かに、どことなく……?
まぁ今はそれはいいか。

ブルキアナのネックレスに反応してドアが開く。
空いた先には大きな魔動機。こいつを倒せないと神器はお預け、か。
威力はすさまじかったが、避けちまえばこっちのもんだったね。


無事に倒して盾の方を見ると、リーゼが持ち逃げしやがった!
曰く盗賊団のリーダーだと。確か貴族の娘だったか?ブルキアナの違和感はこれだったか。

ともあれ、さっさと追いかけないと。
足跡、魔力を追っていくと飛行場乗り場で発見した。
飛空艇で逃げたからこっちもスカイシップで追いかける。

追いつくまで念入りに準備をしよう。
ブルキアナが先に乗り込んだか。先に戦ってくれるのはありがたい。
直ぐにそっち行くから何とか耐えてね!

よし、追いついた。ここからは私の出番だよ!
降りると同時に敵を2人撃破。のこり4人!
ん?ニーナもついてきたのか!?ニーナには降りた直後に動くのは厳しいか!
大事になる前にケリをつけないと……!

取り巻きは一掃したし、後はブルキアナに任せたよ!

ふぅ、何とか捕まえたよ。
盾も返してもらったし、どうやら海に潜る術を持っているらしいから、それ次第では許してあげてもよいかもね。

こっちの事情を話したら急に素直になったな。まぁお宝が欲しいだけで、悪気はなかったわけか。
それならまぁいっか。
海に潜る術を大いに利用させてもらおう。

かくして私達一行は混沌海へ向かうのであった。

8話_空と海と勇者の秘宝

海に潜る術がわかったけど、海流には逆らえないのか。
だけど、水中なら何とかなるかもしれないと……。
魔力の消費がどれくらいかかるか不安だったけど、リーゼの船員が肩代わりしてくれるらしい。

……ピュイが船員のことを見ながら数字を言っているな?
数字の大きさを聞くにおそらく問題ないはなさそうだ。

目的地までは空か。船の構造を変えて空も行けるように改造とは、恐れ入った。


旅支度を終えてさっそく向かうことにした。
船を召喚、そして空に飛びあがる。……事前に聞いていたけど、やっぱすごい技術だな……!

聞けばリーゼの家には元々色々な秘宝があったらしい。
おそらくリーゼの親も同じ事をしていたんだろうな。…血は争えないってやつなのかねぇ。

船上では盾の性能を確かめるために実験をすることにした。
ブルキアナは持てないみたいだから、私が実験台になろう。

ニーナは味方に攻撃は嫌だって渋っていたけど、敵は手加減してくれない。全力で来な!って説得してやった。
多少は頑丈だし、おそらく問題はないだろう。

……!!ってて……流石リーダーだ。完全に反射はきついか。
デメリットもあるけど、ちゃんと盾に対する習熟があればかなり強力そうではあるな。

実験も終わって、回復をしてもらう。
それからしばらくは船の上で過ごすことになった。


暇だったからウロウロしていたら掃除している盗賊団員を発見した。
そういえばあの人、毎日掃除してるよな。
理由を聞けばそれが日課であることと、やることがそれくらいしかないっていうのが理由らしい。
…まぁ確かに暇だもんなぁ。
そろそろ身体を動かしたいと思っていたし、折角だから手合わせでもお願いしようかな。
提案したら快く了承してくれたし、掃除が終わるまではデッキの上で軽く準備運動をして待ってようかな。


―――暫くして目的地付近に到着した。
なんだかんだ長い空の旅だったな。
明日は海に行くわけだし今日は付近の街で体を休めつつ、海用の騎獣をレンタルすることにしよう。
夜の会議、魔力消費の観点からアリシアは行くことができないらしい。
それに薬草類は使えないか。まぁ、確かにそりゃそうだよな。

アリシアが行かないと聞いた途端リーダーも行きたくないと言い出した。
リーダーのさぼり癖がでたけど、全員でパーティーだ。引きずって連れて行こう。


そして翌日、船旅の始まりだ。
道中魔物に遭遇したりもしたけど、特別問題はなくお宝もゲットした。
ずっとはちょっと嫌だけど、少しなら全然悪くないねぇ。
そんな感じで4日が経過し、海域が危険域に突入したらしい。
ということはここからは海底か。いよいよ本番ってことかな。

海流は最初に話していた通り比較的安定しているみたいだね。
到着した時のことを考えて魔物についての勉強とか、魔法訓練を行うことにした。
勝手が違う場所での訓練は結構実用的かもしれないな。

日が経つにつれどんどん海流が厳しくなってくる。
乗組員のやつらもかなりきつそうだな……。
アリシアも大変そうだし、いっちょ豪勢に飯でも作るとしますか。
ニーナは相変わらず絶品を作っているが……ブルキアナの料理…色が変じゃないか?
アリシアには見栄を張っているが…まぁ、ニーナがいいならそれでいいのかね?


