“百鬼夜行”ハルト・ジ・モンディ
プレイヤー:響
泥臭く生き残る、それが盗賊だろ?
- 種族
- シャドウ
- 年齢
- 20
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [暗視][月光の守り]
- 生まれ
- 踊り子
- 信仰
- ランク
- ―
- 穢れ
- 0
- 技
- 17
- 体
- 7
- 心
- 3
- A
- 4
- B
- 6
- C
- 9
- D
- 5
- E
- 9
- F
- 7
- 成長
- 3
- 成長
- 3
- 成長
- 2
- 成長
- 4
- 成長
- 2
- 成長
- 3
- 器用度
- 24
- 敏捷度
- 26
- 筋力
- 18
- 生命力
- 16
- 知力
- 14
- 精神力
- 13
- 増強
- 増強
- 1
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 4
- 敏捷度
- 4
- 筋力
- 3
- 生命力
- 2
- 知力
- 2
- 精神力
- 2
- 生命抵抗力
- 11
- 精神抵抗力
- 11+4=15
- HP
- 43
- MP
- 19
- 冒険者レベル
- 9
経験点
- 使用
- 28,500
- 残り
- 0
- 総計
- 28,500
技能
- フェンサー
- 9
- レンジャー
- 4
- エンハンサー
- 2
- ウォーリーダー
- 2
- バトルダンサー
- 1
- マギテック
- 1
- デーモンルーラー
- 1
- セージ
- 1
- バード
- 1
- アルケミスト
- 1
一般技能 合計レベル:10
- 料理人(コック)
- 3
- 商人(マーチャント)
- 3
- 水夫(セイラ―)
- 3
- 貴族(ノーブル)
- 1
戦闘特技
- 《挑発攻撃Ⅱ》
- 《両手利き》
- 《シャドウステップⅡ》
- 《変幻自在Ⅰ》
- 《二刀流》
- 《マリオネット》
秘伝
- 《ナルザラント入門》
- 《パリィ&ブレイク》
- 《プランドリポスト》
- 《ストップアンドタッカー》
- 《ミハウ入門》
- 《ディスラプト》
- 《魔神のやつ入門》
- 《出目2固定》
練技
- [補]【キャッツアイ】
- [補][準]【ガゼルフット】
呪歌
- 【サモン・スモールアニマル】
賦術
- [補]【ヒールスプレー】
鼓咆/陣率
- [補]【怒涛の攻陣Ⅰ】
- [補]【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】
判定パッケージ
レンジャー| 技巧
|
| 8
| 運動
|
| 8
| 観察
|
| 6
| |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セージ| 知識
|
| 3
| | ||||||
バード| 見識
|
| 3
| | ||||||
アルケミスト| 知識
|
| 3
| | ||||||
ウォーリーダー| 先制
|
| 6
| |
- 魔物知識
- 3
- 先制力
- 6
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 27 m
- 全力移動
- 81 m
言語
| 会話 | 読文 | |
|---|---|---|
| 交易共通語 | ○ | ○ |
| シャドウ語 | ○ | ○ |
| 魔動機文明語 | ○ | ○ |
| 魔神語 | ○ | |
| 魔法文明語 | ○ | |
| 汎用蛮族語 | ○ | |
| バジリスク語 | ○ |
魔法/呪歌/賦術
| 魔力/奏力 | 行使など 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マギテック| 魔動機術
| 3
| 3
| +0
|
| デーモンルーラー | 召異魔法
| 3
| 3
| +0
|
| バード | 呪歌
| 3
| 3
| +0
|
| アルケミスト | 賦術
| ―
| 3
| ―
|
| |
| 技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バトルダンサー| 18
| 5
