聖戦の烽火
- 知名度
- 50
- 形状
- 各人の信仰する神の〈聖印〉に似ている
- カテゴリ
- 装飾品:任意
- 製作時期
- 神紀文明
- 概要
- 聖戦に臨む選ばれし勇士に贈る加護の標
- 効果
-
●常時効果群
このカテゴリの効果はすべて、常時適用されています。
[常]ライフォス神の加護
装備者は、剣の恩寵を2回使えます。また、選べる効果に、任意の対象の行為判定の直後に宣言することで、振り直しを行わせる力が追加されます。
[常]グレンダール神の加護
装備者が威力表を用いる時、威力は「+20」(最大100)された上で出目が常に「+1」されます。
ただし、10分や1分の時間をかけて行う薬草や薬品の使用には適用されません。[常]ティダン神の加護
装備者は、独自のパラメータ「生命の輝き度」を得ます。初期値は最大値の「3」で、「0」までの数値を取り得ます。
装備者のHPが「0以下」になった時、生命の輝き度が「1」以上なら、生死判定を行う前に生命の輝き度を「-1」し、即座にHPを全快して復活することを選べます。
復活する際は、持続的に発生している魔法や効果を、任意の数だけ選んで解除できます。
生死判定を行うことを選んだ場合、生命の輝き度を「3」にリセットします。
また、生命の輝き度が「0」の状態では、上述の復活を行うことができません。
通常に生死判定を行った際は、この効果による復活ではないため、HPの全快や持続的な効果の解除を行えません。
ただし、生死判定の結果により死亡した場合は、穢れ度を「+1」、生命の輝き度を「-1」することで、即座にHPを全快して復活できます(あえて死亡したままで居ることも可能です)。[常]アステリア神の加護
装備者は、「抵抗:回避力/消滅」の効果を、「抵抗:回避力/半減」として与えることが可能です。
半減された場合、転倒などの付加効果は与えることができません。
半減された場合はさらに、C値は「13(なし)」に変更されます。ただし、「クリティカル無効を無効にする能力」(例:《必殺攻撃Ⅲ》)を適用している場合は、C値を変更されません。●1R1回制限群
このカテゴリの効果は、いずれか1つのみを、1Rに1回使用できます。
各効果を受ける前に、補助動作として使用を明言する必要があります。- 運用上の補足
- 実卓での運用では、慣れないでしょうから、主動作をやり終えたあとで後出しになってしまっても概ね構いません。
ただし、「[補]ミルタバル神の加護」のみは、極力行使判定などを振る前・遅くとも敵の抵抗ダイスが振られる前までに決める必要があるものとします。
[補]ミルタバル神の加護
1R(10秒)の間、「抵抗:必中」でダメージを与える効果を、「抵抗:回避力/半減」に変更します。
能動側の判定に用いる固定値が定められていない効果の場合、「冒険者レベル+精神B」を基本にGMが裁定します。
半減されていても本来のダメージ量を与え、C値が変更されません(回転します)。ただし、半減された場合、転倒などの付加効果は与えることができません。
抵抗を突破した場合、与える合算ダメージを2倍にします。[補]ミリッツァ神の加護
1R(10秒)の間、発生させた合算ダメージ1つに対して適用可能です。
そのダメージを「冒険者レベル×10%(端数切り上げ)」分、加算します。
1つに対して適用するか、手番が終了したら、この効果は失われます。[補]シーン神の加護
1R(10秒)の間、ダメージを発生させない(回復やバフ、デバフなど)魔法や練技、賦術などを主動作で発生させる時、それらに対して適用可能です。その効果量を2倍にします。
複数の対象を取る場合も、その対象のすべてに2倍の効果を与えます。●事前効果群
このカテゴリの効果は、主に接敵前に恩恵を受けるものです。
[常]キルヒア神の加護
- 概要
- 事前に知名度3で魔物知識判定を行える。弱点は抜けない
詳細
“賢神”キルヒアは、その権能によって、冒険者ないし放浪者たちがあらゆる知識へ到達できるように補助します。
その現れの1つが、今回戦う相手について事前に知る機会です。
拠点に留まり、目前に敵が居ないままにして、直近で交戦するすべての魔物に対し「知名度/弱点値:3/-」として、魔物知識判定を行うことができます。
この判定を行った後、適切な準備を行ってから戦場に赴くことが可能です。
ただし、この判定に成功しても〈狩人の目〉の効果は得られません。
弱点が存在する魔物だった場合でも、この加護のみで見抜くことはできません。