―――目的地の海底神殿へ到着した。
ここからはアリシアと別れ行動することになる。
のんびり帰りを待っててね。

神殿はまるで作ったばかりのようにきれいな状態じゃないか。
そんなことを思っていると、ブルキアナの首飾りが光って幽霊みたいなのが出てきやがった。
少し身構えたけど、どうやら敵意はないようだ。どうやら秘宝の守り手のようだね。
それで、一度諦めると2度と入れない、か。
問題ない。一発でクリアしてやるさ。

基本的に入り組んでいるだけだと思ったら、かなり強い魔物もいるみたいだ。
しかも不意打ちと来たか。
今回は何とかいなせたけど、これが続くと結構危険かもしれないな。

小さな部屋を見つけた。ここには空気があるみたいだし、敵も来なさそうだ。
今後こういう場所があるかわからないし、しっかり休んでおこう。
もってきていたキノコはとても良い奴だったみたいで、体の調子も良いみたいだ。

グルグル…グルグル…ずっと回っていると試練の間っぽいところに出た。
魔法文明語でなんか書いてあったからリーダーに翻訳してもらうと、魔物の情報みたいだな。
えっと…何々?技の試練か。素早さがかなり試されそうなことが書いてあるね。
入口にはどうやら回復できる魔法がかかっているのか。全力でやれってことかね?

さぁ、準備も整ったし行きますか!
うん。かなり早いけどリーダーのデバフとジュリエットのバフのおかげもあって何とか当てられそうだ!

…うぉ!相手の罠で急にウマが相手の方にテレポートしちまった!
とっさの判断で着地は出来たけど、これは少しまずいかもしれないな。
乱射によって後衛が大変なことになったり一時はどうなるかと思ったけど、皆の協力もあって撃破できたね。

扉をくぐると二階層……また海の中か。ウマはいったんここまでかな。ありがとうね。
二階層は宝箱がかなり多いみただね。心なしかリーダーの目が輝いているように見えるな。
手に入ったアイテムはジュリエットに持ってもらってるけど、ちょっと申し訳なくなってきたな。

順調に進んでいたと思ったら、ブルキアナ以外が呪われちまった!しかもピュイは石化だって…!?
何処かで何とかしないといけないのに、呪いを治せるのはピュイだけだぞ…!?
何とかしたいが……ここから戻るのも難しいし、このまま進むしかないのか……!?
……ん??よくみたら、石化……してない…?
石化になったと思い込んでいただけだって?ったく!本当に焦ったじゃないか!!!

休憩場所を見つけたからそこで他のメンバーの解呪も行っていく。
ふぅ……本当に焦った。

次の試練に到着した。
えっと……身体の試練っと。致命の一撃で反射してくるのか。
まぁ前回爆発するやつもいたし、それよりは全然ましだろうさ。
っというわけでさっさと行きますか!

衝撃はすごいけど当たらなければどうということは無いね!
なんてことは無く終了したが、後ろを見ると満身創痍のリーダーが。
排熱とか水圧でやられちまっていたか。
こういう時でも私は敵を殴ることしかできないからちょっと申し訳ない気持ちになるな。


さて、とりあえず3階層目だ。
ここらへんで最後だったりするかな?
明らかに罠っぽい扉とかもあったけど、3階層目は大きな障害もなく最奥までたどり着けた。
ここは賢さと心の強さが大事なところか……。心はともかく、賢さは……厳しいな!
リーダーに任せるしかないな。
さて、とりあえず扉をくぐるとしますか。

今回は取り巻きもいるのか、まぁやることは殴るだけさ!
成程、こいつらは騎獣を洗脳してくるのか。こいつもだいぶ厄介だな。
一旦戻ってもらって私だけで戦った方がよさそうだね。
対応した属性にしないと殴ることもままならないのか。
だいぶ厄介な能力だ。全く有効打撃が与えられない……。
今後もこういうやつが出てくるかもしれない。帰ったら武器を調整したほうがよさそうだね。


……精神を乗っ取ったり魔力を吸い取ったりと搦手が多い敵だったけど、何とかなったな。
突然光と共に謎の人物が出てきた。この人は……女神か?
試練を乗り越えたということで、鎧の他に<月女神の加護>を授かった。
この加護は……。ウマの成長を感じる。
他のメンバーはそれぞれ自分たちに合った力を授かったみたいだね。


海底神殿を後にして、港へ帰還する。
道中の会議で次はコルガナ地方に向かうことに決まった。
また長い旅が続くと思ったけど、リーゼがコネを使って転移魔法陣を使って一気に飛ぶことになった。
やっぱ貴族って色々なところにコネがあるんだねぇ……。

9話_蝕まれた太陽

この魔法陣を使えばコルガナ地方へ転移できるらしい。

そういえば私たちの船が秘宝の影響で空と深海両方とも行けるようになったらしい。
流石秘宝の力ってところだね。

……景色が変わらないけどワープしたのかな?
遺跡から出たら、まぁ想像通りちゃんと移動できていた。わけなんだけど……めっちゃ雨が降ってるな……。
さて、ここからは歩いていくことになるけど、足場には特に注意しないとねぇ。

道中薬草採集とかも行ったりしていたんだけど……そういえばブルキアナの姿が見当たらないな。
……植物に食われてる。
ズボっと引き抜いたけど、なんだか少し臭うねぇ…。少し溶けてるのか?