| ―
| ―
| 4
| フェンサー | 9
| 13
| ―
| -1
| 12
| |
| 武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 重いサーベル・カスタム | 1H | 9 | +2=| 9
| 9
| 4
|
祝福込み
| |
| ダガー | 1H投〈ソード〉 | 3 | 5 | 3 | 9 | 4 | |
| 迅雷の髪飾り | 1H投〈投擲〉 | 0 | 20 | 9 | +5=|
雷属性ダメージ,対象は目標値12の精神抵抗で半減
| | |
| 重いサーベルカスタム | 1H | 9 | +2=| 9
| 9
| 4
|
| |
| 技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
バトルダンサー| 18
| 5
| ―
| フェンサー | 9
| 13
| ―
| |
| 防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 鎧 | アラミドコート | 5 | +1 | 2 | |
| 盾 | フレックスグリップ強化バックラー | 2 | +1 | 0 | |
| 合計:フェンサー/すべての防具・効果 | 15 | 2 | |||
| 装飾品 | 効果 | |
|---|---|---|
| 頭 | 迅雷の髪飾り | |
| 顔 | アイソアーマスク | 1dを振り、1~3で遠隔攻撃誘導。7レべ以上には効果なし。 |
| 首 | マギスフィア | |
| 右手 | 敏捷指輪 | |
| 左手 | 敏捷指輪 | |
| 腰 | ブレードスカート | |
| 他 | アルケミーキット |
- 所持金
- 55 G
- 預金/借金
- G
所持品
魔香草*10
クロロ酵素*10
仮面
召異の刺青
穿山甲の舌*3
魔晶石(2点)*1
魔晶石(3点)*8
マテリアルカード
| B | A | S | SS | |
|---|---|---|---|---|
| 緑 | 16 | 2 |
- 名誉点
- 10
- ランク
- ―
名誉アイテム
| 点数 | |
|---|---|
| 秘伝 | 70 |
容姿・経歴・その他メモ
設定
信念は「弱者を踏みにじる者は悪」
綺麗な青年の様な出で立ちをしてはいる。
武器はサーベルだが、特注品のため見た目以上に重い。
本人はこれ一本で何とかするつもりらしい。
第三の眼は髪に隠れて普段は見えない。
経歴
生まれた家の家業は暗殺。
人の恨みを買い、恨みを晴らす仕事だったが「強者」と言う者がいかに傲慢で、信じられない物であることを知った。
彼自身に罪悪感と言うのはもう無い。
家族が殺し、自らもそれを助け続けたからだ。
最初から、放浪者として活動をしてきた。
ある時に、依頼人から「蛮族が畑や村を荒らして困っているから、集落を壊滅させてほしい」と依頼があり、複数人の傭兵たちと共に、蛮族の集落に向かい、無事"ほぼ"壊滅させた。
ある一人を除いて。
彼の名をシュメッゼと言う。
ハルトは「彼の純粋さは悪意の満ちた世界へ送り出すには酷だ」と考え
彼の、提案を受け入れた。
ハルト自身に罪悪感はない。
話しかける
あぁ、私がハルトだが…何か用か?
シュメッゼについて聞く
シュメッゼについて?
変なことを聞くやつもいるもんだ。
後先考えず突っ込む上、全てを信じるものだから大変な奴だよ。
全く…そこが、私の見込んだ部分でもあるがな…
何、良いやつだよ、優しいし何より人の痛みがよく分かる。
私とはまるで正反対だな
守ってやりたいか?
そんなバカな。
アイツだって自分の身は自分で守れる。
私が助ける前だって本人曰くそうしていたんだからな。
ほぼ同い年とは思えないね。
精神がなんていったって幼い。
純真無垢なまま、固定されてしまっている。
アイツがそう演じて精神を守っているだけかもしれないがな。
何、私は常に弱者の味方だ。
この悪意に満ちた世界では、腕っぷしだけじゃ、生きていけないからな…
アイツが自力で強者になるまでは私が守っているさ。
精神も含めて…な
セリフストック
「泥臭く生き残る、それが盗賊。だろ?」
「最後の手段ってのは、見せないし言わないのが正解だぜ?」
