狂淵に蝕まれた離火、ペグ・パウラ
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- ペイルリーチ深層
- 知名度/弱点値
- 15/26
- 弱点
- 回復効果ダメージ+3点
- 先制値
- 24
- 移動速度
- 32(飛行)/32(水中)
- 生命抵抗力
- 19 (26)
- 精神抵抗力
- 20 (27)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 体当たり(傘) | 18 (25) | 2d+18 | 17 (24) | 14 | 210 | 66 |
| 爪(右触腕) | 20 (27) | 2d+20 | 18 (25) | 16 | 173 | 44 |
| 爪(左触腕) | 20 (27) | 2d+20 | 18 (25) | 16 | 173 | 44 |
| なし(胴体) | ― | ― | 18 (25) | 14 | 200 | 55 |
| 触手(触手塊) | 20 (27) | 2d+20 | 17 (24) | 15 | 170 | 22 |
- 部位数
- 5(傘/右触腕/左触腕/胴体/触手塊)
- コア部位
- 胴体
特殊能力
●全身
[常]水中適正
水中の行動に制限やペナルティ修正を受けません。
[常]強固な狂淵の守り/精神抵抗力/目標値16(23)/固定値
この魔物の実体が存在する位相は、極めて不安定で、予めステータスに「狂淵防護ポイント」を「10」点得ています。
自身の効果や能力によって受けるダメージを除いて、この魔物はあらゆるダメージを無効化します。 また、「ランタンウオ」の効果を受けた場合、「[常]強固な狂淵の守り」に設定された専用の精神抵抗力判定に、自身が得ている「狂淵防護ポイント」すべてをボーナス修正値として適用することができます(ポイントをボーナス修正値として適用しても、得ている「狂淵防護ポイント」は失われません)。
ただし、いずれかの部位に対し、何らかの効果や攻撃、能力によって「1」点以上のダメージが適用される効果をこの魔物が受けた場合、ダメージは受けませんが、代わりに「狂淵防護ポイント」を1点失います。
「ランタンウオ」の効果を使用し、この能力ごとに設定された目標値を上回った場合でのみ、この効果は1分(6ラウンド)の間、失われます。
1分(6ラウンド)経過後、この能力及び「暗流防護ポイント」自動的に復活します。
[常]生命蝕む闇流/必中
この能力は、「[常]強固な狂淵の守り」の効果が適用されている状態であれば、自動的に発動します。
「[常]強固な狂淵の守り」の効果が適用されている状態で、自身に「1」点以上のダメージが適用される攻撃や効果を受けた場合、「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」に位相の爆発が発生し、「2d6+x」点の闇属性の魔法ダメージを与えます。
「x」の値は、この魔物が持っている「狂淵防護ポイント」と同じ数値が入ります。
この効果は1ラウンドに1回だけ使用できます。
「[常]強固な狂淵の守り」の効果が適用されていない状態でダメージを受けた場合、この効果は発動しません。
●傘
[常]飛翔
すべての部位は、命中力、回避力判定に「+1」のボーナス修正を得ます。
[部位:傘]のHPが0以下になった場合、この効果は失われます。
[常]攻撃障害=無効・+4
大きく広げた傘が、胴体への攻撃を防ぎます。
[部位:胴体]は、近接攻撃の対象にならず、遠隔攻撃からの回避力判定に「+4」のボーナス修正を得ます。
[部位:傘]のHPが0以下になった場合、この効果は失われます。
[常]叩きつける
体当たりでの攻撃が命中した対象を地面に叩きつけ、その場に転倒させます。
[宣]受け流しの構え
傘を広げ、特定の部位を攻撃から守ります。