途中そんなこともあったけど、次の目的地の洞窟へ到着した。
疲れもあるし、今日は安全な場所で野営して明日に備えよう。


洞窟内は雨の影響かじめじめしている。
狭いところは迂回したり、行き止まりにあたったり、モンスターに出くわしたりと一日の間にいろいろあったけど、大きなことは起きず無事に通り抜けた。
さて、ここからは平原か。
洞窟内とは打って変わって平和な道が続く。
以降何事もなく、目指している街へ到着した。

翌日、魔道列車へ乗りそこからさらに数日。
思えばついこの前初めて乗ったわけだけど、あれからもう何度も列車に乗っているねぇ。

魔道列車から降りると、探偵のモニカが迎えてくれた。
宿に向かうとイライザ達が待っていた。
そしてそれぞれの状況を話し合うことになった。

「星海の大迷宮」というところと「日食魔域」と呼ばれる特殊な魔域に目的のものがあることが分かった。
残り一か月程、期間は多いとは言えないけど、両方とも攻略する必要があるわけか。

翌日、イライザから手合わせのお願いが来た。
まぁ、お互いの実力を図るために必要なことさね。
寝起きの運動と行きましょうか。
こちらはブルキアナと私か。2vs1は申し訳ないけど本気で行かせてもらうよ。

イライザはカウンターのような能力を持っているのか。
あの時よりも確実に強くなっているね。
だけど、私たちも強くなっているよ。
少し危ない場面もあったけど、何とか勝利した。
ブルキアナがヘイトを稼いで、私が殴る。やっぱ良い連携だ。

運動も済んだし、要塞都市に向かいますか。


へぇ、要塞都市というだけあって兵器やらなんやらが至る所にあるねぇ。
そんなことを考えつつギルドへ向かう。
魔域について色々教えてくれたが……難易度は20ねぇ。それがどのくらい難しいのかいまいちピンとこないけど、いつも通りやるだけだ。

準備期間は3日。
その間にいろいろ準備をしておこう。


そして3日後、他ギルドの面々と共に魔域へ向かう。
道中は魔物と出会うことがあっても他ギルドに任せる手はずだったから暇でしょうがないや。
イライザと一緒にこっそり抜け出して戦闘したら、ばれて怒られちゃった。
軽く運動しないと逆になまって実力を出せないって説明しておいた。まぁ実際本当のことだしね。


日食魔域へ到着した。
他とは違って球体ではなく、この場所全体が魔域となっているみたい。
類を見ないかなり特殊な状況ではあるけど、やることはきっとあまり変わらないはず。
ピュイが死の臭いを感じているらしい。
久々に聞いたな。これはかなり気を引き締める必要があるようだ。

未来を切り開くために命を懸ける…か。
おっちゃん達がそれだけ本気なら私たちもそれに答えないといけない。
辛い選択だけど、彼らに任せて私たちは確実に魔域を討つために備えよう。

…他の皆はそれでも協力して戦うんだね。
ま、そんなことだろうとは思っていたけどね。正直わかっていたさ。
やっぱ救える命は全て救いたい。そんなメンバーだからここまでこれたんだろうな。
それじゃあ、先陣は私とブルキアナに任せな。

敵の数は膨大だ。そして、強大だ。
かなり危険な戦いになるけど、全兵力で叩き潰す!

相手はだいぶ頑丈だ。攻撃がことごとく防がれる。
だけど私にできるのはひたすら殴るのみ。
長いようで短い戦いは突然終わりを告げた。
リーダーの魔法が相手指揮官の一瞬を突いて、貫いた。
やっぱここぞというときのリーダーは本当に頼れるよ。

指揮系統が乱れた後はそのままなし崩しに戦闘が終了した。

私たちはその後一息つく暇もなく敵地へ乗り込む。
中は意外にも静かなもので、少しだけ余裕がありそうだったのでマリーが回復してくれた。
助かるよ。正直ボロボロだったからね。

さて、気を取り直して、奥に進むとしますか。
魔域の中はかなり入り組んでいるようで、1階層進むのにも結構時間がかかりそうだ。
道中かなり危険な状態に何度もなったけど、その都度リーダーが回復してくれながら先に進んでいく。
ちょっとリーダーに疲れが見えてきたな。
ここからはウマの野生の勘も信じながら私が先導しようかな。

そこからさらに数時間。
休憩と進行を繰り返し、遂に最終エリアにたどり着いた。
直感で魔域の核がこの扉の奥にあることがわかる。

準備を整え、扉を開ける。
目の前には秘宝と核、そしてそれを守るもの。

こいつを倒せば必要なものは残り一つだ。
さぁ突っ込むよ!

敵の猛攻撃に耐えていると、致命の一撃が飛んでくる。
もうだめかと思ったとき、ウマが庇ってくれたおかげで助かった。
やるじゃないか!このまま一緒にやつらを蹴散らしていくよ!

MPを吸ったり宣言をできなくしたりと搦手が多いうえに、攻撃力も高いと来た。
かなり辛勝ではあったけど、イライザの一撃により寸での所で敵を倒す。

最後っ屁に影で拘束して道連れだって!?
良い性格しているよ全く。
そんなことを思っていると陽光の秘宝による力で影が消え去る。
後は崩壊から抜けて脱出するだけ…!
そう思っていると、ティファが船を持ってきてくれた。
……どうやって大きくなったのかなんてこの際どうでもいい!
今重要なのはこれで助かるということだ。


船で一息つく。
皆よくやったというけど、これは私達「暁のダイス」だけじゃなく、全員の勝利だ。
そんな感じで帰路に着くとギルドから呼び出され、感謝と報酬を受け取った後を受付に戻る。

その夜宴もあったが、体はかなり疲れていたから程よくしたら部屋に戻ってぐっすりと就寝するとした。

それから1週間後、体も癒え、先に進む。
モニカと別れを告げ、ケルディオン大陸へのワープポータルへ向かう。

もうすこしで、この長い旅はいったん終わる。
そんなことを思いながらポータルへ入っていく。

10話_数多に煌めく星々へ

あまり変わった感じはしないけど…ケルディオン大陸へ着いたのかな?

さっそく目的地へ向かうために外に出たんだけど……夜だねぇ。
時計は合ってるし、時差ではないんだよね?