「私には第二第三の刃がある。見くびらないで欲しい。」
「真の一流ってのは、相手に能力をひけらかさないものさ。」
記憶の断片
各話の間や出会いなどの話
いつもはPxivだったけど、こっちの方が良いことに気が付いたので
こっちにSSを直書きします
はじまり
依頼を受けたハルトはいつもの傭兵たちの元へ向かう。
彼らは金さえ払えば、どんな仕事でもやる奴らだ。
それが、たとえ"殺し"でも。
通常、蛮族の討伐は冒険者の仕事になるが
依頼人が私に依頼したのには大きな理由があるらしい。
私への依頼は通常一枚の書面によって行われ
依頼が終了した場合、それらは多くの場合は破棄される。
何しろ、その書面は基本的に依頼主に写しを
私が原本を持つという形で保持されるが
冒険者への依頼でない場合の多くは
機密情報や少なくとも自己顕示のために使うからだ。
全く、なぜこうなってしまうのだろうか。
しかし、いつもは受けないとはいえ、これを放置しておくと
周辺の村の人が危ない故、どうせ行くことになっていた。
それはあくまで善意であり、一ガメルにもならない。
それ故、少しでも稼げるように利用するだけだ。
今回ばかりは自分に言い聞かせつつ扉を開く。
キィ
長年油をさしていないのか、耳障りな音を立てて扉が開く。
ここは、人目に付きにくくかつある程度の実力があれば安全だ。
なにせ周りは奈落の魔域だらけで、人も寄り付かない。
「10人だ。俺と同格程度のやつを10人。」
今回の蛮族の集落はミノタウロスが最大戦力だと確認している。
確認している限りでミノタウロスの戦える個体は、多くても6体。
それ以外は未成熟か、戦えたとしても相手にもならない程度だ。
「一人1000Gになります。」
依頼料の半分以上が無くなるがまぁいいだろう。
元より、14000ガメルなど期待していない。
「分かった、可能な限り早く頼む。」
山の中の洞穴を改造して作られた、おそらくこの群島の中で最も危険な酒場だろう。
しばらくして、10人の荒くれ者たちがやってきた。
「戯言はいい、料金は先払いする。
今回は蛮族の集落を壊滅させる。
それが終わったら帰って良い。」
と言って、全員に1000Gの入った袋を投げる。
「毎度あり」
と言う声を背中に聞きながら、私は酒場を後にする。
ここから、六ノ王の海域の蛮族の集落を目指す。
「いいか、船代は払わんからな。」
私は先に言っておく。
船に小一時間程揺られていると、陸地が見える。
「さ、仕事を済ませるぞ。」
武器を携えた男たち11人が蛮族の集落へ向かう。
遺跡群の近くにあるという情報がある為それを頼りに探す。
「見つかりやしたぜ!旦那!」
傭兵の一人から、報告が来る。
「分かった。これから殲滅作戦を開始する。
特に指示がない限り、蛮族はすべて殺して構わない。
囚われている人がいた場合は助けろ。
いいな?」
私は指示を出して、サーベルを抜く。
「旦那よぉ、そんな貧弱な武器で戦うつもりか?
無理だぜ、そんなのじゃ無駄死にだよ。」
毎回傭兵自体は違うやつらなので、もう説明も半ばめんどくさくなってしまった。
「安心しろ、俺はお前らと同じくらいは少なくとも戦える。」
用意しておいたダガーを確認する。
問題なくすぐに取り出せる。
「さて、刻限だ。」
私は、集落の正面に居る蛮族に対して後ろから切りかかった。
それから、どれだけが経っただろうか。
時間を見ることができなかったため分からないが
蛮族がおおよそ片付いた所で、一人の青年を見つけた。
歳は、同じくらいだろうか。
「大丈夫か?」
声をかけるが、その手には剣が握られている。
「く、来るな!」
「致し方なし…か」
青年の攻撃を盾でいなし、そのまま気絶させる。
「それは武芸ではなく暴力だ…可哀そうに。」
「この感じ、非常に珍しいな。ウィークリングと言うやつか。
私は、蛮族汎用語は話せない…」
それから程なくして、蛮族の集落は制圧された。
1話前「交流と初仕事」
日もまだ出ない早朝。
波の音が断続的に聞こえる浜辺付近で
私は青年を横に寝かせ、焚火をしていた。
傭兵たちを帰らせ、私は一時的にこの島に残ることにした。
何故なら、ウィークリングのこの青年から
話を聞かなければならないからだ。
「目が覚めたか?」
そばで横になっていた青年に声をかける。
しかし、交易共通語が通じるとは思っていなかった。