戦闘特技【かばうI】と同様の効果を持ちますが、この効果が適用されている間、[部位:傘]の防護点は「+10」点、高いものとして扱います。
この能力は1ラウンドに1回だけ行えます。
●右触腕、左手触腕
[常]幻覚毒の注入/必中
触腕での攻撃が命中し、「1」点以上のダメージを受けたキャラクターは、「幻覚ポイント」を1点得ます。
以降、戦闘終了まで、「幻覚ポイント」を1点以上得ているキャラクターは、得ている「幻覚ポイント」1点につき器用度と敏捷度が「-6」されます(0以下にはなりません)。
固定値のキャラクターの場合、得ている「幻覚ポイント」1点につき、命中力、回避力判定にそれぞれ「-1」のペナルティ修正を受けます。
この効果は毒、病気の複合属性で、ポイントは「5」点まで累積します。
「幻覚ポイント」を得ているキャラクターには、【キュア・ポイズン】など、毒や病気を癒す魔法や効果を使用した場合、対象が得ている「幻覚ポイント」を1点減少させることができます。
また、この効果をもたらした魔物を撃破することで、「幻覚ポイント」を得ているキャラクターは、それまで獲得した「幻覚ポイント」は自動的に全て失われます。
[常]長い触腕
触腕での攻撃は、乱戦エリアを無視して、「射程:2(20m)」以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。
[主]切り刻む/20(27)/命中力/消滅
「射程:接触」「対象:1体」を、触腕先端の爪で引っ掻き回し、対象に「2d6+38」点の物理ダメージを与えます。
加えて、回避力判定に失敗した対象は、3分(18ラウンド)の間、複雑な切り傷を負い、自身の手番の終わりに「2d6+0」点の確定物理ダメージを受けます。
この効果は病気属性として扱い、累積しません。
この能力は連続した手番には行えず、「[常]幻覚毒の注入」の効果は適用されません。
[宣]触腕振り回し
この能力は、[部位:右触腕][部位:左触腕]の主動作を消費して使用できます。
近接攻撃可能な任意のキャラクターすべてに触腕を振り回して攻撃します。
この攻撃が命中した対象は、その場に転倒します。
この能力は連続した手番には行えず、[部位:右触腕][部位:左触腕]の、どちらかが主動作を終えていた場合は使用できません。
また、この能力は「[常]幻覚毒の注入」の効果を適用できません。
[主]アナフィラキシーショック/18(25)/回避力/消滅
この能力は、「幻覚ポイント」を1点以上得ているキャラクターにのみ、使用できます。
「射程:接触」「対象:1体」で、触腕の爪で切りつけます。
対象は、自身が得ている「幻覚ポイント」1点につき「10」点の毒属性の確定魔法ダメージを受けます(例えば、対象が「幻覚ポイント」を「2点」得ている場合、この効果によって対象が受ける確定魔法ダメージは「20」点となります)。
この効果は連続した手番には行えず、また、この効果の対象になったキャラクターは、獲得した「幻覚ポイント」を自動的に全て失います。
●胴体
[常]再生=15点
自身の手番の終わりに、[部位:胴体]のHPは「15」点回復します。
[補]触腕の復活
HPが0以下になっている[部位:右触腕]または[部位:左触腕]のHPを全回復させ、覚醒させます。
その[部位:右触腕]または[部位:左触腕]は、直後から行動可能です。
この能力を使用すると、[部位:胴体]のHPを「20」点消費します。 [部位:胴体]のHPが0以下になってしまうような「[補]触腕の復活」の使用はできません。
[主]呪毒のブレス/20(27)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/射撃」「対象:1エリア(半径6m)/20」に呪われた毒のブレスを吐き出し、「2d6+26」点の呪い、水・氷、闇の複合属性の魔法ダメージを与えます。
対象が生命抵抗力判定に失敗した場合、3分(18ラウンド)の間、対象は自身の手番の終わりに「2d6+0」点の呪い属性の魔法ダメージを受けます。