ニーナとブルキアナ曰く空がおかしいらしい。
どうやら魔王の影響らしいけど、かなり力を取り戻しているのかな。
夜が明けないのは辛気臭いしいやだねぇ。

世界をこんなにする奴に秘宝を持ってるってだけで何とかなるのか少し不安になってきたな。
でもやらなきゃ終わる。やるしかないんだよね。

そんなことを思いながら少し歩き、湖を見つける。
そこで船を展開し、目的地へ向かう。

何事もなければ5日ほどで「星海の大迷宮」へ到着するらしい。
何事もなければ……ねぇ。

到着するまでに時間があるし、会議でこれからの確認をすることになった。
えっと、向かう場所は魔剣が生み出した迷宮で、ドラゴンが剣を守っていると。
それ以外の詳しいことはわからないらしい。
大体こういうのって「力をしめせー」だか言われて戦うことになるんだろうなぁ。

どうやら入ったら出られないみたいなことは無いらしく、事前におっちゃんが内部調査を行ってくれていたらしい。
迷宮内で宝玉を集めて特定の場所で使って、道を開いたら本番って感じらしい。

時間が許される限りはやりなおせそうだけど、逆算するとリミットは20日らしい。

とまぁそんなことを話した後、会議は終わった。
残りの期間は基本的には訓練をしながら過ごしていた。
基本的にはブルキアナと組手を行っていた。
流石ブルキアナ。異常な速度だ。
改めて組手して思うけど、ブルキアナが陽動して私が叩くっていうのが一番良い陣形なんだなって感じたな。

それから模擬戦闘。
魔力を使うのはあまり得意じゃないから、ここでは魔力の流れを掴むことを意識して行っていこうかな。
自分の弱いところはしっかりカバーしておかないと、足元をすくわれるかもしれないしね。
―――1人じゃどうも難しいな。
マリーは神官だし魔力を使うに慣れてるだろうから、何かコツがないか聞いてみよう。

探していると甲板の上で不安そうに空を見上げているマリーを発見した。
聞けば魔王と戦うことが不安らしい。
私は怖くないのかって?…もしかしたら怖いかもしれないな。
でも戦わなくても終わってしまうなら、全力出して戦うしかないなって思うんだ。
後悔はしたくないし、できることはやっていこうって改めて思ったよ。
そんな話をしていたらマリーは少し元気になったみたい。
力になれてよかったよ。
お礼と言ってはなんだけど、この流れで当初の予定だった魔力の流れについて指南を受ける事にした。

―――短い時間だったけど、理屈は分かった。
後は反復するだけだ。本当に助かったよ。
これなら戦いまでには形にできそうだ。


そんなことをしながら数日。
大きな問題はなく山脈の湖へ着水する。

よし、ここからは気を張っていこうかね。
少し歩けば入口が見える。
入ろうとすると突然空に浮いている感覚になった。
これは……夢?みんなもいるし、ブルキアナに抓られたニーナが痛そうにしているからもしかしたら夢ではないのかも。
そんなことを思っていると目の前にドラゴンが現れた。
剣を守っているドラゴンらしい。つまり試練開始の合図だね。

そう思うと夢から覚める。

そして、改めて扉をくぐる。
なんだか神秘的なところだな。
1階はおっちゃんが攻略済みって言ってたから何の問題もなく奥へ進む。
奥には話にあった通り魔法陣と石板があった。

石板にはなんか難しいことがたくさん書いてあったけど私にはよくわかんないからニーナとピュイに任せよう。

ピュイが「Venus」と書かれた魔法陣へ突然のって消えてしまった。
死の香りが一番しない場所に入ったとかなのかな?いや、死の香りがしたから入ったのか…?
そんなことはいい!とりあえず入る。
するとあたり一面が風化している。このままだと持ってるものが全部ダメになっちまう。
どうやら戻れそうだから一度戻り、ダメになりそうなものは置いて再度入場する。

さぁ、準備はできた。先に進もう。
暫くは比較的順調に進んでいたんだけど、何か踏んだらしく突然ワープしちまった!
少し焦ったけど飛ばされた場所は比較的近くだったらしく、すぐに合流できた。

更にワープ先は運よく宝玉の近くだったらしく時間もだいぶ短縮できたみたいだ。
ピュイが宝玉を取った瞬間、見えない何かが襲ってきた!

何がいるかわからないけど宝玉を守っている魔物であることは確かだね。
とりあえず怪しそうなところぶん殴ってみるか!

全く当たらないな……ニーナの指示により相手を誘導していく、砂嵐、沼、溶岩へどんどん誘導していく。
ここが行き止まりか?仕方ない状況はあまりよくなっていないけどこのままやるしかないか。

うぉ!?なんか急に燃えて姿を現しやがった!
どうやら炎が弱点だったようだね。
攻略法がわかった瞬間相手が勝手に自滅しやがった。
成程、こういう機転も大事だってわけかい。

宝玉を取って回収する。
その後しっかり休んで次の場所へ向かう。

この調子だと時間が足りないと判断して二手に行動することになった。
ピュイやイライザチームは水銀のエリア、私達は水のエリアへそれぞれ攻略することにした。

水の中に炎があるな。石板を読んでもらうと穢れを嫌う…ねぇ。
私とブルキアナは行かない方がよさそうかなって思ってたらブルキアナが突っ込んでいった。
ぁ、燃えた。

ニーナが通ると何の問題もなく宝玉を手にした。
ここはかなり拍子抜けだったな。

元の場所に帰ってくるとボロボロのピュイが転がっていた……。
とりあえず無事そうでよかったけど……でも宝玉前までは行けたらしいし、スムーズには進めそうだね。
一旦休んだ後、今度は全員で水銀のところへ行く。