通常の戦闘準備での魔物知識判定でなら、弱点値以上の達成値を出すことにより見抜いたり、知名度以上の達成値を出すことにより〈狩人の目〉の効果を得ることができます。[常]ガメル神の加護
- 概要
- いつも通りの買い物ができる
詳細
“貨幣神”ガメルは、その権能によって、下界で生み出される様々な物品を、適正な商取引を行なったものとして、冒険者や放浪者に提供します。
これにより、どこに居ても、アルフレイム大陸で一般的に行われる適正な商取引によって得られるアイテムを入手できます。
非売品でない、下界で通常に購入可能なアイテムのすべてを入手することができますが、あくまで商取引によって得るので、その代価は適切に支払わなければなりません。
また、アイテムを得るためには1時間を要します。
一度に購入するアイテムの数や種類は問いません。
由来・逸話
聖戦に多くの強者を動員するにあたり、神々が用意した標識です。
このアイテムを装備している者は、聖戦の折に第一・第三の剣に連なる神々から、強力な加護を授かることができます。
《戦域魔導術トルクワート》(⇒『BM』56-57頁)のように、この標識を持つものだけを選別して、神々は加護を広域に余さず授けます。
このアイテムを知る者は、今伝わる〈ロッセリーニの魔法印〉は、この標識を参考に安価に生産できるようにしたものだと嘯いています。
ハウスルール
以下に記載する効果はハウスルールの説明であり、このアイテムを装備しなくても適用されます。
記法「目標値:(a, bi)」/虚数目標値
これは、その判定に挑むキャラクター1体につき、判定を2回振り、「1回目:a以上」「2回目:b以上」の結果を得て初めてその判定に成功したと扱うものです。
具体例
先制値:(20, 20i)
2回の判定で、どちらも「20以上」の結果を得た場合、そのキャラクターは先制判定に成功したと扱われます。
2回のうち、どちらか片方でも「19以下」の達成値であったなら、そのキャラクターは先制判定に失敗しています。
回避力:(2d+27, 30i)
1回目の回避力判定は、2d+27でダイスを振ります。
「その結果より1以上高い」達成値をPC側が出せていたら、1回目の命中力判定に成功です。
2回目の回避力判定は、固定値で30を用います。
「31以上」の達成値をPC側が出せていたら、2回目の命中力判定に成功です。
2回のうち、どちらか片方でも失敗していたなら、命中しなかったものとなります。
個別事例
共通して「1回の判定」にのみ作用するものはaかb片方のみ、「1回の行動」に作用するものはaとb両方に作用します。
もし例外があったなら、GMの解釈ミスですので、随時ご指摘ください……!
△【ペネトレイト】:片方
「判定を行う前にそのうちの1つを選び、それにのみこの効果が適用されます。」
とあるため、aとbの片方にのみ適用できます。
どちらに適用するかは、PLの任意です。
《影矢》:両方
「1回の遠隔攻撃」に作用するため、aとbの両方に適用できます。
仮に「回避力:(29, 24i)」だった場合、
まず2回振って「30以上」の命中力判定の達成値を得て、
さらに2回振って「25以上」の命中力判定の達成値を得ることで、
1つの投擲武器もしくは〈矢弾〉が命中します。
この際、x4のダイスコマンドを用いたり4回連続で振るなどして、
一気に命中力達成値を確認してから、どの判定に〈能力増強の指輪/腕輪〉などを振り分けるかを検討して構いません。
投擲する武器、または、射出する〈矢弾〉は、同一のものを2つだけ使用します。
《切り返し》:両方
「1回の近接攻撃」に作用するため、aとbの両方に適用できます。
仮に「回避力:(29, 24i)」だった場合、
まず2回振って、「30以上と25以上」の達成値を得ていれば、その時点で命中です。
《切り返しⅡ》の場合、ダメージ+4の効果を得られます。
片方もしくは両方満たなかった場合、その分をさらに振る機会が与えられます。
攻撃を試みた対象がすべて虚数目標値の回避力判定、かつ、命中側がaとbの片方でも失敗していた場合、《切り返しⅡ》でもダメージ+4の効果は得られません。
〈能力増強の指輪/腕輪〉・〈陽光/月光の魔符〉:片方
各判定を行い、行為反転のサイコロを振って2dの出目を得た直後に「壊す/破く」ことを宣言するものなので、aとbの片方にのみ適用できます。
戦闘特技《影矢》や《切り返し》などの効果で判定機会が増えている場合、それぞれ個別にしか達成値増強の効果を適用できません。
「剣の恩寵」:片方
自身の判定前に+4を宣言するもの、他者の判定後に+2を宣言するもの、他者の判定後に振り直させるもののすべてが、片方のみです。