キシュカ・ハーグリーヴズ
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、魔法文明語、魔動機文明語
- 生息地
- モノクロマティカ
- 知名度/弱点値
- 10/14(ギフト知名度)/-
- 弱点
- なし
- 先制値
- 15
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 12 (19)
- 精神抵抗力
- 16 (23)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 軟弱なパイク+1 | 13 (20) | k35+15@9 | 0 (7) | 14 | 100 | 80 |
特殊能力
魔物知識判定14で公開
[補]腐毒死界
18Rの間、同座標にいる対象は手番終了時に「8」点の毒属性魔法ダメージを受けます。この能力は1戦闘に1回使用できます。
[常]未練
この魔物は大きな未練を持っています。
この未練が解消されないままこの魔物のHPを0以下とした場合、すべてのPCが即座に“穢れ”を1獲得します。
この効果は、PCが主動作で「射程:接触」「冒険者レベル+精神力B」の判定を行い、この魔物の精神抵抗力を上回った場合に失われます。
[常]鉱石の生命(暗)
晶石と色彩の殻で自我を包み、他者からの干渉を拒んでいます。
手番終了時、精神抵抗力判定に「(自身の最大HP-自身の現在HP)/10(切り上げ)」点のペナルティ修正を受けます。(手番ごとにペナルティ修正の数値が更新されます。)
[常]毒・病気属性無効
[常]軟弱な
適用済み
[常]マルチプルアクター/ジャイアントクラブ
【気操法】の投擲攻撃を行った後、即座にもう一度【気操法】を行うことが出来ます。この時、【気旋法】による貫通化は出来ません。
この効果は1日に1回使用できます。
[常]リプロデューサー/ブラッディーペタル
手番終了時にHPが「5」点回復します。
[補]【気集中】
3Rの間、命中力に「+1」のボーナス修正を得ます。この能力を使用した場合、HPを「4」点消費します。
[補]【気旋法】
次に行う投擲攻撃を「形状:貫通」にします。この能力を使用した場合、HPを「4」点消費します。
[宣]露払い
命中力判定の出目を「5」に固定します。威力表の出目を「+1」します。
※範囲攻撃の場合は威力表の出目増加は1体にのみ適用されます。また、可能な限りキシュカへのダメージに適用します。
[主]【気操法】
「射程:10m」で投擲攻撃を行います。この行動でのみ攻撃が可能です。この能力を使用した場合、HPを「5」点消費します。
戦利品
- 自動
- 剣の欠片14個
解説
種族フロウライト 年齢12歳(地上のみで換算)
・耐久力がパンダの幼虫レベル
→対策:剣の欠片を積む
キシュカの記憶喪失部分を補う話を長々と書くチラシの裏にしたい。
PCキシュカの要する障害を“白痴”とするなら、NPCキシュカの要する障害は“暗鬼”である。
一方が世界へと明るく放散する“動脈”であるなら、もう一方は自身へと暗く収束する“静脈”であった。
これは一つの存在が分かたれたことで発生した欠損であり、分かたれる前のキシュカは双方の性質の平衡を保つことが出来ていた。
とはいえ、それは常人と呼べるものではなかった。
彼女は“白痴”と“暗鬼”を同時に発症することで、“動脈”と“静脈”が交わる一地点で、人に近くあり続けていただけなのだから。
例え多くの人間が無意識のうちにそのような二面性を秘めているとしても。
私という存在
私は、フロウライトであった。
生まれた時から家族というものを知らなかった。人肌の温かさを知ることはなかった。
食の喜びを知ることが出来ていたのかは、よくわからない。
ただ、栄養補給という主目的を達せないのなら、行う意味はないと思っていた。
人には食欲を併合する三大の欲求があると聞く。けれど、私には一つしかなかった。
ならば、私は本当に人なのだろうか?私は何のために生きているのだろうか?
目を閉じて思索する。喧噪は視覚から得られる情報以上に気を散らせてきて、私は観念したように狭い空を見上げる。
雲が早いかと思えば、遠くで噴き上げられた灰だった。今日もまた紅血列車がこの都市の血となって巡る。
私をこの都市まで運んできて、危うく炉に放り込みかけた憎き鉄くずだ。
這う這うの体で逃げだしてなければ今頃どうなっていたか……。
ああ、そうか。
ようやく腑に落ちた。今だけは、ないはずの胃に物が満たされた人の気持ちがわかるようだ。
そして、胸焼けの感覚も味わうことが出来たらしい。なんて不快なんだろう。
私は鉱石として、一級品の価値があるのだ。
世界は私が動くことを望んでいるのではない。皆、私が動かなくなることを望んでいるのだ。
お前たちがそういう風に思うのならば、いっそ動かなくなってやろう。
私は全てを諦めるように目を閉じ、唯一の欲求を求めて意識を手放した。
おはようございます!