宝玉のある手前のエリアを探索していると宝玉を守っている魔物の情報を手に入れた。
その後しばらく探索しているとまた急にワープしやがった。
こんなんばっかだなぁ……って思っていたけどなんか金の箱を見つけた。
どうやらこれが攻略の鍵みたいだね

さぁ、リベンジマッチだ!
―――攻略法さえわかってしまえばなんてことはなかったな。

さて、宝玉を取って最初の場所へ帰り、今度は「Saturnus」というエリアへ入る。
すると、突然みんな子供になってしまった。
これだと武器が持てないし役に立てないな……。
ここは皆に任せて私は他のところを偵察しに行こうかな。

というわけで私は「Mars」という所へ入る。
ここはどうやら戦闘が中心みたいだから、みんなと来た方がいいんだろうけど、偵察しておいた方が体力は温存できるよね。
道中は特に何もなかった。
これは本格的にボスだけ倒せばいいやつかな?
そう思って最奥に近づくと将軍のような風貌の魔物が現れた。
そして、雑兵のような奴らに囲まれてしまった……!
成程、退くことは許さない感じね。

ちょっと危険だけどできることはやってみようかな。

―――相手の攻撃を捌ききれずやられてしまった。
イライザが隙をついて撤退させてくれたおかげで一命はとりとめたけど、かなり危なかった……。

命があって本当に良かった。
……ボスまでの道は何とかなった、後は皆で攻略するだけ。
皆はまだ戻ってないみたいだから、少し休ませてもらおう。

皆が「Saturnus」から無事戻ってきたようだ。
時間はないとはいえ、単独行動はやっぱ危険だね。

一休みして今度は皆で攻略へ向かう。
攻撃はすさまじかったけど、みんな揃っていればなんてことは無い相手だね。

そのまま帰還しブルキアナが『Uranus』へ、私たちは『Asteroid』へ向かう。
転移した先は暗く、黒い小さな部屋だった。
しかし、部屋中に展開されるいくつもの星々のような魔方陣のお陰で、部屋そのものは暗くはない。
進んでも進んでも奥へ行っている気がしないけど、ニーナが法則性に気づいたみたい。
そうするうちに奥へたどり着き、宝玉を手にする。

元の場所へ戻ったけど、まだブルキアナは戻っていないみたいだね。
苦戦しているのかな。

じゃあ引き続き私たちは『Juppiter』へ入っていく。
そこは雨の降った森でみたい。
雷が頻繁に降ってくるから気を付けて進まないと。
何度か雷に打たれたり、ピュイがワープしたりとハプニングがありながらもなんとか奥へたどり着く。
……まさか重くて開かないと扉からどこかへ行ったピュイが何食わぬ顔で出てくるなんてね…。まぁ無事でよかったけど。
最奥はすごい勢いで雷が降っていたけど、ピュイが無視して突き進んでいた。
流石の耐久力だ。アフロみたいになってるけど、どうやら無事みたいだ。
このエリアも無事宝玉を手にし、外に出る。

元の場所へ戻るとブルキアナが宝玉を手にしていた。
流石手癖が悪いブルキアナだ!って嘘嘘。
私とピュイはソロでの攻略は難しかったけど、流石ブルキアナ。
こればっかしは調子に乗っても許されるかも。

さて、最後は『Pluto』。ここを突破すればもう少しで終わるのかな。
入ると大量の墓と大量のアンデットがそこにいた。
ピュイ曰く、どうやら埋葬してほしいらしいのでみんなで手分けして埋葬することにした。
私のウマも足で丁寧に穴を掘り、埋葬を手伝ってくれた。やっぱりウマは賢いねぇ。
全て埋葬すると、宝玉が現れた。
石板はかなり危険な感じがしたけど、意外と平和だったな。

さて、全ての玉が揃った。しっかり休んで宝玉をはめていく。
すると宇宙のような広間のような、神秘的な空間に出てきた。
眼前にはあのドラゴン。そして剣に宿る勇者とその仲間たちの記憶。
最後の試練は彼らに力を示すってことか。

ここまで来たんだ。
途中みっともないところも見られちゃったかもしれないけど、できることはやってみよう!
集中…ただ一点に目掛けてフレイルを振るう。
回転、回転、回転。踊るように、舞うように攻撃を仕掛けていく。
8回転から5回転。今までで冒険してきた中で一番のパフォーマンスを出せたような気がする。

だけど流石は勇者。致命の一撃により一歩及ばず倒れ込む。
でも、仲間たちのおかげで何とか立ち上がる。
そしてリーダーの一撃によって戦闘が終了した。

勇者たちは褒めていたけど、やっぱしまだまだ私は未熟だなって感じた試合だった。
でも剣をと一緒に想いを受け取った。
重さを感じながら場所を後にする。

私たちが勇者…黎明の勇者…か。少しこそばゆいけど、本物の勇者から受け継いだ称号だ。
名に恥じないように、最後の戦い。完全勝利で終わらせてやる!