「どうして…」
蚊の鳴くような声で青年は言った。
「どうして俺の仲間を殺した!」
「……強い者に従う、君たちの世界ではそうなのだろう?」
「あぁ…」
私は、出来る事ならばもう少し時間をおいてやりたかった。
しかし、相手は子供ではない。
それならば、ここをためらう理由にはならないだろう。
「ならば、今君が前にしているのは圧倒的な強者だ。
しかし、私に君を殺そうという意思はない。
君は弱い。心も体もだ。」
「それに、君はもし私たちが今日集落を滅ぼさなかったとしても
仲間たちからひどい扱いを受け続けただろう。
ウィークリングとやらは、蛮族の世界では
ひどい扱いを受けるものだと聞いた」
彼は、しばらく沈黙した。
「ひどい事なんてされてない。俺が弱いから…」
「だから、だ。私が君を守ろう。
君に技を教え、君に武器を与え、知識を与えよう。」
今の私は、昔の私が言ってほしかったことを相手に押し付けているだけだ。
これは、私のエゴで彼の意思など微塵も尊重しない言い方だろう。
しかし、彼は
「あぁ、分かったよ。
そしていつか、お前を殺す。」
斜め上の考え方に私は呆気にとられてしまった。
「そうか、ならば私は寿命で死ぬか
君に殺されるか二つの死に方になったわけだ。
あぁ、それでいい。君は君らしく生きろ。
ただし、真の一流は"刃"は隠しておくものだ。」
「私は、ハルト・ジ・モンディだ。
お前を一人にするわけにはいかない。
どう見ても純粋すぎる。」
私は決めた。
彼を守り抜こうと。
彼は弱い。
彼が強くなるその日まで私は彼を守るのだと。
「俺はシュメッゼだ!よろしくな」
その言葉を発した時すでに彼から殺意は消えていた。
否。消されていた。
それから、数か月の時が過ぎた。
ある時、シュメッゼにこう言われた。
「なぁ、ハルト」
「俺、エンシェントブルーを見つけてぇんだよ。」
私は衝撃を受けた。
「そうか、なら仲間を集める所から頑張ると良い。」
「いや、ちげぇよ。」
「なぁ、ロマンを求めようぜ。
エンシェントブルー。見つけようぜ。
俺の仲間にならないか!?」
彼の眼は本心からそう言っているように見える。
「俺は、見つけたんだよ。やりたい事。
お前を殺すことはやめた。
俺は、エンシェントブルーを見つけて
お前に強くなったことを証明したい。」
私自身もこう在れたならどれほどよかったのだろうか
「分かった、お前の強さ。
見せてもらおうか。
しかし、綺麗ごとだけではない。
略奪。少なくともやらなければならない。
その覚悟があるか?」
彼は力強く頷いた。
その姿はさながら鬼の様であり
非常に美しいと形容されるだろう。
「俺は元より蛮族だ。
人族の社会じゃ、生きられないとは言わないが
生きにくいからな。
お互いに生きにくいなら
いきやすい道を選ぼうぜ?」
もう、彼は助けを求めてなどいない。
彼が真の強さに気が付いた時
私はもう必要ないだろう。
いつでも、彼の元を去れるよう
準備しておかなければならないな。
「さぁ、日が昇ったら帰るぞ。
ここでは、人目に付きやすい。
略奪をするのならば、七ノ王の海域が最も適している。
情報はそいつらから聞き出せばいい。」
程なくして日が昇り始める。
始まりの日の出だった。
一話後「光と影」
七ノ王の海域から抜け、一ノ王の海域の勇気市場。
明るい日が差し込む。
森の中に居た私たちは、一度情報収集を中断し必要なものを
各自買いそろえることになった。
周囲に人はいない市場の外れ。
私の武器の完成を待ちながらシュメッゼといる。
「なぁ、ハルト。アイツらいい奴だな。
隠していることもほとんどなさそうだし。」
「あぁ、そうだな。
シュメッゼ、ただ彼女らはいわば共犯者だ。
隠し事が絶対だめだと言う間柄じゃない。」
私は彼女らを仲間だと認識するつもりはない。
少なくとも共犯者の間柄だ。
もちろん協力すると言われた以上
向こうの目的にも可能な限り、協力する。
ただ、最優先は私たち二人の目的だ。
「ワサビニコフと言ったか、アイツに本当の名を名乗るかも問題だ。」
シュメッゼは少し考えた後
「しばらくは、名乗らなくてもいいんじゃないか?」
意外な言葉が返ってきた
「そうか、私はてっきり仲間になったんだし明かそうと言われるものだと思っていたよ」
「いや、アイツはいい奴なんだぜ?