私は目を覚まします。なんて晴れやかで良い日なんでしょう。
お空は真っ暗で、なんだか空気も悪いですが、私は光れますし毒も病気も効きません。無敵です!
ご飯もお家も要らない私ですが、いつまでもこうしていても楽しくありませんよね。
それに世界は広いんですから、見て回らないと損ですよ?本もたくさん読みたいですね!
早速私は活動することにしました。何と言ってもパワーです。物理でも魔法でも良いので異形をしばきましょう!
しかし私の身体は硬いだけで脆いです。そこはしっかり理解しています。殴られると危ないです。
そして代わりにマナがたくさんあります。魔法をバンバン撃つことが出来るわけですね!
つまり、物を投げながら魔法をバンバン使えば遠くから安全にしばけるんじゃないでしょうか!
でもそれだけだと私は動き回れないですし接近されると困ってしまいます……。
あ!魔法で前衛を作り出せば良いんですね!
こんにちは!こんばんは?どっちでも良いですね!挨拶はすることが大事なんです。
そこのあなた!あなたは戦う術を保持していますか?戦いましょう!
精霊使いさんこんにちは!
私は街に入って最初に挨拶をしてくれたミリッツァ神殿にお邪魔しました。
名前は伺っていませんでしたが、見ず知らずの私ににこやかに挨拶を投げかけてくれたあの人は優しいです。
懐に宿り木の棒杖が入っているのもばっちり覚えていましたよ。
そんなわけでまずは自己紹介から。私は、何て名前でしたっけ?キシュカ?キシュカ・ハーグリーヴスらしいです!
それでは早速本題に!森羅魔法を教えてください?良いんですか?やったー!
じゃあここで座ってますね?あ、それって受益者のシンボルってやつですよね。待ってるだけだと暇だし作ってしまいましょう。
出来ました!プレゼントです!
え?!もう持ってる?!当たり前でしたね!うっかりうっかり。
でも作ってみたらあの人は元から持っていたシンボルを私に預けてくれました。
一気にシンボルが2つもゲット出来てお得ですね!
嬉しくなって顔がポカポカと温かくなったような気がしてきます!
らんらんらーん。精霊さんこんにちは~。
森羅魔法の有用性について
森羅魔法とは、精霊に多くのマナを支払うことで自身の動作を最小限に抑え、最大限の自然の力を呼び起こす魔法である。
妖精魔法とも近いが、私は妖精が嫌いだ。気まぐれな上、魔晶石を支払わなければ動かないというのがよろしくない。
そう。多くの魔法体系の中で最も私に適しているものは森羅魔法なのだ。
私は既に達していた結論を反芻していた。
何故か、と言えば、私が何故かと問いたいのだが、ミリッツァ神殿で私はある女神官と正対して座していたからだ。
私は何の気まぐれか、森羅魔法を会得するため、ミリッツァ神殿に押しかけていたのだ。
おかしいだろ!神殿に来て神聖魔法ではなく森羅魔法を教えろと?!言いにくいにも程がある!
そんな思考を反映した私の顔色――頭光か――を見てか、彼女はミリッツァ神の格言になぞらえて私に話しかけてくる。
私を庇護対象だと思っているような気がする。ムカつく奴。私はそれほど弱くない。
屈辱を噛み締め、私は彼女に森羅魔法の手ほどきを願う。
彼女は少し驚いたようだが、想定していたほどの侮蔑は受けずに済んだ。
話を聞けば、1時間の手ほどきで私は森羅魔法が使えるようになるらしい。
私は同意し、『受益者のシンボル』を互いに作成した。借りは作りたくない。
我ながら上出来だった。それを手渡すと、渡したはずのシンボルは古ぼけて手元に返って来ていた。
何故?気に入らなかった?
そんな疑問が脳内に沸き上がる共に、森羅魔法を会得できていないことに気が付く。
騙された。
そうだ。そうに違いない。名も知らない相手がいきなり現れて、すんなりと受け入れるはずがなかった。
顔がかぁっと赤くなった。玉彩随と魔晶石よりももっと赤く。
席を立ち、走り出す。
今に見ていろ。私は森羅魔法をマスターしてやる。