楽園の鍵
基本取引価格:取引不能
- 知名度
- 49
- 形状
- 幾何学模様が刻まれた鍵
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 古代魔法文明
- 概要
- 折れたカリバーンの一部を加工して作られた、「聖剣を封じるための鍵」。
- 効果
-
折れてしまった魔剣「カリバーン」の剣先のほうを加工したもの。
元々同じ1本の剣であったためか、柄側を加工して作られた「理杖アヴァロン」――その自覚が芽生えたエムリス・アンブローズはこの鍵が何処にあるのかを自由に把握することが可能である。
また、「理杖アヴァロン」はこの鍵がなければ完全な形の魔剣ではないため、迷宮の攻略が不可能となる。これはマーリンの転生体確保を果たすと同時に、「十三魔剣の迷宮が一つでも形を成している限り」続く、聖剣封印の最後の要としての役割もこなしている。
由来・逸話
遥か昔。
魔術師マーリンは、自身の予備の転生用肉体を欲した。子どもを成し、赤子に魂が宿る前に転生する方法もあるにはあったが、この世を脅かす「聖胚」に対しては、それだけでは不十分だと推測したからだ。
そして彼は、魔剣の迷宮に目をつけた。
魔剣の迷宮とは、その魔剣の性質に応じて自由に姿形を変えるもの。
それを利用し、ある魔剣の迷宮を、自身のクローンと合成し、転生用の肉体として加工することを目論んだのだ。
そもそも彼は生まれからして■■の器。本質的に剣に近しいがゆえに、魔剣の迷宮に転生することに問題はなかった。
だが、それとは別に、彼はある問題に取り組まなければならなかった。
「迷宮は、魔剣に所有者がいない場合にのみ作られる」
「逆説的に、迷宮を転生先とする以上、その魔剣には所有者がいてはならない」
そこで彼は、一つの方針を打ち出した。
「そもそも迷宮を攻略できない形、不完全なものにしてしまえばいい」
と。
閃いてしまえば後はたやすいものだった。
彼は、すでに砕け、不完全な形となっていた魔剣「カリバーン」を利用することにしたのだ。
そうして生まれたのが、「理杖アヴァロン」と、その迷宮である「人型の転生体」。そしてこの「楽園の鍵」だった。