最終話「黎明の旅路」

最後の戦いのためにダラゼト村へ帰ってきた。

そしてそのまま作戦会議を開始した。
状況はかなり猶予はないらしく、星すら見えない深淵ともいえる夜に浸食されているらしい。
星が見えなくなった時……はあまり考えたくない状況かな。

復活の準備はそろっているけど、条件が必要らしい。
曰く完全な闇。それは月さえも……。

時間はあまりないらしい。
最終決戦に向けて準備をしないと。
ガメルは潤沢だ。これで負けたら全部終わりだし、しっかり武器をメンテナンスしてもらおう。
鍛冶屋に武器を預けて後にする。

帰宅した後ニーナに出会った。
どうやら用事を済ませて帰ってきたところらしい。
二人きりになることなんてそう多くないし、昔のこととか話し込んじゃった。
ニーナが本当にリーダーでよかった。終わったらのんびり旅をしよう。
今回ガメルをほぼすべて使っちゃったからしばらくは依頼漬けかも……。
きっと死ぬまで一緒に旅を続けるんだろうなって。
そんな過去から未来の話を行った。
……真面目に話していた時、どちらともなく急に無言になった。
その時柄にもなく少し恥ずかしくなっちゃて、話を切り上げ床についた。


準備ができ、出立前に村長から「生命の果実」というとてもレアなものを譲ってくれた。
行商人がこの時のために譲ってくれたらしい。名はダスティ……。
最後まで君には感謝し足りないな。すべてが終わったらあそこに報告でもしに行こうかな。

さて、王都ナハトへ向かって足を進める。
道のりは順調だけど、それとは裏腹に空の星はどんどん姿を消していく。

数日後、王都ナハトへ到着した。
ピュイ……?雰囲気がずいぶん変わったねぇ。彼女なりの気合の入れ方なのかな?

王都ナハトの中を進んでいく。
どれくらい時間がったかな。気づけば城の前に到着した。
門の前には沢山の敵。なんか色々言ってるけどこいつをぶっ飛ばして先に進もう。
そんなことを思っているとウォーレンとティファの策によって数々の敵を抑えることができるらしい。
ピュイ、ウォーレン、ティファが耐えている間に私たちが城に突入すればいいんだね。

門の前を3人に任せ、城の中を突き進む。
途中には回復する泉があった。これは昔の王都で使っていたのがそのまま残っているのだろうか。
まぁ、使えるものは使って先に進んでいこう。

―――玉座の間の扉の前へたどり着く。
この先に元凶がいるのか。しっかりと息を整えて扉を開ける。

玉座には魔王と側近。確かにアリシアとどことなく雰囲気は似ている…か。
アリシアが魔王に語り掛けるけど、効果はない。やはり戦う必要があるみたいだ。

ニーナ、ブルキアナ、そして私。休む暇もなく全員で攻撃をし続ける。
…?魔王のパワーが思ったよりも、弱い?復活したてだからか?魔王が膝をつく。
そう思ったのもつかの間、味方から力を吸収し漆黒の闇を作り出す。
やっぱそう簡単には終わらないよね。

っ!アリシアの力まで吸収しようとするなんて!
アリシアを犠牲にした勝利なんて意味がない。
……そしてそのままアリシアの身体が乗っ取られる。

まだアリシアの意識は何処かにあるはず、何か手はないのか?
力を取り戻した魔王の力はすさまじく、外に吹き飛ばされて意識を失う。

―――気づけば船の甲板の上にいた。
ティファが助けてくれたらしい。
ピュイ達もいる。いったん体制を整えてもっかい挑もう。
挑むにしてもまずは状況を整理しないと。
果実を使えばもしかしたら何とかなるかもしれない…?ナイスピュイ!
ちょっとでも可能性があるならそれに賭けよう!

さぁ再び挑もう!
そう思ったとたん突然あたりが光に包まれる。
これは……太陽神と月神の加護……?神様たちも応援してくれてるってことかな!
準備は万端だ。

きっとこれは最後の勝負だ。
ピュイは死の臭いはもう感じないのか。チュウニビョウ?ってやつが治ったことによってわからなくなったらしい。
良くわからないけど病気が治ったならよかったよ。
それに…うん。きっと大丈夫。
ピュイがわからないってことはローブドフォーチュンから死の臭いが消えたってことだ。

それじゃあ大切な仲間を、アリシアを救うぞ!

大量の隕石魔法に妨害系の搦手等、かなり敵は強力だった。
ウマも倒される。息はあるみたいで良かった。よく頑張ってくれたね。
…!まだ全力じゃないのか…!!
だけどやるしか……!

力を取り戻した魔王が私たちをさらに追い詰める。
機動外骨格は破壊され、ジュリエットは倒れる。
それをマリーにピュイが回復し、さらに攻撃を仕掛ける。
誰が欠けても勝つことはできないだろう。
そしてついに私も地面に倒れるその刹那、月女神の加護により体が軽くなる。
女神の力で傷を癒してくれたみたいだ。
ふふっ。女神すらも味方してくれているんだ。ここで終わるわけにはいかない。

猛攻による猛攻の末、リーダーが最後の魔法を放つ
―――本当の星を見せてあげる。メテオ・ストライク」
リーダーのその言葉と共に戦闘が終わる。

魔王がアリシアから離れ、体が残る。
すかさず生命の果実をアリシアに渡したけど、効果はなかった。
どんどんアリシアの身体が透けていく。
光の粒子になって消えていく。
あぁ……これからも一緒に旅をしたかったよ。
でも涙は見せないよ。きっといつか会えるから…。それまでは……。



