【四神統天流】
(コルガナ地方)- 入門条件
- 50名誉点、《武器習熟A/ソード》
この流派が成立したのはおよそ二百年前、大破局の一応の終結後、魔神や蛮族との大規模な戦乱が断続的に続いていたころです。当時の戦場では、蛮族の猛烈な攻撃力に対抗するために兵士たちの間では重装と盾を持つことが主流であり、戦いでは盾を持つことを前提とした戦法が主流でした。しかし、【四神統天流】の開祖はそのあり方に疑問を抱きました。盾に守られた剣は、盾を失った瞬間に無力になると考えたためです。
開祖は、盾を捨てることで初めて剣の役割が純化され、攻撃・防御・間合い制御のすべてを剣と身体操作のみで担えると結論づけました。この思想は当時としては異端でしたが、軽装でも機動力を活かすことで、実戦において徐々に成果を示していきます。
四神統天流の剣理は、青龍・朱雀・白虎・玄武の四神になぞらえ、それぞれを「速」「攻」「破」「守」の四型として体系化しています。修行者は戦闘に先立っていずれかの型を定め、その理に基づいた剣の運用を行います。
青龍の型は、素早い踏み込みと間合いの保持によって戦いの主導権を握る剣です。
朱雀の型は、連続攻撃と圧力によって敵を押し切る剣となります。
白虎の型は、防御や構えそのものを破壊することを目的とした剣であり、
玄武の型は、受けと捌きを重ねて敵の攻勢を崩す防御の剣です。
特筆すべき点として、この流派では、防御に特化した玄武の型においても盾の使用は認められていません。四神統天流における防御とは、外部の装備に頼るものではなく、己の得物を巧みに操ることで敵の力を受け流し、軌道を逸らし、反撃に転じる働きを指します。この考え方は、開祖が盾陣の崩壊を目の当たりにした経験に基づくものとされています。
流派名にある「統天」とは、天を支配することを意味する言葉ではありません。刻々と変化する戦場の状況、すなわち天の理を読み取り、その流れに剣を適応させ続ける境地を表しています。そのため四神の型を固定せず、戦況に応じて切り替えることが、四神統天流の真髄とされています。
現在では、四神統天流は少数精鋭の剣士によって伝承されており、盾を用いない戦法ゆえに習得難度は高いとされています。それでもなお、剣一本で戦場に立つ覚悟を持つ者にとって、この流派は今なお大きな魅力を備えた剣術体系であると言えるでしょう。
流派アイテム
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| 〈太刀風の草履〉 | 8/11 | 装飾品:足 | 1,000G +名誉点30 | 回避力+1、カテゴリ〈盾〉の防具と同時装備不可 |
秘伝
【四神統天流】の秘伝を使用する場合、いかなる方法でもカテゴリ〈盾〉の防具を装備することはできません。また、それぞれの秘伝は、その秘伝の前提となっている宣言特技と同時に使用することはできません。
《四神・青龍の型》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《牽制攻撃Ⅱ》
《足さばき》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 制限移動の距離を20mに変更、命中力判定の出目を「8」にできる
- 効果
この秘伝を宣言した以降の10秒(1ラウンド)の間、秘伝使用者は「制限移動」で20mまで移動できるようになります。このとき秘伝使用者の移動力が「20」未満でも、拘束されているなどの理由で移動力が「0」になっている場合を除いては、同様の効果を発揮します。基本戦闘では、制限移動で2エリアを移動できるようになります。
また、この秘伝を使用したラウンドで最初に行う武器攻撃の命中力判定で、受動側の回避達成値が秘伝使用者の命中達成値を上回っている場合、秘伝使用者は自身の命中力判定の出目を「8」に変更することができます。
この秘伝を宣言して複数を同時に攻撃する場合、その攻撃すべてに効果が適用されます。
《四神・朱雀の型》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《必殺攻撃Ⅱ》
《全力攻撃Ⅱ》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ファイター技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 威力表の出目+1、武器攻撃時の威力表参照の出目を最初の1回に限り「10」にできる
- 効果
この秘伝を宣言した武器攻撃が敵に命中した場合、威力表使用時に振る最初の2dの出目が「2-9」の場合、秘伝使用者はそれを「10」に変更することができます。出目が「10-11」である場合には、それを「+1」して扱うことができます。6ゾロ(12)の場合は、そのまま使用します。この処理でクリティカルが発生した場合、その後のクリティカル後の振り足しでは威力表の出目を単純に「+1」し、1ゾロ(2)や6ゾロ(12)が出た場合には、そのまま使用します。
この秘伝を宣言して複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選びます。そして、その1体のダメージ処理において上記の処理を行います。この対象の選択はダメージを決定する前に行います。
《四神・白虎の型》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《挑発攻撃Ⅱ》
《囮攻撃Ⅱ》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 挑発効果、「知能:高い」な対象の能動的行動判定-2
- 効果
この秘伝を宣言した武器攻撃が敵に命中した場合、以降の10秒(1ラウンド)の間、対象は《四神・白虎の型》を使用したキャラクターのみを対象に攻撃しなければなりません。挑発した対象が秘伝使用者を攻撃できない場合、もしくは、攻撃の際に他のキャラクターを同時に攻撃しなければならない場合には、対象が行う命中力・魔法行使判定は自動失敗します。知力18以上のキャラクターや「知能:高い」やそれ以上の魔物の場合には、対象は秘伝使用者への攻撃を強制されることはありませんが、秘伝行使者以外のキャラクターを対象に含む能動的行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。
この秘伝を宣言して複数を同時に攻撃した場合、命中した対象すべてにこの秘伝の効果が発揮されます。
△《四神・玄武の型》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《シャドウステップⅡ》
《回避行動Ⅱ》
- 限定条件
- 〈ソード〉
- 使用
- フェンサー技能 or バトルダンサー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 「5」点のMPを消費して回避力判定を振りなおせる、また、敵が自身に対して行った命中力判定の出目を「7」にできる
- 効果
この秘伝を宣言した直後の10秒(1ラウンド)の間に秘伝使用者が敵の攻撃に対する回避を試みる際、その判定の結果が意に沿わないものであった場合、「5」点のMPを消費することで判定をやり直すことができます。このとき秘伝使用者は、直前に攻撃者が行った命中力判定の出目を「7」に変更することができます。
このやり直しの試みは、1度の回避力判定に対して1回までしか行うことができません。