でもよ、安全を考えた時に明かさない方が良いと思っただけだ。」
良いのか悪いのか、最近シュメッゼから純粋さが失われつつある。
価値観はまだどちらかと言うと人族のものに近い
がしかし、どう考えても私の影響を受けすぎている。
私はシュメッゼが至るべき場所へ至った時
彼の元を去ろうと思っている。
それももう近いかもしれないな。
だが、まだそれを言う時ではない。
「そうか、成長したな。
いずれ、私は作戦のサポートにだけ徹するときが来るかもしれない。」
「おう!そうなったらハルトの負担も減るし
そうなれるように頑張るぜ」
二話後「悪魔を喰らう者」
「そっちは何かめぼしい情報はあったか?」
ギルドを出た私はシュメッゼに問いかける
「何も。さっぱりだな。ギルドが出してる声明以上のことは誰も知らないみたいだな。」
「そうか…」
そんな折、二人の後ろに一つの影が近づいてくる。
「あ、いた居た!たしか君たちだったよね?
エンシェントブルーとかについて聞いてきた人」
そこには一人のエルフの女性が居た。
いつかの情報屋だった。
「あぁ、まぁ確かに聞きまわってはいるぜ!」
「そうだな。」
そして、彼女は一枚の紙を渡した。
「はい、これ新しい情報ね。あ、新出の情報だったらお代は貰うからね?」
彼女が新しい情報を持っているとは思えなかったがひとまず目を通す。
「私は、シルヴィア。仲間からは"八咫烏"って呼ばれたりもするね。
で。どう?新出だった?」
紙の内容
悪魔喰いについて
悪魔喰いはその名の由来は魔神を完全に喰らうことにあるが
その能力の効果範囲は、魔神だけにとどまらない可能性がある。
また、悪魔喰いの被害者は蘇生を拒否しないと宣言していた者を含んでいるが
皆、【リザレクション】は効果を及ぼせなかったという。
悪魔喰いは特定の遺跡周辺に出ている。
この情報は本来、冒険者ギルドが非公開にしている情報で
どうも、冒険者ギルドはその遺跡の探索を強行したいらしい。
確かにそれは、聞いたことのない情報だったが
マスターピースやエンシェントブルーに関わるものではなかった。
「確かに、未知の情報だったがこれは求めているものとずれているな。」
「ま、でも金にはなりそうだな、ありがとよ。」
シュメッゼが勝手に払っているが私が関わるべきではないだろう。
「ところで、この情報はどこから入手している?
冒険者ギルドの非公開情報など簡単には手に入らないだろう?」
彼女が冒険者ギルドの人間なら、手に入れようのない情報だし
一般の情報屋や他の遺跡ギルドなど人間ならなおさらだろう。
「んー…聞いちゃったんだよね。
たまたまギルドの裏手を通りかかった時に。」
「たまたまと言うことは無いだろう。
それとも情報元は明かせないルールなのか?
それならすまないな。」
いずれにせよ、冒険者ギルドが急いで探索を進めたい遺跡。
恐らくマスターピースにつながる新たな情報、もしくはそのものがあるのだろう。
「うーん…ま、いいや。役に立ててね。
今、この情報が一番欲しいのは、君たちだと思ったからね。
それじゃ。」
彼女は去ってしまった。
「何だったんだ?あいつは。」
「私にも分からない。しかし、"八咫烏"か…」
本来、神を象徴する名で呼ばれるのは<始まりの剣>級の者などだろう。
にもかかわらず、導きの象徴の二つ名で呼ばれているのか。
「八咫烏ってなんだ?」
「"導きの星神"ハルーラ神の象徴の一種だ。
もしくはそのものだとも言われている。」
「なるほどな。もしかしたら、アイツは偶然に導かれ続けてるのかもな。」
「運命を変えるか、見通すことができない限りそんなことはできないだろう?」
しかし、彼女の話し方から少なくとも私は嘘を感じなかった。
本当に偶然なのだろうか。
「おう!それもそうだな。」
潜水艦。ハルト一人の時____
ハルトは自身の仕事をするときに被っている仮面を見て物思いにふけっていた。
その仮面は、ゴブリンともオーガとも言えないが妖魔。
言うなれば鬼の仮面だった。
二つ名の由来。
二人の鬼の面の盗賊。
そこから人が増え、いつの間にか"百鬼夜行"と化していた。
しかし、アビスカースカルト達と出会って移行、ほとんど身に着けていない。
悪の象徴、自身の過去。
切っても切っても、切り離せない殺し屋の家系の血、倫理観。
彼にはいざと言う時、人族と命のやり取りになっても
他の蛮族や魔神と戦う時と変わらずに戦うことができるだろう。
しかし、本人からすればそれが完全な"悪"なのであり
アビスカースカルトやワサビニコフはあくまで"悪"ではなく"混沌を望む者"
なのだと解釈している。
"鬼"は例え同族であっても容赦情けの入る余地などない。
"百鬼夜行"
それは、本人が自らの意思で言う、唯一の自虐だった。