―――それから1年後、偶然パーティを組んだギルドに足を運んでいた。
そういえばいつかのタイミングでピュイは元のチュウニビョウ?ってやつに戻っていたな。
受付嬢に依頼を選んでいてもらおうと待っていると、でかい金貨袋が目の前に置かれる。
おや?依頼は受付を通してもらわないと……
!!!!
アリシア!本当に生きていてよかった!
随分長い旅だったじゃないか。
本当に会えてよかった。

んで、前回までの依頼は達成したけど、次の依頼はどうかい?
次の依頼は一緒に旅をするってことなら、長い依頼になりそうだ。

それじゃ、これからもこのメンバーで旅を続けよう。




~~~~~~~~~~
この日記はここで終わっている。

この先もきっと紡がれているだろう旅路のお話は、また別のお話だ。

~fin.~

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 5,000 2,500 30 敏捷×1
筋力×1
[能力値作成履歴#151442-2],アビスシャード*1
1 2023/11/24 黎明の旅路_前日譚 3,390+150 1,728+4,200 15 生命
筋力
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
2023/11/24 8年間の成長 30,000 36,000 350 器用
敏捷×5
筋力×6
生命×4
精神×1
一般成長+35P(貴族5→7/踊り子4→6/聖職者1→3/元締め0→2 合計33P残り2P) アビスシャード*8
2 2023/12/08 1話_夜明けの旅立ち 6,990+150 2,210 42 筋力
生命
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
3 2023/12/22 2話_遥か先の森の中で 8,810+150 7,728 96 知力
生命
器用
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
4 2024/1/19 3話_大陸横断-前編 550 13,430 0 霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
5 2024/1/26 3話_大陸横断-後編 8,580+100 13,633 68 生命
生命
知力
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
6 2024/2/2 4話_大海原を超えて 9,790 22,440 74 精神×2
生命
器用
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
7 2024/2/16 5話_手掛かりの先は 11,590+250+120 14,480 123 精神
筋力
生命
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
職業P+2点 合計34P残り4P
8 2024/3/29 6話_月明かりの下で 12,580+350 35,172 90 敏捷
精神
知力×2
筋力
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
黎明の旅路:第一章完
9 2024/4/5 幕間_夜を超えるために 25,190+100 33,300 896 器用×8
敏捷×3
筋力×2
生命×5
精神×2
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
職業P+23 残り27P
10 2024/6/23 7話_空に浮かぶ大迷宮 12,960+100 16,658 100 精神
生命
器用
生命
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
職業P-21 残り6P
11 2024/7/7 8話_空と海と勇者の秘宝 14,900+150 14,324 111 敏捷
精神
生命
筋力
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
【月女神の加護】を獲得
12 2024/7/28 9話_蝕まれた太陽 15,610+350 29,476 128 敏捷
筋力
器用
筋力
精神
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
13 2024/10/6 10話_数多に煌めく星々へ 27,170+250 28,660 143 器用×2
敏捷×4
筋力×3
生命
精神
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
模擬戦闘による永続効果:MP+5 陽光の勇者の秘宝「聖剣・ガラクシア」を獲得
14 2024/11/10 ーラストバトル前成長ー 3,190 0 0 霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
15 2024/11/10 最終話「黎明の旅路」 13,000+50 51,140 140 精神
器用×4
生命
霧咲 ピュイ/なおぽんブルキアナ/芹沢ニーナ/ししくらジュリエット/霧咲
取得総計 211,570 327,079 2,406 91

収支履歴

初期作成

::-100 冒険者セット
::-250 騎獣契約証《ホース》 
::-100 ポイントガード
::-340 ヘビーフレイル
::-30*3 救命草*3
::-100 アウェイクポーション

前日譚

【消費:救命草*3 アウェイクポーション 破棄:ヘビーフレイル 冒険者セットの中身】
【獲得 月光の魔符*5 たくさんの金塊*2(売値:4000) アビスシャード*13】
::+4000*2 売却 たくさんの金塊

8年間の成長

【消費:アビスシャード*12】
::-10000 英雄の証(体)
:>+5000 PT資金:貯金
::+20000 PT資金徴収
:>+20000 PT資金(みんなの分):貯金
::+5000 売却 英雄の証(体)
::-900 スマルティエ怪力の腕輪
::-12500 タイタンフレイル
::-8000 アビス強化(タイタンフレイル)
:>-20000 PT資金(みんなの分):支出
::-20000 騎獣専有証《レジェンドホース》
::-100 冒険者セット