この効果は呪い、病気の複合属性で、連続した手番には行えません。
●触手塊
[常]毒/17(24)/生命抵抗力/消滅
触手での攻撃が命中した対象に、「2d6+12」点の毒属性の魔法ダメージを追加で与えます。
[主]澱みの離火/20(27)/生命抵抗力/半減
「射程/形状:2(20m)/射撃」で「対象:1体以上」に、触手の先端から高熱のガス弾を放ち、「2d6+22」点の呪い、水・氷、闇属性の複合魔法ダメージを与えます。
この能力を使用したら、対象になったキャラクター1体につき、[部位:触手塊]のMPを「2」点、消費します。
[主]羽交い締め/17(固定値)/危険感知/消滅
「射程:接触」で「対象:1体」を、無数の触手を絡めて拘束します。
対象は移動ができなくなり、近接攻撃、遠隔攻撃も、[部位:触手塊]に対してしか行えなくなります。
[部位:触手塊]も、近接攻撃は拘束しているキャラクターのみにしか行えません。
ただし、次のラウンドから、[部位:触手塊]は、拘束しているキャラクターに対し「2d6+38」点の毒属性の魔法ダメージを「抵抗/必中」で自動的に与え続けます。
対象が拘束の解除を試みる際は、引きはがし処理に従います。
[部位:触手塊]が、拘束している対象を解放したい場合は、補助動作によって自動的に解除できます。
戦利品
- 自動
- 瘤塊珊瑚の塊(5000G/金SS)
- 2〜5
- 深みに魅入られた毒腺(2020G/赤白黒S)
- 6〜7
- 輝き失う刺胞針(3600G/赤白黒S)
- 8〜10
- 腐り落ちたガス袋(4100G/赤白黒S)
- 11〜12
- もう動かない惨爪針(6300/赤白黒S)
- 13〜
- 宿業の闇灯玉(24000G/赤白黒SS)
解説
ペイルリーチにて出現が確認された、クラゲのような姿をしたアンデッドの一種です。
冷たい海中で溺れ死んだ人や動物の魂が、浄化されずに残り彷徨う霊魂として甦ったもので、捕食した人間や動物の生前の姿を学習し、幻覚毒を利用して擬態する能力を持っています。
しかし、誕生の際、あまりに多くの生物の霊魂が混ざりあったことで、アンデッドの多くが抱く未練や生者への憎しみといった負の感情が希釈されてしまい、その思考はほとんど本能だけで行動する動物じみたものになっています。
当然、他生物に擬態する能力も、特定の動物が捕食の為に獲物の目を欺くのと同様の手口でしか使われません。
先述の通り、触手の表面に無数に備わる刺胞には、強烈な幻覚作用や神経の機能障害を引き起こす神経毒を含んでおり、刺されると強い痛みの後に前後不覚や意識障害、精神錯乱といった症状を引き起こします。
毒は蓄積すればするほど重症化する他、対象の免疫効果を暴走させ重篤なアナフィラキシーショックを起こす危険性があり、万一刺された場合は素早い毒素の摘出を行わなければなりません。
特に、ペグ・ララの母体として機能する大型の個体は「ペグ・パウラ」と呼ばれ区別されます。
その優れた体格、無尽蔵に可燃性のガスを生み出し続け、触手から滴る猛毒は大変に恐れられ、「ナザルス海域の脅威」として、長年漁師の間で噂されます。
発達した触腕は小舟を容易く粉砕する膂力を持ち、捕食のために船を襲撃し、そのまま海中へと引きずり込んでしまうと云われています。
かつてペイルリーチで発生した、魔域由来の藻類がもたらす毒性に蝕まれたことで、浄化のできない宿痾を宿しています。
「渦鞭毛藻」と呼ばれるそれは、生命体にとって致命的な猛毒をもたらす他、病体が何らかの理由で猛毒を耐え抜いた場合、著しい凶暴化と身体能力の強化がもたらされます。
特に、全身に珊瑚のような腫瘍が形成された個体は極めて危険な毒性をはらんでおり、目まぐるしく変化するペイルリーチの位相に溶け込みながら、ウイルスの如く自らの毒性を流出させてしまいます。
最終的に、こうして毒性に耐え抜いた個体でも生命力を失い石灰化してしまいますが、極限状態で引き出された生存本能により、肉体を維持しようと他生物に無差別に襲いかかります。