同じく潜水艦。シュメッゼが一人の時____
「あーーー!疲れた…」
「…明日からはまた忙しくなるな。俺はエンシェントブルーを見つけて
絶対にハルトにいろいろして貰わなくてもいいすげえ奴になるんだ。」
「俺は、弱かったからな…雑用、挙句の果てには食料にされかけたっけ…」
「でも、俺はこの群島で最強になって、古代竜と対等に戦えるくらいまで強くなって…
誰からも助けられずに、みんなを守るんだ。」
「"悪鬼帝君"…いい二つ名が付いたな…
俺は悪…蛮族だからな。」
「でも、黒はより強い黒によって塗りつぶすことができる。
だったら、島の人から一番恐れられる悪になれば、みんなを守れるな…」
「ハルト…この島の人がお前を"悪"だと言うなら…俺はより強い"悪"になるからよ
お前が俺を守ってやれるでっかい男になるからよ。」
四話後「愚者の罪」
海岸線。最初に二人が出会ったあの場所のような海岸。
向こうには古代龍の島が見える。
「なぁ、ハルト。俺たちは遂にエンシェントブルーへたどり着いたんだな。」
「そうだな。考えてみると、短いようでも長いようでもあった。」
「シュメッゼもここ最近で一人で旅をできるくらいには強くなったからな。」
ハルトはにこやかな顔で海を眺める。
その顔に迷いはなかった。
全てを決めてあとは実行するだけとなった。
そんな顔つきだ。
「ま、俺も強くなったからな。」
「だけどよ。ずっと俺の隣にいてくれよ?俺はハルトの指示がねぇとよ。
判断が遅れるんだからよ。」
判断の遅れ。ギルドマスター(の幻影)と戦った時や悪魔喰いの雑魚を処理し続けた時
その二つの戦闘において無意識下で判断をしていたのだろうか。
的確に動くことができるようになっていた。
「しかし、私はシュメッゼのように純真無垢ではいられない。
なにせ、これまで何人殺したかも覚えていない。
家に居た時も、スラムに居た時も、この島に来てからも。
シュメッゼと出会うまで殺しをすることに対しての罪悪感はなかった。」
「だったらよ!!そのまま足を洗えよ!!俺だって、今でも気を抜くと殺しちまいそうだ。
だってよ、俺は蛮族だからよ……お前とは違う。俺には信念もねぇし。目標もこれしかねぇ
だったらよ、俺と大陸まで行って冒険者でもやろうぜ?」
シュメッゼは心の底からそう願っていた。
「冒険者か、確かに悪くはない。だが、私に正義を語る資格などない。
それが間違った正義だとしても、彼らは同族を殺してなどいない。
しかし、私はそうではない。私から永久に同族殺しの罪は消えない。」
シュメッゼは少し考えて、思いついたような表情をして
「でもよ、二ノ王はよ……最後まで過ちに気づけなかったんだぜ?そして、多くの同族を殺した。
ま、あいつはコボルドだから実際は違うんだがよ。でもあいつにとっては同族だ。
でも、ハルトはすべてを終わらせた後じゃなくて終わらせる前に気づいるんだろ?」
「私は……私は……いや、彼は責任を取った。
私は責任を負う勇気もない。」
責任。放浪を続けていればすべての責任は自身で負うことになる。
ただ、責任から逃げ続けたハルトにとってその責任は大きくなりすぎた。
「まぁ、私は私なりに責任を取ろうと思う。」
最終回直前スペシャル「Take Back Yesterday」
海岸線。彼らにとっての昨日にもいた同じ場所。
同じ景色を眺めながら話す。
昨日と違うのは、彼らの"仲間"が一人"存在しなかったこと"になったことだろうか。
「なぁ、ハルト。お前はあいつ等に特別な感情を抱いてないって言ってたよな?」
シュメッゼが語り掛ける。
「あぁ…少なくともそう思っていた。そうでもなかったみたいだな。
また、守れなかった……」
「また…?」
「あぁ、"また"だ。過去にも一人守り抜きたい人がいた。
だが、彼女は目の前で死んでしまったからな…
だから、人族とむやみに関わりたくなかったし、騒ぎも起こしたくなかった。
彼女のように、お前に死んでほしくなかったから。」
波が近づいては引いていく。
しばらく波の音だけが反響する。
「なぁ…ハルトはよ、俺がお前より弱いと思うか?」
静寂を破ったのは静かな声だった。
「いや、弱くはない。ただ…ただ単純にお前と言う大切な相棒を失いたくなかったんだ。
だから、これ以上危険なことはさせたくないし
正直、今すぐ群島から逃げたいと思ってる。
だが、お前は違うんだろ?」
シュメッゼは立ち上がりハルトに手を差し伸べる。
「おう!俺は俺の生まれた故郷を守りたい。ただ単純にな。
それに、だ。これまでのライバルと共闘する。ロマンがあると思わねぇか?」
シュメッゼの純粋な笑顔。
これまでに幾度となく死線に身を投じ
幾度となく死に近づいたというのに、彼の目は輝いていた。
「それに、俺は蛮族だからよ。一番強くねぇと気が済まないんだ!