::-550 スマルティエの小さな鞄
::-300 小さな鞄
::-358 スマルティエのピアス
:>-5000 PT資金(みんなの分):支出
::-12000 旅用荷車
::-8000 セービングマント
::-20*5 マテリアルカードB(金)
::-200*5 マテリアルカードA(金)
::-10 着替えセット
::-50 保存食(1週間分)
::-30*5 救命草
::-500*5 マナチャージクリスタル(5点)

1話_夜明けの旅立ち

【消費:救命草*1 マテリアルカード金A*2】
::+10000 依頼前金(アリシア)
::-50*2 保存食(1週間分)
::-150 宿屋_スタンダート(7日滞在:ユーシズ)
::-50 占い(ユーシズ)
::-350*2 お菓子/お土産(ユーシズ)
::-3000 謎の卵(悪魔系)
::-30*3 ワイン
::+2000 売却 古びた金貨
::+10000 依頼報酬(ユーシズ地下掃除)
::-6000 スマルティエの武道帯
::-6000 スマルティエのベッドバンド
::-200*2 マテリアルカードA(金)
::-350 スマルティエの首飾り
::-4000 ウィンドコート

2話_遥か先の森の中で

【獲得:マテリアルカード金A*4 魔晶石(3点)*3】
【消費:マテリアルカード金B*1,A*4 月光の魔符Ⅰ*1】
【荷馬車移動:黄金の蜂蜜酒*3】
::-600 雪山登山道具
::-300 小さな鞄
::+12000 依頼前金(ダスティ)
::-9600 狩人の目
::-100*3 掃除道具
::-1000 ミラージュドケープ
::-50*3 黄金の蜂蜜酒
::-60*5 聞込料

3話_大陸横断-前編

【消費:マテリアルカード金B*3,A*1 魔晶石3点*2】
::+60 職業(踊り子)
::-2000 カジノ代金
::-3000 謎の卵(ドラゴン系)

3話_大陸横断-後編

【消費: マテリアルカード金B*1,A*3】
::-1500*2 月光の魔符Ⅱ
::-200*2 マテリアルカードA(金)
::-2500 騎獣契約証《オルキューマ》
::-200*5 マテリアルカードA(金)
::-900 スマルティエ叡智の腕輪

4話_大海原を超えて

【獲得:幸運の羽 マテリアルカードA(金)*3 月光の魔符Ⅱ】
【消費:マテリアルカードA(金)*7 保存食*4】
::-350 サバイバル用ナイフ
::+15 ナイフ_売却
::-200*6 マテリアルカードA(金)
::-40000 昇格(レジェンドホース→ディバインホース)

5話_手掛かりの先は

【獲得:魔晶石(1点)*4】
【消費:マテリアルカードA(金)*7 救命草*2 魔晶石(3点) 魔晶石(5点)*4】
::-50*2 保存食(1週間分)
::+12000 依頼達成料

6話_月明かりの下で

【獲得:】
【消費:魔晶石(1点)*4 魔晶石(3点) マテリアルカードA(金)*11 月光の魔符Ⅰ】
::-200*10 マテリアルカードA(金)
::-1500*2 陽光の魔符Ⅱ
::-2000 騎獣縮小の札Ⅲ
::-15000 マナタイトホーン
::-50*2 保存食(1週間分)
::+900/2 スマルティエ叡智の腕輪

幕間_夜を超えるために

【獲得:マテリアルカードA(金) マテリアルカードB(金)*5 魔晶石(5点)*2】
【消費:陽光の魔符Ⅱ 月光の魔符Ⅱ マテリアルカードA(金)*9 魔晶石(5点)*2】
::-20000 魔法の武器化(タイタンフレイル)
::-24000 コンバットメイド
::+100/2 ポイントガード
::-200*8 マテリアルカードA(金)
::-50*2 保存食(1週間分)
::-900 スマルティエ疾風の腕輪

7話_空に浮かぶ大迷宮

【消費:アビスシャード*12(荷車から) マテリアルカードA(金)*4 マテリアルカードB(金)*1】
::-200*15 マテリアルカードA(金)
::-8000 アビス強化2回目(タイタンフレイル)
::+10000 報酬前払い
::-30000 正しき信念のリング
::-50 保存食(1週間分)
::-1500 陽光の魔符Ⅱ
::-500*5 魔晶石5点

8話_空と海と勇者の秘宝

【消費:マテリアルカードB(金)*4 マテリアルカードA(金)*8 マテリアルカードS(金)*2 魔晶石5点*1】
【獲得:マテリアルカードS(金)*2 魔晶石2点*1 マテリアルカードA(金)*11】
::-4500 騎獣契約証《オルキューマ・ロルドス》
::-100*6 ヒーリングポーション
::-600*4 魔香水
::+10080/2 幸運の羽(売却)
::-11600 軽業のブーツ

9話_蝕まれた太陽

【消費:マテリアルカードA(金)*15 月光の魔符Ⅱ*1 月光の魔符Ⅰ*1 騎獣縮小の札Ⅲ 魔香水*1 魔晶石2点*1 魔晶石5点*1】
【獲得:カースレベリオン(特殊)】
::-200*15 マテリアルカードA(金)
::-600*1 魔香水
::-2000 騎獣縮小の札Ⅲ
::-1500*3 月光の魔符Ⅱ
::-1500 陽光の魔符Ⅱ
::+900/2 スマルティエ疾風の腕輪(売却)
::-900 スマルティエ宗匠の腕輪
::-3000*3 オーダーメイド+3(タイタンフレイル)
::-7500 スマルティエの銀鈴

10話_数多に煌めく星々へ

【消費:マテリアルカードA(金)*10 月光の魔符Ⅰ*1 月光の魔符Ⅱ*1 魔晶石5点*3】
【獲得:マテリアルカードA(金)*2】
::-3500 サーマルマント
::+900/2 スマルティエ宗匠の腕輪(売却)
::-900 スマルティエ疾風の腕輪
::-200*8 マテリアルカードA(金)
::-6000 絆の陽光の魔符Ⅲ
::-6000*2 絆の月光の魔符Ⅲ

:+500/2 月光の魔符Ⅰ
最終話「黎明の旅路」

【消費:マテリアルカードA(金)*10 月光の魔符Ⅱ*3 絆の月光の魔符Ⅲ*2 魔晶石5点*1 騎獣縮小の札Ⅲ】
【獲得:マテリアルカードA(金)*6 魔晶石2点*1】
::-20000 【イグニタイト加工】定まらない病弱のタイタンフレイル・カスタム+1
::-6000*5 【妖精の武器化(土、水・氷、炎、風、雷)】イグニタイト製の定まらない病弱のタイタンフレイル・カスタム+1

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