俺は、ギルドマスターと一緒にアイツを倒して、ギルドマスターに手合わせしてもらう
そうして、この群島で俺が一番強いってことを証明するんだ!」
ハルトにはシュメッゼが適当に言っている部分もあると分かっていた。
だが、今のハルトはそれを指摘することはしなかった。
「分かった。もとより私は君を助けた身だ。
君の面倒は最後まで見る責任がある。」
そしてハルトはシュメッゼの手を取り立ち上がる。
二人は向かい合って
「さぁ!行こうぜ!俺たちの昨日を取り戻して、明日を守ろうぜ!!」
「…あぁ…行こう。私は今度こそ責任を果たそう。」
最終回終了スペシャル「群青の記憶」
エンシェントブルーを手に入れた時
そこが私の彼との最後の時だと決めていた。
しかし、彼にはもうすでに次の夢があり
私には無かった、抱くこともできなかった友を忍ぶ気持ちがある。
だから私は決めた。
私はすべてを捨て、彼の影になった。
私は何も否定しない。
私は彼のすべてを肯定する。
間違ったことであってもそこに私の意志が介入する必要はない。
それは、彼が本来の生きる道である「バルバロス」の道へと戻っただけだ。
しかし、私の意志は介在しないが私自身は自身で考えてそれに従う。
結果として私たちは誰にも知られることはなかった。
そして、七王群島には英雄が生まれた。
恨みという強い感情で種としての限界を超え
圧倒的な力を前にしても果敢に戦い抜いた、素晴らしき英雄が。
私は、そうなりたかった。
しかし、私の技はそれを許さない。
人を惑わし、うまく誘導し、的確に急所を突く。
そんな技は英雄にふさわしくない。
私は、英雄になれない。
"自由に行こうぜ"かつてこの世界に存在した、友の言葉。
グリーマは自由な国を作ろうとした。
シュメッゼは、それに従い、自らの"ロマン"を追い求めた。
私が求めたいものとは何なのだろうか。
「…い…おい!ハルト。大丈夫か?」
シュメッゼが呼んでいる?
暗い…?
あぁ、舞台袖に居たんだったな…
「あ、あぁ私は問題ない。そろそろ時間か?」
この国を目標に冒険者たちが行軍しているとの情報を受けた。
そして、その集団が今日着くのだ。
シュメッゼは舞台に出て、声を張り上げて言った。
「いいか!お前ら!死にそうになったらすぐ戻れ。
国のために命を失うことはない。
相手に損失を与えたければ生きろ。」
聴衆の蛮族たちから歓声が上がり、続きの言葉を待つ。
「さぁ、自由に行こうぜ!!」
ラーリスの聖印を掲げ、額に片手をかざす。
かつての友がそうしていたように。
シュメッゼは自由に生きている。
そこに何の意思も介在していない。
何にも縛られず、何にも邪魔されない。
それが、"悪鬼帝君"の名を持つ兵長の生き方だ。
シュメッゼは短い演説を終えこちらに戻ってくる。
「でも、あいつにだけは縛られてるんじゃないか?
アイツなら、"俺のことなんか気にせず、自由にしろよ"って言うだろうに。」
ふとしたつぶやきが伝わる
「"まぁ、そんなこともあるさ。"俺は俺の自由を求めてるんだ。
アイツのおかげでもあるけどな。」
シュメッゼの表情はどこか遠くを見ているようだった。
遠くにある七王群島を、どこか遠くにある時間を見ているようだった。
そして、近くに一人のオーガがやってくる。
「兵長。敵襲です。」
短く告げた彼は、シュメッゼを見ている。
私はすでにいない。
「分かった。"私が"対処しよう。
2、5、6番隊を回してくれ。
それ以外はすべて下げて"グリーマ様"の護衛に回してくれ。」
シュメッゼはそう言って、歩き出す。
後ろを気にする様子はなく
かつてはあった隣の"影"を気にする素振りもない。
なぜならば、そこには影しかないからなのだ。
「どうなってる!?蛮族が全部下がっていくぞ!」
一人の剣士が叫ぶ。
彼も、この大陸では著名な冒険者だ。
彼だけではなく彼のパーティメンバーも皆そうだった。
「おいおい、困るぜ。豪快にうちの部下をやってくれちゃ。
"悪鬼帝君"は部下を大切にするって聞かなかったのか?
さぁ、"呪い"の力を見るがいい!!!!」
盛大に名乗りを上げ、剣を抜く。
彼の身に宿る呪いの数は誰よりも多い。
同時に、それらは彼に力を与える、祝福でもあるのだ。
群青の祝福は彼の光だ。
「舐めるなよ!ハッ!!」
剣士が切りかかる。
当然、当たることはない。
徐々に影が形を取り戻す。
「あぁ…すまないな。帝に刃は届かない。
さ、全隊。私の指示に従え!!
"百鬼夜行"を始めようか。」
そして、群青の呪いは私の影だ。
「帝には影武者が必要だろ?
ま、影だからよ?二人同時に相手してるわけじゃねぇんだ。
そこんところ分かってくれよな。」
今も、空は碧く澄んでいる
カース
施しは受けない(抵抗:任意の魔法を受けた場合に精神生命抵抗-2)
古代龍検定5級
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キャラクター作成 | 10,000| 6,000 |
80 | 器用×2 | 敏捷×2 筋力×2 生命×2 知力×1 精神×2
|
| | ||
| 能力値作成履歴#176302-2 | ||||||||
| 1 | 第一話 | 2,160| 3,850 |
| 精神 | Dream Frogさん
|
| | |
| 探索パート | 1,840| 3,000 |
| 生命 |
|
| | ||
| 2 | 第二話 | 3,600| 4,725 |
| 器用 | ド〇エモンさん
|
| | |
| 探索パート | 3,000| 1,500 |
| 敏捷 |
|
| | ||
| 3 | 第三話 | 3,700| 10,000 |
| 知力 | 響
|
| | |
| 探索パート | 生命 | |||||||
| 4 | 第四話 | 4,200|
|
|
| Dream Frogさん
|
| | |
| 取得総計 | 28,500 | 29,075 | 80 | 17 | ||||
収支履歴
サーベル::-190
アラミドコート::-750
バックラー::-60
迅雷の髪飾り::-1500
アビス強化::-2000
カスタム*3::-900
ダガー*5::-300
フレックスグリップ強化::-250
仮面::-20
魔香草*5::-500
サーベル::-190
アビス強化::-2000
カスタム*3::-900
マギスフィア(小)::-200
シュメッゼから借りる::310
名誉点の代替::-300
移動第::-50
シュメッゼから借りる::1730
ブレードスカート::-4580
ストップアンドタッカー::-200
グリーマに貸す::-4000
違法賭博::-2000
賭博勝ち金::8000
ミハウ入門名誉代替::-500
ディスラプト代替::-200
アイソアーマスク::-2000
シュメッゼに返す::-2040
RP上利子として::-700
魔香草*5::-500
クロロ酵素*5::-250
マテリアルカード(緑)A*8::-1600
アルケミーキット::-200
マテリアルカードA(緑)*2::-300
召異の刺青::-100
流派関係::-140
穿山甲の舌::-300
魔晶石(3点)*5::-1500
マテリアルカード(緑)S*2::-4000
マテリアルカード(緑)A*4::-800
敏捷指輪*2::-1000
流派::-140
魔晶石(3点)*3::-900
マテリアルカード(緑)A*4::-800
魔晶石(2点)*1::-200